こんばんは!
家帰ってご飯食べて、ミルクオムツのお世話してました。
嫁が疲れて寝たコロにお風呂に入り、テレビ見てたらこんな時間に!
早く寝なきゃ明日疲れるのに、興味が尽きない人間観察。
さて、神経節のWikipedia情報・・・・・・。
全く頭に入ってこないです(爆笑)
しかし、ビタミンやホルモンが身体に及ぼす影響、食事の影響がどれだけ凄いか分かります。
あと、もちろん感情が身体に及ぼす影響や、身体が感情に及ぼす影響も。
交感神経の、伝達物質アドレナリンってどういう意味なんだろう?
調べたところ警戒からくる、怒りらしいね。
しかし、これは!
ちょっとやそっとで理解には到達できそうにないです。
何しろ小学生レベルの理科知識しかない自信在ります(笑い)
しかし、この身体の神秘、どうですか!?
自分の事は完璧に理解していると、しきりに語っているあなた!
完全に常に身体を制御しているという、言われているあなたのことですよ!
まあ知ってたりする人も沢山見えるとは思いますが、人間、神秘的なのです。
何が言いたいか。
つまり、動作や感情の流れと言うのは心理学ではなく生理学で扱う分野だということなのです。
悲しみを突き抜けた先にある、高次の感情は別です!
と、ウスペンスキーが昔に言ったらしいです。
らしいというのは推測ですよ!←博士の真似(爆笑)
で、理科的情報も重要ですが、これは現実との繋がりを作るためで、もっと分かりやすい?
チャクラってもんがあるらしい。
うん。
これは、知っておかねばいけないでしょう。
絶対基本です!!!!
チャクラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チャクラ(サンスクリット: चक्र)は、サンスクリットで「車輪・円」を意味する語。漢訳は「輪」(りん)、チベット語では「コルロ」(khorlo)という。インド起源の神秘的身体論における、物質的な身体(粗大身)と精微な身体(微細身)にある複数の中枢を指す。
ヨーガでの用法
ヒンドゥー教のヨーガでは、人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。数は6または7箇所と言われるが、それとは別に8箇所あるという説もあるなど、一定ではない。画像では光る蓮華で表現される。猿であったときの尻尾の名残の尾てい骨から発生する蛇を、チャクラを通じて頭から出すのが目的といった見解がある。
第1のチャクラ
ムーラーダーラ・チャクラ(mūlādhāra-cakra)と呼ばれ、脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)にある。「ムーラ・アーダーラ」とは「根を支えるもの」の意である。ヒンドゥー・ヨーガの伝統的なチャクラの図では、赤の四花弁をもち、地の元素を表象する黄色い四角形とヨーニ(女性器)を象徴する逆三角形が描かれている。三角形の中には蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っている。
第2のチャクラ
スワーディシュターナ・チャクラ(svādhişţhāna-cakra)と呼ばれ、陰部にある。「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」を意味する。朱の六花弁を有し、水の元素のシンボルである三日月が描かれている。
第3のチャクラ
マニプーラ・チャクラ(maņipūra-cakra)と呼ばれ、腹部の臍のあたりにある。「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味である。青い10葉の花弁をもち、火の元素を表す赤い三角形がある。
第4のチャクラ
アナーハタ・チャクラ(anāhata-cakra)と呼ばれ、胸にある。12葉の金色の花弁をもつ赤い蓮華として描かれ、中に六芒星がある。風の元素に関係する。「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指す。
第5のチャクラ
ヴィシュッダ・チャクラ(viśhuddha-cakra)と呼ばれ、喉にある。くすんだ紫色をした16の花弁をもつ。虚空(アーカーシャ)の元素と関係がある。「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」を意味する。
第6のチャクラ
アージュナー・チャクラ(ājñā-cakra)と呼ばれ、眉間にある。インド人はこの部位にビンディをつける。2枚の花弁の白い蓮華の形に描かれる。「アージュニャー」は「教令、教勅」を意味する。「意」(マナス)と関係がある。
