まこちゃん日記2

まこちゃんのピンポン日記です。

11月17日 ラーメン三昧―(2)時間と共にラーメンも変わってしまった!

2024-11-17 10:07:06 | 日記

 

    「 サッポロ軒の跡地 」

 

また更に時は過ぎた。私も年取ったがサッポロ軒もやや若い三代目に替わった。

覗き込んだカウンターの内側にはあの初代の百万円のレシピが貼ってあった。

今度の三代目の味は日が経つにつれてだんだん初代の味に近づいてきた。

同じ様な材料で同じレシピを使っても、味や香りが微妙に違うのだから、ラーメンと

言っても奥が深いものだ。

やがて徐々に客が戻って来て昼時などは座れないことが多くなった。

 

ところで私はサッポロ軒の真向かいにある糖尿病外来の医院に何十年と通っている。

先生からラーメンはカロリーと塩分の塊であり、麺は血糖値が急に上昇するもので、

糖尿病の大敵だからとラーメン禁止令が出ていた。

それでも完全には守れず回数は減ったが食べていた。極力スープは残しながら。

 

それが1年前位から、月に一度、当医院に見えた時だけは帰りに食べてもいい、

但しスープは残すことという条件でお許しが出た。聞けば先生も好きで時々行っているそうだ。

 

しかしそれから間もなくして、建物の老朽化だろうか隣の花屋とパーマ屋を一緒に解体に

なってしまった。寂しいことである。これも時の移ろいであろうか。

 

初代の店主は今では寝たきりで駅傍のマンションに住んでいるそうだ。三代目はどうするのか、

店の再開はどうなるのか残念ながら情報がない。

 

そんなにラーメン好きの私が、今では時々町のラーメン屋さんに入っても、「すいません、麺は

半分にしてください!」なんて言っているんだから情けない。

 

サッポロ軒の跡地は両隣を含めて更地になってしまった。再建は何時だろうか。

もしラーメン店が出来たなら、早速行ってみたいものだ。

そして「スープはそのままで、麺は半分!」なんて注文するつもりだ。

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11月15日 ラーメン三昧―1 ラーメン日和到来!

2024-11-15 10:32:43 | 日記

 

   『 或るお店の味噌ラーメン 』

   こんな日が来るとは思わず、サッポロ軒の味噌ラーメン 

   の写真がないのが残念。駅前のラーメン店のもの。

 

肌寒くなってラーメンが美味そうになって来た。

私は昔から麺類大好きで、田舎で子供の頃は何かあると出前の支那そばが大のご馳走だった。

長じて学生時代は高田馬場のスクールバス乗り場の裏にあったホームラン軒、帰りには渋谷

の恋文横丁のタンメン。厚木にあった流しそうめんも印象的だった。

会社員になってからは出張の度に食べて来た。

札幌のすすき野で味噌ラーメンに出会ってからは、以来ラーメンは味噌に限って来た。

各地の麺類で美味いと思ったのは、名古屋出張の時の新幹線地下街の山本屋本店の

「味噌煮込みうどん」、四国の讃岐うどん、などが印象深い。

 

さてところで、もう50年以上も前になるが東京から茅ヶ崎に越してきて間もなくだったろうか、

或る日、町で岡持ちを持って出前に行く可愛い女性を見掛けた。はて、どこのお店だろうと思った

のがきっかけで「元祖サッポロ軒」を発見した。うちの近所だったのだが、そこの味噌ラーメンは

美味かった。

 

朝、駅へ向かう(7時頃か)時間に店の前を通ると、もう店では店主が一人で仕込みを始めている。

昼からの開店というのにもう始めているのだと驚いたものだ。そして道路にまで秘伝のスープの香り

が漂っていたものだ。

 

仲良くなって知ったのだが、ススキノの料亭の息子さんで、教会の若い娘さんと駆け落ちして上京。

二人して杉並のそば屋に住み込みで何年間か修行して,やがてここ茅ヶ崎に二人で店を開いたという

なかなかの苦労人だったようだ。

親父さんは一徹者で、海水パンツ姿や喫煙者や幼児連れは断られたり、行儀の悪い騒がしい客などは

叱られたりしていたのを思い出す。

 

麺も味噌も当初は札幌から直送していた。ある時私が「あれ!麵が変わったね!」と言ったら「そうです。

分かりましたか。これは地元で作らせてみたのです」なんて会話があって、以来私はラーメン好きの

ラーメン通として認められたようだった。以来親交は続いた。

 

やがて時が過ぎ、親父さんは引退して他人に譲った。その二代目は、麺は同じなのにスープが違う。

店の前を通った時の匂いが違う。二日酔いの朝などには前を通ると気持ちが悪くなる感じだった。

その頃の噂話で聞いたのだが、初代のそのレシピは百万円だったそうだ。

初代はサザンオールスターズ公演の時は桑田さんに頼まれて楽屋に出前もしたし、何人かと連れ立って

お店にも来たもんだと自慢していた。いつも行列ができていたものだ。

 

しかし二代目になったらそんなことも無くなった。何かスープの香りと味が微妙に違うのである。

近所に評判のつけ麺の店が出来てそちらには人が並ぶのが見られたが、サッポロ軒の行列がそちらに

移ったかのようだった。それでも私は懐かしくて時々サッポロ軒へ通っていた。

 

 

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11月12日 ピンポン11-2 中高年の悩み

2024-11-12 17:08:57 | 日記

     『 秋の貼り絵―1 』

              ピンポンの会場の壁にこんな絵が飾って

              あった。子供達の作品であろうか可愛らしい。

 

