17日、大阪市立大学文化交流センターで「中国・東アジアのダイナミズム」の3回目「東アジア国際秩序の近未来-東南アジアからの視点-」を受講しました。講師は大阪市立大学大学院法学研究科教授の永井史男さんです。
講義の骨子は以下の通りです。
1、東南アジア諸国は中国とどのような関係にあるのか?
2、東南アジア諸国は中国の台頭をどうとらえているのか?
3、日本は東南アジアと今後どう付き合って行けば良いのか?
中国は南シナ海で東南アジア諸国との安全保障上の懸案を抱える一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係ではいち早く自由貿易協定(FTA)を提起するなど、経済関係強化に努めてきました。
結論
・一筋縄ではいかない関係:協力と緊張
・安全保障面:南シナ海では今後も緊張が続く。ASEAN地域フォーラム(ARF)による解決はかなり難しい。現実には米国頼み。
・地域経済協力面
・中国の中進国化 → ASEANの中進国と競合。
・中国国内の非関税障壁
・大メコン圏開発 → 中国からカネ、モノ、ヒトが来ている。
日本への示唆
・中国が経済成長を続けて行くためには、良好な国際環境の保持は重要。
・東南アジアと日本の協力関係は引き続き維持するのが望ましい。東南アジアにとっても利益あり。
・ただし、日本の動きが遅いとの認識がASEANサイドには存在。
詳細は[こちら]をご覧ください。
講義の骨子は以下の通りです。
1、東南アジア諸国は中国とどのような関係にあるのか?
2、東南アジア諸国は中国の台頭をどうとらえているのか?
3、日本は東南アジアと今後どう付き合って行けば良いのか?
中国は南シナ海で東南アジア諸国との安全保障上の懸案を抱える一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係ではいち早く自由貿易協定(FTA)を提起するなど、経済関係強化に努めてきました。
結論
・一筋縄ではいかない関係:協力と緊張
・安全保障面:南シナ海では今後も緊張が続く。ASEAN地域フォーラム(ARF)による解決はかなり難しい。現実には米国頼み。
・地域経済協力面
・中国の中進国化 → ASEANの中進国と競合。
・中国国内の非関税障壁
・大メコン圏開発 → 中国からカネ、モノ、ヒトが来ている。
日本への示唆
・中国が経済成長を続けて行くためには、良好な国際環境の保持は重要。
・東南アジアと日本の協力関係は引き続き維持するのが望ましい。東南アジアにとっても利益あり。
・ただし、日本の動きが遅いとの認識がASEANサイドには存在。
詳細は[こちら]をご覧ください。