『庭の小さな花シリーズー(3/10)』
6日に8時半から15時頃まで掛かって心筋シンチグラフィという放射性医薬品を
注入しての心臓検査を受けてきた。
心電図、心エコー、冠動脈CT、カテーテル検査や治療は経験済であるが、これは初めて
耳にする検査だった。最近は気管支喘息の気があり、糖尿で腎臓が弱っている私には
造影剤の使用は避けたいという事で、医師はこの検査を選択したという。
そのうえ私の足腰や体力の弱り様では、自らの運動によって負荷をかけるのは無理なので、
薬剤注入によって負荷をかけるという事になった。
心筋へちゃんと血液が流れているかを調べるには、安静時と負荷後の血流の比較によって判断
できるそうだ。注入の薬剤には放射性の物質が含まれていて、それに反応するガンマカメラで
その形をとらえて比較するらしい。狭心症再発とか血流が悪いと負荷後の形状が欠けたり乱れ
たりしているそうだ。
それを午前と午後とに二回行う。午前中の二回の薬注入時には、一過性ではあるけれどかなりの、
いや相当な苦しみがあった。
またやろうと言われたら返事が出来ないし、友人知人にもとても勧められない位だった。
3時頃に開放されて、病院近くのそば屋の天ぷらざるそばと冷たいグラスビールとが馬鹿に
美味しくて生き返ったようだった。