豊田真大のVOICE OF JOKER

僕たちはひとりではない

チャクラ

2014-04-10 23:32:04 | 日記
こんばんは!

家帰ってご飯食べて、ミルクオムツのお世話してました。

嫁が疲れて寝たコロにお風呂に入り、テレビ見てたらこんな時間に!

早く寝なきゃ明日疲れるのに、興味が尽きない人間観察。


さて、神経節のWikipedia情報・・・・・・。

全く頭に入ってこないです(爆笑)

しかし、ビタミンやホルモンが身体に及ぼす影響、食事の影響がどれだけ凄いか分かります。

あと、もちろん感情が身体に及ぼす影響や、身体が感情に及ぼす影響も。


交感神経の、伝達物質アドレナリンってどういう意味なんだろう?

調べたところ警戒からくる、怒りらしいね。

しかし、これは!

ちょっとやそっとで理解には到達できそうにないです。

何しろ小学生レベルの理科知識しかない自信在ります(笑い)


しかし、この身体の神秘、どうですか!?

自分の事は完璧に理解していると、しきりに語っているあなた!

完全に常に身体を制御しているという、言われているあなたのことですよ!

まあ知ってたりする人も沢山見えるとは思いますが、人間、神秘的なのです。


何が言いたいか。


つまり、動作や感情の流れと言うのは心理学ではなく生理学で扱う分野だということなのです。

悲しみを突き抜けた先にある、高次の感情は別です!


と、ウスペンスキーが昔に言ったらしいです。


らしいというのは推測ですよ!←博士の真似(爆笑)


で、理科的情報も重要ですが、これは現実との繋がりを作るためで、もっと分かりやすい?

チャクラってもんがあるらしい。

うん。

これは、知っておかねばいけないでしょう。


絶対基本です!!!!


  チャクラ               
                出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 チャクラ(サンスクリット: चक्र)は、サンスクリットで「車輪・円」を意味する語。漢訳は「輪」(りん)、チベット語では「コルロ」(khorlo)という。インド起源の神秘的身体論における、物質的な身体(粗大身)と精微な身体(微細身)にある複数の中枢を指す。

 ヨーガでの用法
 ヒンドゥー教のヨーガでは、人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。数は6または7箇所と言われるが、それとは別に8箇所あるという説もあるなど、一定ではない。画像では光る蓮華で表現される。猿であったときの尻尾の名残の尾てい骨から発生する蛇を、チャクラを通じて頭から出すのが目的といった見解がある。

 第1のチャクラ
 ムーラーダーラ・チャクラ(mūlādhāra-cakra)と呼ばれ、脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)にある。「ムーラ・アーダーラ」とは「根を支えるもの」の意である。ヒンドゥー・ヨーガの伝統的なチャクラの図では、赤の四花弁をもち、地の元素を表象する黄色い四角形とヨーニ(女性器)を象徴する逆三角形が描かれている。三角形の中には蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っている。

 第2のチャクラ
 スワーディシュターナ・チャクラ(svādhişţhāna-cakra)と呼ばれ、陰部にある。「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」を意味する。朱の六花弁を有し、水の元素のシンボルである三日月が描かれている。

 第3のチャクラ
マニプーラ・チャクラ(maņipūra-cakra)と呼ばれ、腹部の臍のあたりにある。「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味である。青い10葉の花弁をもち、火の元素を表す赤い三角形がある。

 第4のチャクラ
アナーハタ・チャクラ(anāhata-cakra)と呼ばれ、胸にある。12葉の金色の花弁をもつ赤い蓮華として描かれ、中に六芒星がある。風の元素に関係する。「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指す。

 第5のチャクラ
ヴィシュッダ・チャクラ(viśhuddha-cakra)と呼ばれ、喉にある。くすんだ紫色をした16の花弁をもつ。虚空(アーカーシャ)の元素と関係がある。「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」を意味する。

 第6のチャクラ
アージュナー・チャクラ(ājñā-cakra)と呼ばれ、眉間にある。インド人はこの部位にビンディをつける。2枚の花弁の白い蓮華の形に描かれる。「アージュニャー」は「教令、教勅」を意味する。「意」(マナス)と関係がある。