早くも今月の2回目のピンポンだった。いつの間にかすっかり寒くなったものだ。

今日は12人の参加だった。いつも思うのだが素晴らしい出席率である。

ほとんどの方々が昔で言えば(皆勤賞)ものだ。続けるという事は何事であっても

大変なことだが、皆さんは偉いものだといつも思っている。

 

数年前までは私も皆勤賞並みを誇っていたのだが、この1~2年はもういけない。

時々調子が悪くて休むことが出て来たし、プレーでも皆についてはいけないことが

多くなった。

 

それにしても中高年になるとどうしていろいろ困ることが出てくるのだろう。

ウツ的気分、引き籠り、運動激減、無口、不愛想、ぼんやり、思慮に欠ける、

体中に病気が多発してくる、何をするのも億劫に、見た目の老化現象など

(なんだが私そのものの事のようだが)いろいろと障害が出てくるようだ。

忘れていたが一寸呆けもあるだろう(これは自分では一寸反応が遅くなっただけと

思っているのだが)。

 

こうした現象は個人差や程度の差はあれども、中高年を悩ませるものだ。

  •  昔から体は丈夫で強く体力のあった偉丈夫な人ほど己の力の衰えにひどく悲観する。
  •  頭が良いと言われた人ほど、己の頭の動かないこと、霧がかかった感じに苛立つ。
  •  人一倍美形だった人は、その顔のたるみやシワやカサつきに深く悲しむ。
  •  昔から普通だった人は、あまり変わらないので、精神的に落ち込まず長生きするという。

 

現在の自分の気持ちの落ち込みを、この四つのうちのどれの所為にしたら良いのだろう。

しかし普通だった様な気がするから、落ち込まずもっと長い生き出来るのかなぁ。

でもそれじゃ何故こんなに気持ちが落ち込んでいるのかなぁ!

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11月9日  世界中がキナ臭い!

2024-11-09 10:08:42 | 日記

    『 コキア畑の赤が目に沁みる 』

     高橋 まり子さん 撮影

 

学者の先生曰く、現在の世界情勢はあの第二次世界大戦の開戦前夜よりも

世界戦争勃発の環境、条件は揃っているという。

そこへトランプなんて来たらもう一路まっしぐらだろうか。

 

ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナを初め各地で戦火が起こっている。

宗教紛争対立、人種間のいがみ合い、領土欲、征服欲、権力欲、報復欲と欲望は

留まることを知らない。社会的な欲求不満や経済不安もあって戦争が起ころうと

している。先の大戦が終わって80年、そろそろガスが充満してはけ口を求める

時期なのだろうか。悲しい人類の性なのだろうか。

 

そんな状況下で、トランプ氏が勝利したというのだ。そうなると世界には互いに

憎しみ合いと反抗とにあふれ行動に走り、日本では地位協定改善なんては夢のことで、

米軍費負担増と防衛予算増とを突きつけられて、その上日本製品には高い関税を掛け

られて日本にとっても良いことはない。あのトランプの傲慢で下品な、暴力的な言動

の激しさはとても日本人には向いていない。 

恐ろしいことが起こらねば良いのだが。

 

トランプ氏の昔からの信条が、「攻撃、攻撃、攻撃あるのみ」と『非は絶対認めないこと』

だという。これで大統領にまでなったのだから驚きと言うあり意味大したものだ。儒教的な

道徳心とかキリスト教的な人生訓などは出る幕もない。

逆にその強さは大変なものだと驚きそして呆れる思いである。

 

米国で車は売れず、トヨタも日産も三菱も数千人単位で解雇するという。これは代表的な例で

他の業種でも様々なデメリットが騒がれ始めた。

何とかこの4年間を日本は、日本産業は耐えて乗り切ってほしいものだ。

 

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11月8日 民族の違いか。

2024-11-08 17:24:17 | 日記

  『 先日、素性の分からぬ花火が上がった 』

 

人間の本質面では究極のところ、大事なのは礼節でも謙虚でも平和でもましや愛なんかでもない。

人間の本能でもあり最も大事なものは、経済であり、生活であり、収入とか食べることであるようだ。

そして他人のことはどうでもいい、まずは自分のことだという浅ましくも悲しい人間の真実の姿である。

残念ながらそれが本当らしいと、この選挙の状況では教えられた。

 

国境のバリケード、移民の阻止と強制送還、自国第一主義、関税強化、USスチールは絶対守る等を絶叫し、

それらを熱狂して迎える人々を見ると恐ろしくなる。ヒトラーの国民扇動のアジ演説と重なるようだ。

 

もし選挙に負けそうになったら、選挙の不正や違反、相手の陰謀であるとして騒ぎ立ててひっくり返す

準備をしていたという。何という卑劣な恥知らずなことだろう。

そんなことへの躊躇も反省もなく横暴に突っ走るのだからまさに始末に負えないものだ。

半分のアメリカ人はそれらを許せる人種なのか。

 

あの激しさ、配慮と志向に欠けた猪突猛進力は、農耕民族にはない、典型的な狩猟民族の特徴なのだろうか。

信じたくない受け入れられない事である。

あれ程相手を罵ることが出来るとは驚きであった。我々の出来ることではない。

 

金はないし、鼻は低くて背も低く足は短いけれども日本人でよかった、日本の社会に居て良かったと

つくづく思うのである

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