「おしん」の再放送を見ている。
佐賀編は、際立つエピソードの一つだ。高森和子さんの嫁には厳しく嫁に出した娘には超甘の姑は、憎たらしいっらありゃしなかった。
よくぞあの役を引き受けた!と拍手。
その高森和子さんの名を図書館で見付けた。
「母の言いぶん」。
母との二人暮らしを思い出してのエッセイだ。
明治生まれの気っぷのいいお母さん。大阪弁での母娘のやり取りが漫才のようで楽しい。
けれど、そのお母さんが、ボケていく。
「私の頭どうかなってる」
「お金が盗まれたんよ。○○が、盗んだんよ(姉の名)」
わかっていても「違うでしょ」と言ってしまう。
そんな自分に落ち込む高森さん。
最初は、笑っていた私も、おかあさんがボケ始めてからは、身に詰まされた。
私の母も、そして自分も、そうならないとは限らない。
正直しんどかった。
でも、読んでよかった。
そこに心があるから。
佐賀編は、際立つエピソードの一つだ。高森和子さんの嫁には厳しく嫁に出した娘には超甘の姑は、憎たらしいっらありゃしなかった。
よくぞあの役を引き受けた!と拍手。
その高森和子さんの名を図書館で見付けた。
「母の言いぶん」。
母との二人暮らしを思い出してのエッセイだ。
明治生まれの気っぷのいいお母さん。大阪弁での母娘のやり取りが漫才のようで楽しい。
けれど、そのお母さんが、ボケていく。
「私の頭どうかなってる」
「お金が盗まれたんよ。○○が、盗んだんよ(姉の名)」
わかっていても「違うでしょ」と言ってしまう。
そんな自分に落ち込む高森さん。
最初は、笑っていた私も、おかあさんがボケ始めてからは、身に詰まされた。
私の母も、そして自分も、そうならないとは限らない。
正直しんどかった。
でも、読んでよかった。
そこに心があるから。
この本のこと全く知らなかった。
話題になったのね。
私はこの年齢になったからこそ、読んで「いい!」と、思えた気がするの。
当時読んでも「ふ~ん」だわ、きっと。
やっぱり自分が自分でなくなるのは、怖い。
極力回りに迷惑かけたくないのに、こればかりは、自分でどうにもならんのがねぇ。
オカンさん、時にはウッカリもあるわよ。薬、よい薬と、思ってね。
「母の言いぶん」たまたま「おしん」つながりで読んだので、もし認知症になるとわかっていたら読まなかったかもしれません。ちょっとち父の事とダブって拒否反応があるのです。
それほど父の事は、キツかった。
もし心に余裕ができたら「ママリン」読んでみます。
紹介ありがとうございます。
この本は発売されて図書館に入った頃に読みましたけど、まだ身につまされるということなく、話題の本を読みました、的な感じしかなかったと思い起こしました。
でもね、この頃私が危ない気がする。
シュレッダーに指を持ってかれるなんて、
考えられないもの。
父方の祖母は3ヶ月だけど認知で寝たきりになりましたしね。
Gmindさん、宮本輝の本を3巻まで借りてきました。
ブログを参考にさせてもらってま〜す。
ワタシも昨年は認知症関係を2冊ほど読みました。
「脳科学者の母が、認知症になる/恩蔵絢子」
「認知症がやってきた! /酒井章子」です。
「認知症がやってきた! /酒井章子」は、映画「徘徊 ママリン87歳の夏」にもなりましたし、サイトもあります。徘徊で3000キロも歩くのをついていくのはしんどそうです。
ボケリン・ママリンの観察日記 https://asayosan.exblog.jp/