 第7のチャクラ
サハスラーラ(sahasrāra)と呼ばれ、頭頂にある。sahasra は「千」、ara は「輻」〔や〕で、1000葉の花弁を有する蓮華で表象される。一説に千手観音の千手千眼はこのチャクラのことという。他の6チャクラとは異なり身体次元を超越しているとも考えられ、チャクラの内に数え入れられないこともある。その場合、サハスラーラはチャクラに含まれず、チャクラは6輪あることになる。
簡易的には背骨の基底部から数えて第1チャクラ、第2チャクラ……という呼び方もする。
 チベット仏教の指導者であるダライ・ラマ14世は、その場所に心を集中すると何かしらがあるという反応が得られると述べている。


 仏教タントラにおけるチャクラ

 インド仏教の後期密教のタントラ経典でもチャクラへの言及がある。チャクラの数や位置についてはいくつか異説があるが、一般に臍、心臓、喉、脳の4輪があるとされる。最上位はヒンドゥー・ヨーガのサハスラーラに相当する「ウシュニーシャ・カマラ」(頂蓮華)または「マハースッカ・カマラ」(大楽蓮華)である。他の3つは臍にある「変化身」(ニルマーナ・カーヤ)のチャクラ、心臓にある「法身」(ダルマ・カーヤ)のチャクラ、喉にある「受用身」(サンボガ・カーヤ)のチャクラであり、仏身の三身に対応している。
 インド密教を継承したチベット仏教の無上瑜伽タントラでは以下のチャクラがあるとされる。

 大楽輪(頭頂)
 受用輪(喉)
 法輪(胸)
 変化輪(臍)
 守楽輪(秘密処=下丹田にあたる)

 一説には、インド密教ヨガのタントラ経典やチベット密教カギュ派のタントラ経典などでは、身体には主要な7つのチャクラ(または6つのチャクラと1つの門)と、身体のあちこちにあるその他の小さなチャクラとがあるとされている。主要な7つのうち、会陰と頭頂を除く5つのチャクラは、脊髄に沿った5つのチャクラと、身体前面に沿った5つのチャクラとはそれぞれが対になって繋がっているとされている(「タントラ密教経典」参照。なお、密教経典は門外不出とされている)

 下位幽体のチャクラ(会陰)
 上位幽体のチャクラ(臍下約3cm)
 応身(変化身)のチャクラ(臍上約3cm)
 法身のチャクラ(胸)
 報身のチャクラ(喉)
 本性身のチャクラ(額)
 金剛身のチャクラ(頭頂)

 チベット仏教のゾクチェンのラマであるナムカイ・ノルブの説明によれば、タントラ経典によってチャクラの数が異なるのは一貫性に欠けているわけではなく、基本的なプラーナのシステムの概念は共通しており、さまざまなタントラの修行においてそれぞれに異なったチャクラを使うため、それぞれのテキストでは必要なチャクラだけが書かれているのだという。


 中国

 中国の道家や内丹術の伝統的な身体論には、インドのチャクラに比すべき丹田という概念があるが、近代の内丹術の中でも清代の閔小艮の一派はヨーガの七輪の概念を取り入れている。


 西洋への伝播

 ヨーガの伝播と共にチャクラの概念も伝播した。数は7箇所で内臓の各部に充てられるようになった。また、その振動の周波数などを解明したとする研究者もいる。他の行法である近代西洋儀式魔術などにも概念が取り入れられた。


