WIND BENEATH MY WINGS

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東レの「バイオナイロン」!

2009-05-19 20:55:16 | このブログについて・お知らせ
東レは、微生物を利用した非可食バイオマスからのポリマー原料合成研究において、「バイオナイロン」の試作に成功したことを2009年5月18日発表しました。

バイオマスから発酵技術で製造されるアミノ酸を原料に、微生物が持つ酵素を用いてC5ジアミンというものに変換し、このC5ジアミンを原料に用いたナイロン(バイオナイロン)を試作することに成功、現在、その実用特性評価を進めているところとのことなのだそうです。

C5ジアミンから製造できるバイオナイロンは、組み合わせるモノマー原料を選択・工夫することで200℃前後~300℃超の広範囲の耐熱性(融点)を有するナイロンを設計することが可能とのこと。

そして、このバイオナイロンは、ポリアミドが本来有する物理特性、機械特性、耐久性を基本的に備えいるため、既存の化石原料由来ナイロンの幅広い用途をカバーできる可能性を持つ素材ということです。

植物由来の再生可能な原料であるC5ジアミン(というものは)は、製造工程においてもエネルギー投入量が少ないバイオプロセスで合成されるということで、バイオナイロンは温室効果ガス排出の抑制にも大きく貢献できる先端材料と言って良さそうですね!


●C5ジアミンとは? 
アミノ酸L-リジンから脱炭酸反応によって得られる1,5-ペンタンジアミンで、カーボン数が5個のジアミンです。

3代目プリウス  燃費性能38.0km/Lのインパクト

2009-05-19 08:09:12 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
TOYOTAは、フルモデルチェンジした3代目プリウスを、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店の全トヨタ販売店を通じて、2009年5月18日より発売しました。

トヨタのプリウスは、1997年に「世界初の量産ハイブリッド乗用車」として発売以来、日本をはじめ、北米を中心に世界で40以上の国・地域で販売。これまでの累計販売台数は125万台を突破(2009年3月末時点)しています。
いまさら言うまでもない日本を代表するエコカー。

3代目となるプリウスについては、発売までエネルギーが持つのか!?というほど事前にファンは盛り上がり、ホンダ、インサイトの存在もあり、大騒ぎだったのが記憶に新しいですが、発売日の昨日は、私が目にしたメディアほとんどで扱っていて、さらに大騒ぎ。

以前に書いた通り、3代目プリウスのウリは、「圧倒的な環境性能」。現時点で「世界トップの燃費性能38.0km/L」(いろいろ注釈ありですが)のインパクトは大きいでしょう。

その他、もろもろの設備も充実。
ムーンルーフに搭載したソーラーパネルで発電した電力を使用し、室内の換気を行うトヨタ初の「ソーラーベンチレーションシステム」とか、プリウス(ラテン語で“先駆け”)の名に相応しいかんじがします。

この3代目プリウスは、世界でこれまでのおよそ倍となる80以上の国・地域で、日本を皮切りに、順次発売されます。

プリウスに載るより、歩くか自転車の方がエコだとは思っていますが、やはりワクワクせずにはいられません。

車にはなるべく乗らない、仕方なく、乗るなら、エコカーというかんじでしょうか?

我が家は当分、自転車ですが(^^;