第7のチャクラ
サハスラーラ(sahasrāra)と呼ばれ、頭頂にある。sahasra は「千」、ara は「輻」〔や〕で、1000葉の花弁を有する蓮華で表象される。一説に千手観音の千手千眼はこのチャクラのことという。他の6チャクラとは異なり身体次元を超越しているとも考えられ、チャクラの内に数え入れられないこともある。その場合、サハスラーラはチャクラに含まれず、チャクラは6輪あることになる。
簡易的には背骨の基底部から数えて第1チャクラ、第2チャクラ……という呼び方もする。
チベット仏教の指導者であるダライ・ラマ14世は、その場所に心を集中すると何かしらがあるという反応が得られると述べている。
仏教タントラにおけるチャクラ
インド仏教の後期密教のタントラ経典でもチャクラへの言及がある。チャクラの数や位置についてはいくつか異説があるが、一般に臍、心臓、喉、脳の4輪があるとされる。最上位はヒンドゥー・ヨーガのサハスラーラに相当する「ウシュニーシャ・カマラ」(頂蓮華)または「マハースッカ・カマラ」(大楽蓮華)である。他の3つは臍にある「変化身」(ニルマーナ・カーヤ)のチャクラ、心臓にある「法身」(ダルマ・カーヤ)のチャクラ、喉にある「受用身」(サンボガ・カーヤ)のチャクラであり、仏身の三身に対応している。
インド密教を継承したチベット仏教の無上瑜伽タントラでは以下のチャクラがあるとされる。
大楽輪(頭頂)
受用輪(喉)
法輪(胸)
変化輪(臍)
守楽輪(秘密処=下丹田にあたる)
一説には、インド密教ヨガのタントラ経典やチベット密教カギュ派のタントラ経典などでは、身体には主要な7つのチャクラ(または6つのチャクラと1つの門)と、身体のあちこちにあるその他の小さなチャクラとがあるとされている。主要な7つのうち、会陰と頭頂を除く5つのチャクラは、脊髄に沿った5つのチャクラと、身体前面に沿った5つのチャクラとはそれぞれが対になって繋がっているとされている(「タントラ密教経典」参照。なお、密教経典は門外不出とされている)
下位幽体のチャクラ(会陰)
上位幽体のチャクラ(臍下約3cm)
応身(変化身)のチャクラ(臍上約3cm)
法身のチャクラ(胸)
報身のチャクラ(喉)
本性身のチャクラ(額)
金剛身のチャクラ(頭頂)
チベット仏教のゾクチェンのラマであるナムカイ・ノルブの説明によれば、タントラ経典によってチャクラの数が異なるのは一貫性に欠けているわけではなく、基本的なプラーナのシステムの概念は共通しており、さまざまなタントラの修行においてそれぞれに異なったチャクラを使うため、それぞれのテキストでは必要なチャクラだけが書かれているのだという。
中国
中国の道家や内丹術の伝統的な身体論には、インドのチャクラに比すべき丹田という概念があるが、近代の内丹術の中でも清代の閔小艮の一派はヨーガの七輪の概念を取り入れている。
西洋への伝播
ヨーガの伝播と共にチャクラの概念も伝播した。数は7箇所で内臓の各部に充てられるようになった。また、その振動の周波数などを解明したとする研究者もいる。他の行法である近代西洋儀式魔術などにも概念が取り入れられた。
神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ
チャクラは脊椎に関連するエーテル体にあるエネルギー・センター(渦)で、肉体の7つの内分泌腺及びメンタル体、アストラル体、肉体の調整と活性化を司り、意識の中枢と各身体の中継点としての役割をはたしている。
現在のヒーリングなどの分野では、各チャクラに対応する体表のツボのことを指して「チャクラ」と呼んでいる。体表のツボは単にチャクラからのプラーナ(気)の出入口としての役割を果たしているにすぎず、チャクラではないが、ここでは便宜上体表のチャクラと呼ぶことにする。一方、伝統的なヨーガが伝えている「チャクラ」は、体表のチャクラではなく、人間のエーテル体に存在するほぼ脊柱に沿った7つのチャクラで、ここではこれを脊髄のチャクラと呼ぶことにする。しかし時代が下るにつれ、この脊髄のチャクラとは異なるチャクラの記述が現われるようになる。ここではこれを神経叢のチャクラと呼ぶことにする。実のところ主要な7つのチャクラのいずれのチャクラも、これら神経叢のチャクラと脊髄のチャクラが対をなして存在している。しかし現在に至るまで、この2つのチャクラの系統は明確な区別がなされていない。