 神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ

 チャクラは脊椎に関連するエーテル体にあるエネルギー・センター(渦)で、肉体の7つの内分泌腺及びメンタル体、アストラル体、肉体の調整と活性化を司り、意識の中枢と各身体の中継点としての役割をはたしている。
 現在のヒーリングなどの分野では、各チャクラに対応する体表のツボのことを指して「チャクラ」と呼んでいる。体表のツボは単にチャクラからのプラーナ(気)の出入口としての役割を果たしているにすぎず、チャクラではないが、ここでは便宜上体表のチャクラと呼ぶことにする。一方、伝統的なヨーガが伝えている「チャクラ」は、体表のチャクラではなく、人間のエーテル体に存在するほぼ脊柱に沿った7つのチャクラで、ここではこれを脊髄のチャクラと呼ぶことにする。しかし時代が下るにつれ、この脊髄のチャクラとは異なるチャクラの記述が現われるようになる。ここではこれを神経叢のチャクラと呼ぶことにする。実のところ主要な7つのチャクラのいずれのチャクラも、これら神経叢のチャクラと脊髄のチャクラが対をなして存在している。しかし現在に至るまで、この2つのチャクラの系統は明確な区別がなされていない。
 古代のヒンドゥー教のヨーガでは、脊髄のチャクラが「チャクラ」とされてきた。不滅の身体をもち今も老いることなくヒマラヤで生き続けていると言われているマハー・アヴァター・ババジが、弟子たちに伝授したクリア・ヨガの伝統では、脊髄のチャクラに関する知識が伝わっている。20世紀前半、クリア・ヨガを初めて西洋に伝えたパラマハンサ・ヨガナンダは、著書『あるヨギの自叙伝』(森北出版)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を『心臓の後にある胸椎中枢』としている。ヨガナンダの言うチャクラが脊髄のチャクラであることが分かる。またババジのクリヤー・ヨーガ(ヨガナンダのクリア・ヨガと本質的に同じものと思われる)の普及活動をしているマーシャル・ゴーヴィンダンは、著書『ババジと18人のシッダ』(ネオデルフィ)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を「心臓の高さに当たる脊柱内にある」としており、ヨガナンダと同様である。
 6-7世紀以降、タントラ教典が編纂された後の近代のヨーガでは、神経叢のチャクラについて言及するようになった。近代のヨーガの指導者として著名なスワミ・ヨーゲシヴァラナンダの著書『魂の科学』(たま出版)にはアナーハタ・チャクラの位置について、「このチャクラは、別名、心臓のチャクラとも呼ばれていますが、胸部の両肺に挟まれた心臓内にある微細な空間の中に位置しています。」という記述があり、ヨーゲシヴァラナンダの言うチャクラが神経叢のチャクラであることが分かる。
 また、サマエル・アウン・ベオールの著書『完全なる結婚』(ノーシス書院)には、神経叢のチャクラと脊髄のチャクラの存在について、「原始ヒンズーヨギたちは、脊髄のチャクラとクンダリニーにすべての注意を払い、神経叢のエーテルチャクラには、ほとんど無関心であった。このことはにせ秘教家を驚かせた。」という記述がある。
 以上からも、各々のヨーガ行者あるいは神秘家がチャクラの性質及びその位置について言及する場合、神経叢のチャクラあるいは脊髄のチャクラのいずれか一方についてのみ言及しており、各々のチャクラが、これら2つのチャクラと対をなして存在していること、及び、それらの位置と機能の違いについて、明確に区別し、自覚されていたとは考えにくい。
 体表のチャクラは、先に述べたように本質的にチャクラではなく、チャクラからのプラーナ(気)の出入り口である。しかし、そのルートが浄化されていることが心身の健康とチャクラの覚醒の上で重要であるため、ヒーリングの分野において重視されている。一方、本来のチャクラは神経叢と脊髄のチャクラであり、神経叢のチャクラは、身体の交感神経系を支配するナディーと関連し、身体の運動的な活動を司っている。一方、脊髄のチャクラは、身体の副交感神経系を支配するナディーと関連し、精神的な活動を司っている。神経叢のチャクラと脊髄のチャクラは対になっており、意識の拡大の過程を通じて、下位のチャクラから順に覚醒していく。


 ヴァレリー・ハントによるチャクラの部位の電位変動測定

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校の生理学名誉教授ヴァレリー・ハント (Valerie V. Hunt) は、人体のオーラの電気的研究において、チャクラと人体の電位変動の相関を調べた。ハントは被験者の体表でチャクラに相当する部位に筋電図用の電極をあてて、人体の微弱な電位変動の波形を記録した。
 この研究においてハントは、それまでに記録も報告もされたことのない、サインカーブを描いて変化する規則的な高周波信号を発見したと主張した。その報告によれば、チャクラの部位で測定された波形はつねに100-1600Hzの範囲であり、正常な脳波、筋電図、心電図での電位変動が示す電気信号をはるかに超える高周波であったという。


 参考文献

 竹下雅敏 神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ ユニティ・デザイン
 C・W・リードビーター 『チャクラ』 本山博、湯浅泰雄(共訳)、平河出版社、1978年。ISBN 4-89203-023-6。 - チャクラ、リードビーターの理論が概観できる。PDF
 スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ『魂の科学』たま出版。ISBN 978-4884811105
 ラージャ・ヨーガのサマディー(三昧)で霊視したチャクラについて、一覧表とともに各チャクラの解説が書かれている。
 比較文化研究室(島岩)訳『十六ニティヤー女神の海』、『ジュニャーネーシュヴァリー』等

交感神経と運動神経

2014-04-10 07:04:23 | 日記
おはようございます!

