花シリーズー(4)
次々と統一教会との関係が暴露されて居る。さすがに一寸は恥じている感じの人もいれば、
全く傲慢不遜、居直り、強弁で突破する人といろいろだ。政治屋としての素質や適性では
後者のタイプだという。
中でも山際大臣の答弁は驚くものだった。
強く否定していたのが、韓国での総会に来賓としてひな壇に並んでいる写真を突きつけ
られての答弁は、政治屋(政治家というのはもっとピユアである)の答弁での珍にして
愚劣な回答として歴史に残りそうだ。
「報道の写真を見るところでは、出席していたと考えるのが自然でしょう。自分では一寸前
のことなので覚えていない。何の目的で出ていたのかも分からない、覚えがない」と言ったのだ。
これは大変なことを言っているようだ。
もし、全て知っていてのこういう態度、答弁ならば、これは大変な玉で,荻生田、森、麻生、二階と
言った大物をも超える政治屋の素質を持っているようだ。
未だ若く、しっかりした顔立ちであの立派な体格で、もし彼の言う通りならば、これはもう明らかに
素人でも診断できる程の痴呆症、健忘症で、理解力も,そして既に人間としての最低の砦である羞恥心
も失っているのかも知れない。
国勢の中枢の一角を、こういう人に委託していたのは、急な発病ならいざ知らず恐ろしいことだ。
彼の周りにも、政界という所には、彼と同病ではと疑える人がなんと多いことか。
日本の政治家は昔からこうだったのだろうか。ピユアな施政者を探すならば西郷隆盛辺りまで
遡らなければならないのか。全く日本の将来が心配になってくるようだ。