古代のヒンドゥー教のヨーガでは、脊髄のチャクラが「チャクラ」とされてきた。不滅の身体をもち今も老いることなくヒマラヤで生き続けていると言われているマハー・アヴァター・ババジが、弟子たちに伝授したクリア・ヨガの伝統では、脊髄のチャクラに関する知識が伝わっている。20世紀前半、クリア・ヨガを初めて西洋に伝えたパラマハンサ・ヨガナンダは、著書『あるヨギの自叙伝』(森北出版)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を『心臓の後にある胸椎中枢』としている。ヨガナンダの言うチャクラが脊髄のチャクラであることが分かる。またババジのクリヤー・ヨーガ(ヨガナンダのクリア・ヨガと本質的に同じものと思われる)の普及活動をしているマーシャル・ゴーヴィンダンは、著書『ババジと18人のシッダ』(ネオデルフィ)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を「心臓の高さに当たる脊柱内にある」としており、ヨガナンダと同様である。
6-7世紀以降、タントラ教典が編纂された後の近代のヨーガでは、神経叢のチャクラについて言及するようになった。近代のヨーガの指導者として著名なスワミ・ヨーゲシヴァラナンダの著書『魂の科学』(たま出版)にはアナーハタ・チャクラの位置について、「このチャクラは、別名、心臓のチャクラとも呼ばれていますが、胸部の両肺に挟まれた心臓内にある微細な空間の中に位置しています。」という記述があり、ヨーゲシヴァラナンダの言うチャクラが神経叢のチャクラであることが分かる。
また、サマエル・アウン・ベオールの著書『完全なる結婚』(ノーシス書院)には、神経叢のチャクラと脊髄のチャクラの存在について、「原始ヒンズーヨギたちは、脊髄のチャクラとクンダリニーにすべての注意を払い、神経叢のエーテルチャクラには、ほとんど無関心であった。このことはにせ秘教家を驚かせた。」という記述がある。
以上からも、各々のヨーガ行者あるいは神秘家がチャクラの性質及びその位置について言及する場合、神経叢のチャクラあるいは脊髄のチャクラのいずれか一方についてのみ言及しており、各々のチャクラが、これら2つのチャクラと対をなして存在していること、及び、それらの位置と機能の違いについて、明確に区別し、自覚されていたとは考えにくい。
体表のチャクラは、先に述べたように本質的にチャクラではなく、チャクラからのプラーナ(気)の出入り口である。しかし、そのルートが浄化されていることが心身の健康とチャクラの覚醒の上で重要であるため、ヒーリングの分野において重視されている。一方、本来のチャクラは神経叢と脊髄のチャクラであり、神経叢のチャクラは、身体の交感神経系を支配するナディーと関連し、身体の運動的な活動を司っている。一方、脊髄のチャクラは、身体の副交感神経系を支配するナディーと関連し、精神的な活動を司っている。神経叢のチャクラと脊髄のチャクラは対になっており、意識の拡大の過程を通じて、下位のチャクラから順に覚醒していく。
ヴァレリー・ハントによるチャクラの部位の電位変動測定
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の生理学名誉教授ヴァレリー・ハント (Valerie V. Hunt) は、人体のオーラの電気的研究において、チャクラと人体の電位変動の相関を調べた。ハントは被験者の体表でチャクラに相当する部位に筋電図用の電極をあてて、人体の微弱な電位変動の波形を記録した。
この研究においてハントは、それまでに記録も報告もされたことのない、サインカーブを描いて変化する規則的な高周波信号を発見したと主張した。その報告によれば、チャクラの部位で測定された波形はつねに100-1600Hzの範囲であり、正常な脳波、筋電図、心電図での電位変動が示す電気信号をはるかに超える高周波であったという。
参考文献
竹下雅敏 神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ ユニティ・デザイン
C・W・リードビーター 『チャクラ』 本山博、湯浅泰雄(共訳)、平河出版社、1978年。ISBN 4-89203-023-6。 - チャクラ、リードビーターの理論が概観できる。PDF
スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ『魂の科学』たま出版。ISBN 978-4884811105
ラージャ・ヨーガのサマディー(三昧)で霊視したチャクラについて、一覧表とともに各チャクラの解説が書かれている。
比較文化研究室(島岩)訳『十六ニティヤー女神の海』、『ジュニャーネーシュヴァリー』等
家帰ってご飯食べて、ミルクオムツのお世話してました。
嫁が疲れて寝たコロにお風呂に入り、テレビ見てたらこんな時間に!