昨夜はブログ更新したいと思っていたのですが、ご飯食べてホットカーペットで横になったら寝てました・・・・・・orz

このところ理解が増したことで興奮しすぎなのですが、まだまだ知識を増やさねばなりません。

正確で!

確実な!

知識ですよ!


さて、クリシュナムルティさん素晴らしいですね。

真理は組織的活動とは無縁である。

僕も星の教団解散時の演説を初めて本で読んだときは感動しました。

そして瞑想とは沈黙のことであるという言葉。

クリシュナムルティさんは真理を直接的に語られるのですが、平民の僕たちにとっては理解しがたいですね。

道を語る人と、真理を語る人がいて、道を語る人の方が僕たちには近寄りやすいと思います。

しかし、誤解も多く生まれる・・・・・・。


さて、たくさんの人たちの人生を見てきましたが、言葉というのは曖昧な理解のまま使われています。

ですから相互理解は不可能です。

潜在的データが直接、繋がっている人たちには可能ですが、普通はコミュニケーションできないのですね。


絶対に押さえておかなくてはいけないのが、『感情』と『感覚』の違いであります。

これらは物質的にも人間の身体で中枢を形成しているらしい。

感情中枢は『交感神経』

感覚中枢は『運動神経』

僕には全く未知ですので、これらについてWikipedia学習してみよう!


変わらないといけないのは、人間の本能と感情である!



  交感神経系
               出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 交感神経系(こうかんしんけいけい、英: Sympathetic nervous system, SNS)は、自律神経系の一つ。「闘争と逃走の神経(英語ではFight and Flight)」などとも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する。「交換神経」は誤字。


 概要

 末梢の交感神経線維は胸髄・腰髄の側角細胞に始まる。ここから出た神経線維は交感神経幹神経節(椎傍神経節)またはさらに末梢の椎前神経節(腹腔神経節・上腸間膜神経節など)に至り、ここで次のニューロンに交代して末梢の効果器に分布している。このように交感神経は2つの神経線維の連絡から成り立っており、神経節までの線維を節前線維といい、交代した神経節から先の線維を節後線維という。なお、1つの節前線維に複数の節後線維が接続していることも多い。 
 胸髄上部から出た交感神経線維は上に向かい頚部交感神経節(上・中・下頚神経節)でニューロンをかえ、頭頚部や上肢、心臓、肺などに分布する。一方で、胸髄中・下部の線維は大内臓神経、小内臓神経などとして、交感神経幹を通過し、腹部の腹腔神経節などでニューロンをかえて腹部の臓器に分布する。また、腰髄上部からの交感神経線維は腰内臓神経を伝って下腸間膜神経節に入りニューロンをかえ、腹部から骨盤部の臓器に分布している。 
 交感神経には内臓に分布する線維のほかに皮膚の末梢血管や立毛筋に分布するものもあるが、これらは交感神経幹神経節でニューロンを交代する。


 機構

 伝達物質
 アドレナリン、ノルアドレナリン
 
 受容体
 α受容体(α1、α2)、β受容体(β1、β2、β3)
 
 心臓
 β1受容体
  洞房結節→心拍数↑
  心房→収縮、伝導速度↑
  房室結節→自動能、伝導速度↑
  ヒス束・プルキンエ線維→自動能、伝導速度↑
  心室→収縮、伝導速度↑
 
