3月11日、立命館大阪オフィス主催の「木津川 計/生活文化講座」の第6回(最終回)「<都市格>を大阪はなぜ低下させたのか-また再び含羞都市へー」を受講しました。
1、大阪、現下の困難ー文化としての都市格の低下と経済としての都市の衰弱
橋下徹氏の知事選出馬の街頭での第一声は「僕は大阪に育てられた。(中略)今、その大阪に元気がない。全国から汚い、治安が悪いと言われている。大阪が馬鹿にされることは我慢できない」だった。
「大阪が馬鹿にされる」=低い都市格、「大阪に元気がない」=衰弱した都市力。橋下知事は、文化としての都市格が低下し、経済としての都市力が衰弱していることを自覚していた。その時は拍手したが裏切られた。
2、関西三都のイメージ
宮田 輝の「花の降る午後」に例えると、
京都-はひふへほ、「雪の降る午後」、見回す都市、守りながらの開発
神戸-パピプペポ、「花の降る午後」、見おろす都市、埋めながら開発
大阪-ばびぶべぼ、「銭の降る午後」、見上げる都市、壊しながら開発。
3、都市格とは何か-文化の視座で計り得る文化力
①文化のストック、②景観の文化性、③発信する情報
4、京阪神三都の都市格順位
第1位 京都、第2位 神戸、第3位 大阪
大阪は文化のストックが少ない、景観に見るべきものがない、発信する情報がロクでもない。
5、都市力の回復に向けて
①薬品-「バイオ関連産業」
②パナ、シャープ、三洋-「IT関連産業」
③八尾、東大阪の中小企業の工業力-「環境関連産業」
講演終了後に、場を改めて懇親会が開催されました。会場にあるテレビが、東日本大震災の惨状を放送していました。
詳細は[こちら]をご覧ください。
1、大阪、現下の困難ー文化としての都市格の低下と経済としての都市の衰弱
橋下徹氏の知事選出馬の街頭での第一声は「僕は大阪に育てられた。(中略)今、その大阪に元気がない。全国から汚い、治安が悪いと言われている。大阪が馬鹿にされることは我慢できない」だった。
「大阪が馬鹿にされる」=低い都市格、「大阪に元気がない」=衰弱した都市力。橋下知事は、文化としての都市格が低下し、経済としての都市力が衰弱していることを自覚していた。その時は拍手したが裏切られた。
2、関西三都のイメージ
宮田 輝の「花の降る午後」に例えると、
京都-はひふへほ、「雪の降る午後」、見回す都市、守りながらの開発
神戸-パピプペポ、「花の降る午後」、見おろす都市、埋めながら開発
大阪-ばびぶべぼ、「銭の降る午後」、見上げる都市、壊しながら開発。
3、都市格とは何か-文化の視座で計り得る文化力
①文化のストック、②景観の文化性、③発信する情報
4、京阪神三都の都市格順位
第1位 京都、第2位 神戸、第3位 大阪
大阪は文化のストックが少ない、景観に見るべきものがない、発信する情報がロクでもない。
5、都市力の回復に向けて
①薬品-「バイオ関連産業」
②パナ、シャープ、三洋-「IT関連産業」
③八尾、東大阪の中小企業の工業力-「環境関連産業」
講演終了後に、場を改めて懇親会が開催されました。会場にあるテレビが、東日本大震災の惨状を放送していました。
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