早く寝なきゃ明日疲れるのに、興味が尽きない人間観察。
さて、神経節のWikipedia情報・・・・・・。
全く頭に入ってこないです(爆笑)
しかし、ビタミンやホルモンが身体に及ぼす影響、食事の影響がどれだけ凄いか分かります。
あと、もちろん感情が身体に及ぼす影響や、身体が感情に及ぼす影響も。
交感神経の、伝達物質アドレナリンってどういう意味なんだろう?
調べたところ警戒からくる、怒りらしいね。
しかし、これは!
ちょっとやそっとで理解には到達できそうにないです。
何しろ小学生レベルの理科知識しかない自信在ります(笑い)
しかし、この身体の神秘、どうですか!?
自分の事は完璧に理解していると、しきりに語っているあなた!
完全に常に身体を制御しているという、言われているあなたのことですよ!
まあ知ってたりする人も沢山見えるとは思いますが、人間、神秘的なのです。
何が言いたいか。
つまり、動作や感情の流れと言うのは心理学ではなく生理学で扱う分野だということなのです。
悲しみを突き抜けた先にある、高次の感情は別です!
と、ウスペンスキーが昔に言ったらしいです。
らしいというのは推測ですよ!←博士の真似(爆笑)
で、理科的情報も重要ですが、これは現実との繋がりを作るためで、もっと分かりやすい?
チャクラってもんがあるらしい。
うん。
これは、知っておかねばいけないでしょう。
絶対基本です!!!!
チャクラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チャクラ(サンスクリット: चक्र)は、サンスクリットで「車輪・円」を意味する語。漢訳は「輪」(りん)、チベット語では「コルロ」(khorlo)という。インド起源の神秘的身体論における、物質的な身体(粗大身)と精微な身体(微細身)にある複数の中枢を指す。
ヨーガでの用法
ヒンドゥー教のヨーガでは、人体の頭部、胸部、腹部で、輪または回転する車輪のように光っているように感じられる箇所を言う。数は6または7箇所と言われるが、それとは別に8箇所あるという説もあるなど、一定ではない。画像では光る蓮華で表現される。猿であったときの尻尾の名残の尾てい骨から発生する蛇を、チャクラを通じて頭から出すのが目的といった見解がある。
第1のチャクラ
ムーラーダーラ・チャクラ(mūlādhāra-cakra)と呼ばれ、脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)にある。「ムーラ・アーダーラ」とは「根を支えるもの」の意である。ヒンドゥー・ヨーガの伝統的なチャクラの図では、赤の四花弁をもち、地の元素を表象する黄色い四角形とヨーニ(女性器)を象徴する逆三角形が描かれている。三角形の中には蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っている。
第2のチャクラ
スワーディシュターナ・チャクラ(svādhişţhāna-cakra)と呼ばれ、陰部にある。「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」を意味する。朱の六花弁を有し、水の元素のシンボルである三日月が描かれている。
第3のチャクラ
マニプーラ・チャクラ(maņipūra-cakra)と呼ばれ、腹部の臍のあたりにある。「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味である。青い10葉の花弁をもち、火の元素を表す赤い三角形がある。
第4のチャクラ
アナーハタ・チャクラ(anāhata-cakra)と呼ばれ、胸にある。12葉の金色の花弁をもつ赤い蓮華として描かれ、中に六芒星がある。風の元素に関係する。「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指す。
第5のチャクラ
ヴィシュッダ・チャクラ(viśhuddha-cakra)と呼ばれ、喉にある。くすんだ紫色をした16の花弁をもつ。虚空(アーカーシャ)の元素と関係がある。「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」を意味する。
第6のチャクラ
アージュナー・チャクラ(ājñā-cakra)と呼ばれ、眉間にある。インド人はこの部位にビンディをつける。2枚の花弁の白い蓮華の形に描かれる。「アージュニャー」は「教令、教勅」を意味する。「意」(マナス)と関係がある。
