歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

人生をみつめる

2012-02-28 18:05:55 | テレビ・映画・本
映画『ポエトリー アグネスの詩(うた)』予告編

次はどんな作品をつくるのだろうと楽しみにしているイ・チャンドン監督
新作も深いものがありました。

アルツハイマーの初期症状がではじめた女性が
詩作教室に通い、一生懸命に詩を書こうとします。
美しいものが好きな彼女はおしゃれをし
鳥のさえずりをきき、花をめでながら。
しかし、一緒に暮らして面倒をみている孫が
女子中学生の自殺にからんでいたことがわかり
美しいものだけを見ていられなくなった彼女が
最後に作った一編の詩とは・・・・

目に見える表面的なことだけでなく
見えないものにも気づける感性が欲しいなあ。

詩をかくということは
自分の内面をさらけだすことなのかもしれない。
かっこいい詩をつくりたいと思っているうちは
言葉がでてこないんだろうなあ。



それにしても
平日昼間の繁華街は中高年が多いなあ。
年々おじさんやおばさんが増えてる感じがします。
自分もそのひとりなんですけどね。
街を歩きながら少子高齢化を実感しました。

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楽譜が届いた~♪

2012-02-27 21:18:32 | 音楽
7月のサロンコンサートむけに
いろいろ曲を物色しているこの時期は結構楽しい!

今はいろんな動画もチェックできるし
ネットで楽譜も探すことができる。
いながらにしていろんな情報が得られるのは便利。
意外とアマチュアのソロや合唱で
すてきな声にであうこともある。
あまり作りすぎず響きのきれいな声が好きだな。
でもプロのかたの堂々としたプロらしい声も捨てがたい。

あれやこれやとネットサーフィンすると
時間がたつのを忘れてしまいます。

イギリスの作曲家のながれるような祈りの曲
a claire benediction

そして竹内まりやさんが歌っていた曲
2曲の楽譜が手に入りました。

わたしにとっては低めだけれど
時間があるので低音もしっかり歌えるように
練習してみよう。

そしてのこり1曲はおもいっきり高音が歌える曲にしようっと。


日本の半導体メーカーが行き詰ったとか。
やはりグローバルでの戦いは熾烈なんだなあ。
「のん気に歌ってるのはお母さんくらいだ!」と
主人にいわれてしまいますが、私は歌うことしか
できませんのでおゆるしくだされ~~
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25年たっても・・・

2012-02-26 23:27:59 | 音楽
来月の結婚式にむけて
牧師先生・KくんとCさんたちと打ち合わせ兼予行演習。
式の流れを実際にひととおりやってみました。
ご本人たちは初めてのことなのでどう動いたらいいのか
ひとつひとつ確認!

結婚式場でしたら、おつきの係りのかたが
いたれりつくせりでお世話してくださいますが
教会だとお世話する側も久々なので
どうするんだっけ?ととまどってしまいます。

教会での前回の結婚式は、
長男がフラワーボーイをさせていただきましたが
私は出産後だったので赤ん坊を抱いてるだけで、
たいしたお手伝いもできませんでした。

わかい二人をみていると
25年前の記憶がいろいろよみがえってきて
「前に歩こうとするとドレスのすそを踏んづけそうになるから
 あまり前を意識しないでゆっくり歩いたほうがいいよ!」とか
新郎新婦の動きかたをアドバイスしたりしました。

入場のとき・指輪交換のとき・讃美歌をうたったとき
皆さんに見守られつつ神様の前で誓い合ったとき・・・
いろんな場面を思い出させてもらいました。
なんだかついこの間のような気がするけれど


なんとかできそうかな?
どうぞお二人の門出に心をこめて奏楽できますように☆

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貧しくても心の豊かさを感じる・・・

2012-02-25 12:41:46 | 自分探し・仕事
私たちってある組織に属していたら、
だんだんとその組織の構成員として
染まっていくんですね。

学校でも民間会社でもお役所でも
小さな趣味の集まりサークルでもその中にいると
その中でだけ通じる人になっていく・・・・
他から見るとあれ?っと思うことも
あたりまえだから疑問も感じなくなる。

大きいくくりの国としても同じことでしょう。

疲れた顔してしきりに携帯ばかりいじっている日本人って
よその国の人から見たら変じゃないのかな。

目の前にいる生身の人には関心を寄せずに、
小さい画面の中でのやりとりに必死になっているって
なんだかさびしい限りです。

そういう私もブログを通して
なかなか会えない人たちに
パソコンにむかって近況報告をしている・・・・


次女をはじめ
春休みの今は海外にいる大学生が大勢います。
彼らのブログの記事を読ませてもらうと
「途上国」といわれている国の人たちが
いきいきと幸せそうに生きていることが伝わってきます。
私たちからすると恵まれていない環境だとしても
周りの人と関わりあって心ゆたかに生活し
真摯に人生とむきあっている。


便利な恵まれた状況のなかでも
自分は損はしたくないと
満たされない思いでいる人の多いこの国。

それがあたりまえと思いたくないなあ。
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母音だけで伝わる♪

2012-02-23 17:39:40 | 音楽
日本語の歌をうたうときに、
言葉をしっかり伝えなくちゃと
子音に気をとられてしまいがちです。
でもやっぱり母音がポイントなんですね。

最近外国でヒットしている由紀さおりさん。
なんで言葉のわからない日本語の歌を外国のみなさんがいいと感じるのか?

音声学の専門家が分析するところによると
日本語はメロディーにのせる言葉の数が限られてしまうのだそうです。
同じメロディーでも英語だと11もの言葉をあてられるのに
日本語だと4つだけという感じ。
そこで厳選された言葉を歌うときに母音の響きが大切になってきます。

由紀さんは普通の人の4倍くらい共鳴しているとか。
あ~とのばすだけで、その響きからいろんな感情を伝えることが
できるそうです。
だから言葉のわからない人が、「風を感じた」とか「風景がみえた」と
いろんな感情をひきだされるのでしょう。

たとえば「小さい秋」を歌うときには
いろんな季節のうつろいを感じて
具体的な風景を思い浮かべながら
その感情を音にこめているそうです。


母音の響きは生まれながらの素質かもしれません。
残念ながら由紀さんのような響く声でなくても
せめて歌うときには、その歌の世界を思い描きながら歌いたいと思います。
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