高い建物に囲まれた路地奥の静かな敷地
居間食堂
台所
書斎
玄関を挟んで奥が居間食堂
座式の書斎
箱階段で小屋裏へ上がれる
所在地:東京都中野区
用途:専用住宅
構造規模:木造在来工法平屋建て(大規模修繕)
延床面積:66.41㎡
竣工年月:2014年7月
居間・食堂
引き込み式のサッシの大開口でデッキに繋がる
玄関、書斎は建具無しで連続した空間
居間・食堂・キッチンのつながり
床:メープルフローリング
壁:タナクリーム(生石灰クリーム)
天井:AEP塗装
キッチン
キッチンから居間食堂を見る
書斎
窓際に堀込式のカウンター
箱階段で小屋裏収納に上がる
寝室と居間の間の開口
開けると、その先の玄関、書斎まで視線が通る
寝室内のウォークインクローゼット
梯子で小屋裏収納に登れる
洗面脱衣室
奥はタイル床の洗濯スペースと勝手口
浴室
ハーフニットバスにモザイクタイルの壁、檜の天井
便所
延床20坪の木造平屋建て住宅をリノベーションします。
敷地は近隣商業地域の密集した住宅地ですが、
大通りからは少し入った、私道の先の旗竿敷地とあって、
便利な都市部にありながら落ち着いた環境です。
小さな家ですし、改修なので何かと制約はありますが、
室内と、テラス・庭を上手く連続させ、
のびのびとした空間が作れたらと思います。
テラスに掛かったパーゴラは、見かけ上の室内を延長すると共に、
周囲からのプライバシーを守る役目を果たします。
植物を絡めたり、簾を載せて日陰作ったり、物干しにしたり・・
密集地ゆえに比較的外部に閉じた家にならざるを得ませんが、
黒いシンプルな家型の殻から生活がはみ出したような・・
このテラスはそんな場所になればと思います。
というわけで、”白い大きな家”の次は、
”黒い小さな家”です。