 細動脈
 α受容体
  冠動脈→収縮
  皮膚・粘膜→収縮
  骨格筋→収縮
 β2受容体
  冠動脈→拡張
  骨格筋→拡張
 
 肺
 β2受容体
  気管支筋→弛緩
 
 腎臓
 β受容体
  傍糸球体細胞→レニン分泌↑
 α受容体
  尿細管→Na再吸収↑

 脂肪細胞
 β3受容体
  脂肪分解、燃焼


 臓器に対する効果

 眼(T1~T2)
  瞳孔→散大
  毛様体筋→収縮
 
 唾液腺(T1~T2)→粘液性の液を分泌

 心臓(T1~T5)→血圧↑、心拍数↑(但しノルアドレナリン外部投与では血管収縮による圧受容反射で↓)、心収縮力↑、房室結節伝導時間延長短縮、電気的興奮性↑

 血管(いくつかの外分泌腺の血管、いくつかの外性器の血管)→収縮

 冠状動脈→拡張

 気道・肺(T2~T7)
  気管支平滑筋→弛緩

 肝臓(T5~T10)→グリコーゲン分解

 脾臓(T5~T12)→血管収縮(α受容体)、血管弛緩(β受容体)

 胃腸管(T6~L1)
  胃→平滑筋弛緩、括約筋収縮、胃活動↑、胃蠕動運動↓、胃液分泌↓
  腸管→平滑筋弛緩、括約筋収縮

 副腎髄質(T10~L2)→カテコールアミン分泌

 腎臓(T11~L1)→レニン分泌

 膀胱(T12~L4)→膀胱三角収縮、括約筋収縮、排尿筋弛緩

 膵臓(T6~T10)→膵液分泌↓、インスリン分泌↓

 腸
  小腸→運動↓、平滑筋弛緩、括約筋収縮、腸液分泌↓

 直腸(T11~L4)→平滑筋弛緩、括約筋収縮

 胆嚢・胆管→弛緩

 生殖器(T10~L4)→射精

 皮膚
  汗腺→発汗
  立毛筋→収縮

 骨格筋動脈→収縮

 血管(骨格筋内)→拡張(循環アドレナリンの作用)

 一部の血管→収縮


  自立神経節

 自律神経節(英: autonomic ganglion)とは神経細胞体とそれらの樹状突起の集塊であり、基本的には中枢神経系由来の自律神経と末梢の標的器に分布する自律神経との接点である。
 大きく2型に分類される。
 交感神経節
 副交感神経節


  交感神経幹

 交感神経幹(こうかんしんけいかん、英: sympathetic trunk)は、脊椎の傍らにあり、ほぼ頭蓋骨の底部から尾骨まで縦走する神経線維の束。左右に一本ずつあり、この線維束の中に交感神経の神経節が並ぶ。

 構造

 交感神経幹は頭蓋骨底から脊椎の前外側を下行し、尾骨に至る。各脊髄神経またはその前根と交通枝(灰白交通枝)を介して接続している。
 交感神経幹の上縁は、さらに上行して頸動脈管から頭蓋内に入り、内頸動脈上に神経叢を形成している。また下縁は尾骨の前方を走行して他方の神経幹と合わさり、不対神経節と呼ばれる構造を形成する(不対神経節は存在しないこともある)。
 交感神経幹に沿って存在する神経節は、脊椎傍神経節と呼ばれる。脊椎傍神経節に分類される神経節としては、以下のようなものがある。

 頸部
 上頸神経節 - 第二頸椎(軸椎)と第三頸椎の間の高さにある。
 中頸神経節 - 第六頸椎の高さにある。小さい神経節で、存在しないこともある。
 星状神経節(頸胸神経節) - 頸神経節と第一胸神経節が癒合したもので、第七頸椎の高さにある。それぞれが独立してることもある。

 胸部
 第一から第十二胸神経節 - 第一から第四胸神経節からの神経線維が集まって心肺内臓神経が作られ胸腔内の内臓に分布している。同様に、第五から第九胸神経節から大内臓神経が、第十と第十一胸神経節から小内臓神経が作られ、腹腔内に分布する。第十二胸神経節からの最小内臓神経が作られる場合もある。

腰部
 腰神経節 - ふつう3つ存在し、ここから腰内臓神経が起き、下腸間膜神経叢にいたる。

仙骨部
 仙骨神経節 - 4つから5つ存在する。ここからは仙骨内臓神経が起き下腹神経叢にいたる。


 機能

 自律神経系のうち交感神経系の構成要素として、交感神経幹は重要なものである。脊髄神経はこの幹を経由して上位または下位の髄節の神経と交通している。また上述のように、ほとんどの内臓神経をはじめとして、交感神経幹から直接起きる神経も多い。