第7のチャクラ
サハスラーラ(sahasrāra)と呼ばれ、頭頂にある。sahasra は「千」、ara は「輻」〔や〕で、1000葉の花弁を有する蓮華で表象される。一説に千手観音の千手千眼はこのチャクラのことという。他の6チャクラとは異なり身体次元を超越しているとも考えられ、チャクラの内に数え入れられないこともある。その場合、サハスラーラはチャクラに含まれず、チャクラは6輪あることになる。
簡易的には背骨の基底部から数えて第1チャクラ、第2チャクラ……という呼び方もする。
チベット仏教の指導者であるダライ・ラマ14世は、その場所に心を集中すると何かしらがあるという反応が得られると述べている。
仏教タントラにおけるチャクラ
インド仏教の後期密教のタントラ経典でもチャクラへの言及がある。チャクラの数や位置についてはいくつか異説があるが、一般に臍、心臓、喉、脳の4輪があるとされる。最上位はヒンドゥー・ヨーガのサハスラーラに相当する「ウシュニーシャ・カマラ」(頂蓮華)または「マハースッカ・カマラ」(大楽蓮華)である。他の3つは臍にある「変化身」(ニルマーナ・カーヤ)のチャクラ、心臓にある「法身」(ダルマ・カーヤ)のチャクラ、喉にある「受用身」(サンボガ・カーヤ)のチャクラであり、仏身の三身に対応している。
インド密教を継承したチベット仏教の無上瑜伽タントラでは以下のチャクラがあるとされる。
大楽輪(頭頂)
受用輪(喉)
法輪(胸)
変化輪(臍)
守楽輪(秘密処=下丹田にあたる)
一説には、インド密教ヨガのタントラ経典やチベット密教カギュ派のタントラ経典などでは、身体には主要な7つのチャクラ(または6つのチャクラと1つの門)と、身体のあちこちにあるその他の小さなチャクラとがあるとされている。主要な7つのうち、会陰と頭頂を除く5つのチャクラは、脊髄に沿った5つのチャクラと、身体前面に沿った5つのチャクラとはそれぞれが対になって繋がっているとされている(「タントラ密教経典」参照。なお、密教経典は門外不出とされている)
下位幽体のチャクラ(会陰)
上位幽体のチャクラ(臍下約3cm)
応身(変化身)のチャクラ(臍上約3cm)
法身のチャクラ(胸)
報身のチャクラ(喉)
本性身のチャクラ(額)
金剛身のチャクラ(頭頂)
チベット仏教のゾクチェンのラマであるナムカイ・ノルブの説明によれば、タントラ経典によってチャクラの数が異なるのは一貫性に欠けているわけではなく、基本的なプラーナのシステムの概念は共通しており、さまざまなタントラの修行においてそれぞれに異なったチャクラを使うため、それぞれのテキストでは必要なチャクラだけが書かれているのだという。
中国
中国の道家や内丹術の伝統的な身体論には、インドのチャクラに比すべき丹田という概念があるが、近代の内丹術の中でも清代の閔小艮の一派はヨーガの七輪の概念を取り入れている。
西洋への伝播
ヨーガの伝播と共にチャクラの概念も伝播した。数は7箇所で内臓の各部に充てられるようになった。また、その振動の周波数などを解明したとする研究者もいる。他の行法である近代西洋儀式魔術などにも概念が取り入れられた。
神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ
チャクラは脊椎に関連するエーテル体にあるエネルギー・センター(渦)で、肉体の7つの内分泌腺及びメンタル体、アストラル体、肉体の調整と活性化を司り、意識の中枢と各身体の中継点としての役割をはたしている。
現在のヒーリングなどの分野では、各チャクラに対応する体表のツボのことを指して「チャクラ」と呼んでいる。体表のツボは単にチャクラからのプラーナ(気)の出入口としての役割を果たしているにすぎず、チャクラではないが、ここでは便宜上体表のチャクラと呼ぶことにする。一方、伝統的なヨーガが伝えている「チャクラ」は、体表のチャクラではなく、人間のエーテル体に存在するほぼ脊柱に沿った7つのチャクラで、ここではこれを脊髄のチャクラと呼ぶことにする。しかし時代が下るにつれ、この脊髄のチャクラとは異なるチャクラの記述が現われるようになる。ここではこれを神経叢のチャクラと呼ぶことにする。実のところ主要な7つのチャクラのいずれのチャクラも、これら神経叢のチャクラと脊髄のチャクラが対をなして存在している。しかし現在に至るまで、この2つのチャクラの系統は明確な区別がなされていない。
