荷造りして出発です。

駅弁を買って乗り込みます。


台湾の駅弁も、ずいぶん色とりどり美しくなりました。
豚と鶏があったので、僕は鶏に。
美味しいです。

台風の心配で始まった旅。
予定通りの観光はできなかったものの、
その分、のんびりできました。
妻の里帰り、娘の大学合格&入学報告、
台南の建築家との仕事の打ち合わせが
主な目的だったので、十分に達成できました。
来年も来られるかな‥
娘の春休みに合わせて、台南に行ってきました。
今回は3泊4日なので、動けるのは中2日。
Yalinの実家での用事もあるので、
観光らしい事はほとんどせず‥。
美味しいものだけは、しっかり食べてきました。
唯一、出掛けたのが「藍晒圖文創園区」。
2015年末に出来たそうなので、比較的新しい観光スポット。
初めて訪れます。
元々は司法関係者の宿舎だったとかで、
日本統治時代に建てられた日本式の木造住居と、
民国51年に建てられたという長屋式の住居が混在しています。
その建築群が、
飲食店や雑貨店にリノベーションされています。
おしゃれ。
ガジュマルの大木が、いかにも台南という感じ。
しかし、台湾はこの手のモノが、よく残っていますよね。
街の中心ですから、普通は再開発されちゃう所。
なかなか好い感じのエリアになっていますが、
各所に施された壁画のセンスが、
僕には合いませんでした。(^_^;)
って、全体像が解るような写真が無いですね。
興味ある方は、ネット検索して下さい。w
この10年の、鳳梨酥(パイナップルケーキ)の進化には
目を見張るものがあります。
東京にも進出した”微熱山丘”をはじめ、
材料にもこだわった美味しいお店が、次々と現れています。
台南のYALINの同窓生が、
パイナップルケーキを買う予定があるなら、
美味しい店があるので連れて行ってあげると言うので、
車で30分ほどの郊外の町まで出掛けました。
途中、パイナップル畑の中を走って、
着いたのは”關廟區香洋里”という街。
こんなお誘いでもないと、来る機会のない街でしょうね。
"鐵金鋼食品有限公司"という、お菓子屋とは思えない名前の店。
数々の賞を受賞しているようです。
作業しているのが見られます。
試食も出来ます。
”蒲焼ウナギ パイナップルケーキ”って!!
なかなかの高級品です。
(試食できませんでした)
日本語表記があるけど、わざわざ買いに来る人いるのか?
うちは、この2品を買いました。
”原味鳳梨酥”と”焼餅鳳梨酥”
どちらも、とても美味しい。
”焼餅”の方はパイの様なサクサクの生地で、
台湾のお菓子としては、よくあるものですが、
パイナップル餡との組み合わせは
初めて食べました。
これ、いけます。
あまり鳳梨酥を食べなかった娘も、
この店のものは大好きになりました。
南国の植物の力!
寒い日に思い返すと、すぐに飛んでいきたくなる‥
何かありそうな"誘う路地"。
その奥は、廃墟でした‥
廃墟‥
買い取ってCAFEにでもしたい雰囲気が‥。
妄想が膨らみます。
これも、ギャラリーか雑貨屋にでもしたい佇まい。
街中には、危うそうな建物が結構ありますが、
先日の地震で倒壊したという情報はありません。
台南の記事を書いている途中に、
大きな地震が起きてしまいました。
被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
倒壊した建物があったので驚きましたが、
幸い、一部の問題のあった(と思われる)建物以外は、
大きな被害は無いようです。
このことで、台南への旅行客が減ってしまっては残念。
みなさん、台南へ行きましょう!
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さて、散歩のつづき
信義街を歩いた後は、いつもはほとんど通らない
南北方向の細い路地を選んで歩きました。
スマートフォンとGoogleMapのおかげで、
迷う心配なく、どんな路地にでも入って行けてしまうのは、
良いような悪いような‥
あてもなくたどり着いた”鴨母寮市場”の裏。
水天宮市場には何度も行っていましたが、
こちらは存在すら知らなかった場所。
いつ見ても南国の市場はカラフルで楽しい!
屋内は、肉や魚など生鮮品。
赤嵌樓のすぐ裏手で、駅からも近いので、
場所的には水仙宮市場より行きやすいです。
周りには美味しい食堂もあるようですが、
それはまたの機会に。