『 赤の残照 』
高橋 嘉子さん 撮影
日に日に惨状は酷くなっている。国と国のこととなると、人間はよくもまぁ
あそこまでの嘘を付けるものだと呆れるほどのロシアのコメントである。
両国は古いつながりがあって、単に1国が他国を侵略したという単純明快な
出来事ではなさそうだ。
我々の仲違いでもそうだが、ましてや国同士の争いでは、一方の言い分や報道だけ
を聞いたり見たりで判断すると真実を見誤る事が多いようだ。
特にウクライナはソ連邦の時代からの特殊な関係があり、難しいところである。
バンバン攻撃していて、ロシア外相は我が国は攻撃していないという。
我々は西側の報道ばかり見ているから何か錯覚か勘違いしているのかと思う位だ。
敵国ロシアへ向かう人道回路なんてのも全く悪い冗談だ。
このままだと情況は悪化するばかりの様だ。ロシアがウクライナの民衆と原発を盾に
取って脅し要求を強要してきたらと思うと恐ろしい事になる。
誰かが珈琲を飲みながらこんな事を言った。
もちろん冗談話の中でだが、それがさも最もらしく聞こえるところが笑えない。
「グリーンベレー隊とかCIAの特殊部隊は既に動いているのではないか。
プーチンが精神的な病に冒されているのか、しかしあれはソ連の伝統的な常套手段の
やり方だ。今やプーチンに誰1人進言やら諫める事が出来る人は居ないという。
するとそのプーチンを排除するしかこれを救える道はない。するとあの冷酷で優秀な
CIAの秘密裏に潜行する(イラクの時の如く)作戦しかないだろう」と言うのだ。
それを聞いていると、独裁者プーチンのために大勢の人が死に、街は破壊され世界が
混乱するとなれば、それもありかなと思ってしまう。
ウクライナに一刻も早く平和が戻って欲しい。極寒の元で子供や病人はどうしている
のだろうと思うとやりきれない。
世の中には神が作った、最小限で許される必要悪というものがあるのかも知れない。
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