『 不法侵入者発見!』
連日トランプ氏の言動の報道が賑やかだ。
とうとう脅しをかけたように、ウクライナの生命線ともいうべき世界でも1,2
を誇る希少金属の採屈権を取り上げるようだ。
今迄3年間軍事援助した当然の見返りだという。トランプは考えるとまことに賢い
悪徳商人のようだ。
関税をかけまくり(中国に20%、メキシコカナダに25%)、国際機関への援助金
を打ち切り、海外援助も止めるというし、移民や入国者は強制送還と次々と常識や
国際感覚では考えられない様な施策を実行している。
日本の有言不実行ばかりの政治家を見慣れた我々には、事の良し悪しは別にすれば、
誠に小気味いい位の決断であり実行力だ。
トランプ氏は偉大なのかもしれないし、とんでもない人物なのかも知れない。。
元々多民族の移民の集合国家であり、古い歴史もなく多人種であり実力主義、生存競争
の厳しい国だそうで、その所為かアメリカ人は自由であるが野蛮で粗野で金持ちの田舎者
と言うのがヨーロッパ辺りの評価らしい。
しかしその豊かな財力で世界の警察を任じ、世界の指導者であり援助者であり寄付者であり
正義の味方として、それなりの尊敬と地位を保ってきた。
それがどうだろう、そうしたことを放棄してしまったらアメリカは一体どこへ行ってしまう
のだろうか。ウクライナへの援助も、人道的とか民主主義を守るという大義ではなく、要は
商取引みたいなものだったという事を露呈した。
トランプ氏と言うの何というクレーバーな策士で恥や見栄やプライドもない、その代わりに
ユダヤ商人以上の商才と知力を持つ人物なのだろう。
こうなると世界はこれに対して慎重にそして冷静に向き合う事だろう。
それにしてもとんでもない人物が大統領になったものだ。そんな人を選んだアメリカ人も同じ様
なものなのだろう。
しかしこれも他国人でしかも東洋人の見方であり感想なのかも知れない。
さぁ、アメリカは何処へ行くのか!
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