歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

義母の弱音

2023-01-04 12:49:00 | 実家
今年は大雪の年末年始になりましたが
なんとかそれぞれの場所に無事に帰りました。

30年ほど前にお義父さんが急死したとき
主人は長男なので
私も実家にはいらなくてはならないことを覚悟しました。

でも私たちの思いより
親族会議でいろいろ話されてました。

田舎は本人たちより
まわりのおじさん達の意見で決まるんだと
衝撃を受けました。

そんな時
お母さんが
「自分がこの家を守っていく」と。

息子が都会で名の知れた会社に
勤めているのが自慢だったので
続けて欲しかったのだと思います。

当時まだ60前で
すごくパワフルで男勝り。

地域社会の中でも
男性に負けていませんでした。

ご近所のトラブルなどでも
自分のいい分を通して
「鉄の女じゃないとやってけないのよ。」と
おっしゃってました。

踊りも教えていて
先生と呼ばれる立場だったので
最近も病院で
特にリハビリの場面などで
上からものをいわれたら
我慢ならないお母さんでした。

でもこの帰省中
はじめて弱音を聞きました。
あまりにも急に大雪になったり
身近な親戚が急に亡くなったり
コロナで踊りのお稽古ができなかったり
はじめてさびしいと感じたそうです。

やはり筋力も落ちてきて
耳の聞こえも悪くなり
生活自体が
見ていても大変だなあと感じました。

私はついつい先回りして
手を出そうとしたら
主人はやらなくていいと。

本当に無理だと思ったら
これをこうしてといっているから
いわれないことは工夫してなんとかするだろうと。

そうですね。
大変そうに見えても
それがリハビリをかねているかもしれません。


お母さんの応援に
マスク
カイロ
お灸
入浴剤などを
送る手配をしました。

今年の雪は
降るわりには
水分が多くて積もらない感じでしたが
これからが本番ですね。

無事に冬を越せますように。
コメント
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