 参考文献

 Parent, André, Carpenter's human neuroanatomy, 9th ed. Media: Williams & Wilkins, 1996, pp.293-301. ISBN 0683067524


  運動神経

 運動神経(うんどうしんけい)とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも呼ばれる。

 概要

 運動神経が最終的に支配する筋肉には、頭・体部の骨格筋と、感覚器や内臓・血管の内臓筋とがある。


 体性運動神経

 骨格筋を支配する神経は、体性運動神経と呼び、多くの本では「随意運動」に関係すると記されることが多いが、実際の運動の際に同時的に起こる多数の骨格筋の収縮は、小脳や脳幹での統合的な働きの結果として起こされるのであって、真に意識されるとは限らない。

 内臓運動神経

 他方、内臓や感覚器の平滑筋や心筋の収縮は、内臓運動神経として自律神経により自動的に行われるが、無論中枢全体の感情的な動きと無関係ではなく、いずれかに接続点を持っている。このため、怒りや興奮に伴い、瞳孔散大筋、胃腸平滑筋、心筋などの全てが影響を受ける事が生ずる。なお、体の諸部を走る神経は、純粋に運動神経束より成ることはなく、多くの場合は混合性である。


  後根神経節

 後根神経節と脊髄の関係後根神経節(こうこんしんけいせつ、英:dorsal root ganglion)とは、脊髄後根(背根)にある神経節であり、末梢からの感覚情報の中継点として機能する神経細胞の集団である。背根神経節ともいう。後根のみに神経節が存在することから、根の名を付さずに脊髄神経節とも呼ばれる。
 脊髄から前根(腹根)を通って出る運動神経路と、後根を通って感覚情報を伝える知覚神経路の最も大きな違いは、後根のみに神経節が存在する事実である。神経節とは、中枢神経外に存在し特定の機能を担った神経細胞体の集合と定義され、中枢内における神経核と対比される。
 後根神経節にある神経細胞は、発生中に神経管の背側に形成される「神経堤」と呼ばれる部分からの細胞が、両側へ遊走した後に神経細胞へと分化することが明らかになっている。神経節に定着した細胞からは、二本の平行した神経突起が出るが、その突起は間もなく二方向にそれぞれ伸びることとなる。一方の突起は脊髄に向かい後根を形成しながら脊髄内へ進入し、脊髄髄質で種々の中継核に接続する場合が多いが、中継なしに後索を上行する線維もある。他方の突起は逆に伸長して、皮膚に終わったり、種々の感覚器と結合する。こうして後根神経節の細胞は、末梢の知覚が脊髄に運ばれる情報の中継点として機能することになる。
 後根神経節の内部には、神経細胞体のほかに、それよりも小さな細胞が数多く存在する。これは神経細胞と同じく神経堤に由来しており、衛星細胞または外套細胞と呼ばれる。この細胞は中枢におけるグリア細胞や末梢の軸索周囲にあるシュワン細胞と同様、ミエリンを形成したり神経細胞を栄養する機能を持っている。
 反射弓の回路は、後根神経が脊髄内で介在神経を介して運動神経に結合することによってできるから、後根神経の神経は、この回路の構築に極めて重要だと言える。後根神経は、数種の皮膚知覚(熱痛覚、粗大触覚、識別覚、深部知覚)の他、腱(ゴルジ腱器官)や筋紡錘からの、固有知覚などに関する多様な神経を含む集団である。


  膝神節経

 膝神経節(しつしんけいせつ、geniculate ganglion)は頭頸部にある顔面神経の神経節。顔面神経管内にあり、顔面神経の神経線維(繊維)がL字型になっており(語源である 'genu' はラテン語で「膝」の意味)、また顔面神経のうち感覚神経の神経細胞体がここに存在する。顔面神経を構成する運動線維、感覚線維、副交感線維がここに集まり、この神経が支配する涙腺、顎下腺、舌下腺、舌、口蓋、外耳道、あぶみ骨筋、顎二腹筋後腹、茎突舌骨筋、顔面表情筋に神経線維を送る。
 感覚線維および副交感線維は中枢から中間神経を通って膝神経節に達する一方、運動神経は狭義の顔面神経を経由している。副交感線維と感覚線維を含む大錐体神経は膝神経節の後面から分枝する。
 膝神経節は他の頭頸部の神経節同様、左右両側の顔面神経に存在している。

                            
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』