第七藝術劇場で話題のアメリカ映画「THE COVE ザ・コーヴ」を鑑賞しました。和歌山県太地町の入り江(コーヴ)で行われているイルカ漁を撮影したドキュメンタリーです。平日昼間の観客の入りは20名足らずですが、話題作ということ(また土曜日ということ?)で96席はほぼ埋まりました。
「古式捕鯨発祥の地」とされる太地町で行われているイルカ追い込み漁を批判的に描いています。撮影は隠し撮りで行われました。鑑賞しながら嫌悪感を感じたのは、水産庁や警察官、漁民を徹底的に悪役として描いていることです。関係ないのに、築地市場でマグロが並べられた映像が映し出されていました。また、イルカ肉に含まれる水銀の健康問題についても、水俣病の映像を入れていました。プロバガンダの映画としては良くできています。それ故に、映画を観た人びとが、作り手の主張を鵜呑みにする恐れがあります。
太地町の関係者は上映中止を訴えるのでなく、映画の内容に捏造や恣意的な編集があれば、事実に基づいて正々堂々と反論すべきだと思います。詳細は[こちら]をご覧下さい。
「古式捕鯨発祥の地」とされる太地町で行われているイルカ追い込み漁を批判的に描いています。撮影は隠し撮りで行われました。鑑賞しながら嫌悪感を感じたのは、水産庁や警察官、漁民を徹底的に悪役として描いていることです。関係ないのに、築地市場でマグロが並べられた映像が映し出されていました。また、イルカ肉に含まれる水銀の健康問題についても、水俣病の映像を入れていました。プロバガンダの映画としては良くできています。それ故に、映画を観た人びとが、作り手の主張を鵜呑みにする恐れがあります。
太地町の関係者は上映中止を訴えるのでなく、映画の内容に捏造や恣意的な編集があれば、事実に基づいて正々堂々と反論すべきだと思います。詳細は[こちら]をご覧下さい。