モーハウスの
光畑由佳さんに出会ったのは、2年前のエコプロダクツ展のセミナー。子育てのかたわら授乳服の「モーハウス」を立ち上げ、社会企業家としてすでに大成功されていた光畑さんですが、勇気を出して話しかけた私に、本当にきさくに応じてくださいました。
先日は日本テレビ「
ズームイン!!SUPER」でモーハウスが紹介。
2009年3月26日放送の「ズムとく」のコーナーでモーハウスの子連れワーキングスタイルが紹介されました。
さらに『週刊ダイヤモンド』(4月6日発売号)の特集、「社会起業家全仕事」に法人名
モネットとして。
週間ダイヤモンドの特集は、「政治の世界でも経済の世界でも今、既存の価値観が大きく揺らいでいる。そのなかで、事業として利益を上げつつ、自ら社会の問題を解決する『社会起業家』という生き方が、特に若い世代を中心に注目を浴びている。『社会を変える』ことに挑戦する人びとの仕事の中身と、この動きの背景にあるものを探る」という実に意欲的な特集です。
http://dw.diamond.ne.jp/
こうした雑誌で「
社会起業家」を取り上げるというのは英断だなあと思います。そして、いよいよ、ビジネス誌にまで注目されてしまった「モーハウス」&光畑さんの快進撃がとても嬉しいです。
そしてついに書籍まで出す運びになりました。
凄い!!
いま、不況の影響から、家計を助けるために働きたいお母さんが日増しに増えています。ですが「保育所が決まらなければ働けないのに、働かないと保育所に入れられない」という話もよく耳にします。(我が家も同じでした)
一方で、企業にとっても、時間とコストをかけて育てた大切な人材を、「出産・育児」を機会に失ってしまうのは大きな痛手です。
本来なら祝福されるべき出産・育児がネックになり、女性は子どもを産むことをためらったり、就業をあきらめる。企業も大切な人材を失ってしまう。これは少子化の原因の一つでもあり、不幸なことです。そんな企業と雇用者にとって不幸な職場環境を、少しでもお互いにメリットのある形に変えていくことができないでしょうか?
光畑さんは、モーハウスが実践した子連れ出勤を通じて、出産後の社会復帰という問題に踏み込み、雇用状況の悪化のなかで、企業とママのお互いにメリットのある職場環境の可能性について解説しています。
「ママの我がまま」では、決してないことは、本を読むとわかります。厳しい時代こそ、新しい職場環境を、新しい一歩を、踏み出すことを提唱する、極めて前向きな本です。
| 働くママが日本を救う! ~「子連れ出勤」という就業スタイル~ (マイコミ新書)光畑 由佳毎日コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |
それにしても・・・。
こんな風に注目されても、どんなに活躍しても、変わらず、明るく、元気で自然体。何よりも、物事を大きく考え、前向きに自分の信じる道を行くところが本当に素敵です。
とにかく、凄いぞ、光畑さん。
モーハウスの活動はこちら↓
http://www.mo-house.net/
『出産を機に人生を再編するアルデンテな生き方』を提案する
新しいホームページはこちら↓
http://rakufam.com/
写真は、モーハウス初のナイティ。
「カリーノ」というシリーズです。