古代のヒンドゥー教のヨーガでは、脊髄のチャクラが「チャクラ」とされてきた。不滅の身体をもち今も老いることなくヒマラヤで生き続けていると言われているマハー・アヴァター・ババジが、弟子たちに伝授したクリア・ヨガの伝統では、脊髄のチャクラに関する知識が伝わっている。20世紀前半、クリア・ヨガを初めて西洋に伝えたパラマハンサ・ヨガナンダは、著書『あるヨギの自叙伝』(森北出版)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を『心臓の後にある胸椎中枢』としている。ヨガナンダの言うチャクラが脊髄のチャクラであることが分かる。またババジのクリヤー・ヨーガ(ヨガナンダのクリア・ヨガと本質的に同じものと思われる)の普及活動をしているマーシャル・ゴーヴィンダンは、著書『ババジと18人のシッダ』(ネオデルフィ)の中で、アナーハタ・チャクラの位置を「心臓の高さに当たる脊柱内にある」としており、ヨガナンダと同様である。
6-7世紀以降、タントラ教典が編纂された後の近代のヨーガでは、神経叢のチャクラについて言及するようになった。近代のヨーガの指導者として著名なスワミ・ヨーゲシヴァラナンダの著書『魂の科学』(たま出版)にはアナーハタ・チャクラの位置について、「このチャクラは、別名、心臓のチャクラとも呼ばれていますが、胸部の両肺に挟まれた心臓内にある微細な空間の中に位置しています。」という記述があり、ヨーゲシヴァラナンダの言うチャクラが神経叢のチャクラであることが分かる。
また、サマエル・アウン・ベオールの著書『完全なる結婚』(ノーシス書院)には、神経叢のチャクラと脊髄のチャクラの存在について、「原始ヒンズーヨギたちは、脊髄のチャクラとクンダリニーにすべての注意を払い、神経叢のエーテルチャクラには、ほとんど無関心であった。このことはにせ秘教家を驚かせた。」という記述がある。
以上からも、各々のヨーガ行者あるいは神秘家がチャクラの性質及びその位置について言及する場合、神経叢のチャクラあるいは脊髄のチャクラのいずれか一方についてのみ言及しており、各々のチャクラが、これら2つのチャクラと対をなして存在していること、及び、それらの位置と機能の違いについて、明確に区別し、自覚されていたとは考えにくい。
体表のチャクラは、先に述べたように本質的にチャクラではなく、チャクラからのプラーナ(気)の出入り口である。しかし、そのルートが浄化されていることが心身の健康とチャクラの覚醒の上で重要であるため、ヒーリングの分野において重視されている。一方、本来のチャクラは神経叢と脊髄のチャクラであり、神経叢のチャクラは、身体の交感神経系を支配するナディーと関連し、身体の運動的な活動を司っている。一方、脊髄のチャクラは、身体の副交感神経系を支配するナディーと関連し、精神的な活動を司っている。神経叢のチャクラと脊髄のチャクラは対になっており、意識の拡大の過程を通じて、下位のチャクラから順に覚醒していく。
ヴァレリー・ハントによるチャクラの部位の電位変動測定
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の生理学名誉教授ヴァレリー・ハント (Valerie V. Hunt) は、人体のオーラの電気的研究において、チャクラと人体の電位変動の相関を調べた。ハントは被験者の体表でチャクラに相当する部位に筋電図用の電極をあてて、人体の微弱な電位変動の波形を記録した。
この研究においてハントは、それまでに記録も報告もされたことのない、サインカーブを描いて変化する規則的な高周波信号を発見したと主張した。その報告によれば、チャクラの部位で測定された波形はつねに100-1600Hzの範囲であり、正常な脳波、筋電図、心電図での電位変動が示す電気信号をはるかに超える高周波であったという。
参考文献
竹下雅敏 神経叢のチャクラと脊髄のチャクラ ユニティ・デザイン
C・W・リードビーター 『チャクラ』 本山博、湯浅泰雄(共訳)、平河出版社、1978年。ISBN 4-89203-023-6。 - チャクラ、リードビーターの理論が概観できる。PDF
スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ『魂の科学』たま出版。ISBN 978-4884811105
ラージャ・ヨーガのサマディー(三昧)で霊視したチャクラについて、一覧表とともに各チャクラの解説が書かれている。
比較文化研究室(島岩)訳『十六ニティヤー女神の海』、『ジュニャーネーシュヴァリー』等