風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

わびしい

2018-02-17 00:14:51 | 日々のこと
10日ほど前、「死ぬ前にお前らに会いたい・・・」と、従弟Yから電話があった。
2年ほど前に、脳梗塞で半身麻痺になり施設に入居したと聞いていた。

私より一つ年下。
末っ子の甘ちゃんで、親が生きている間に財産を貰い食いつぶした。
兄夫婦にも迷惑をかけている。
奥さんが、49歳の若さで亡くなった(息子が一人いる)こともあって、飲み屋通いの日々だったようだ。
私や下の弟と、たまに飲んだりもしていた(私たち迷惑かけられてないから)。

お互い、言いたいことの80パーセントは言い合ってたかな。

ばれると長男さんの嫁さんから「Yに取り合いなさんな」と言われるのが落ちなので、
内緒だった(その気持ちもよくわかる)。
決して褒められた従弟ではないが、長男さんたちよりは気やすかった。


今日、下の弟と、施設に行ったが、少し体調をこわしたということで、近くの病院に入院していた。

ベッドに寝ていたので、麻痺の程度がはっきりわからなかったが、
頭はクリアだった。

「俺はもう長くない」と、言いつつ生きたいと言う思いも感じた。

が、彼には、生きるために後押しするものがない。

息子がいると言っても、あまり交流なさそうで心の張りにはならなさそう。
奥さんが生きていれば、また違うのだろうけど。

どうすることもできないなぁ・・・と、弟と話しながら帰った。

電話をくれたほどだから私らの訪問を喜んでくれたのは、よかった。
嫌かもしれんなぁ・・・の思いもあって、遠慮してたから。


それにしてもわびしい。
コメント (2)
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