以前、増改築のお手伝いをさせていただいた、
「つくばの家」のTさんが、ご家族で遊びに来てくれました。
とても寒い日が続いたこの冬‥
光熱費もばかにならないし、今後のエネルギーのことを考えると、
"薪ストーブ"を導入したいということなので、体感していただきました。
Tさん曰く、
「火を見て育った子は、ぐれない」
らしいんですけど、ほんとだったら好いな。
先週、現場に行ったときの様子です。
2階から内装が仕上がってきています。
珪藻土が塗られて、明るくなった室内。
4月には、この窓の向こうが、
満開の桜で埋まるはずです。
階段もできています。
限られたスペースの中で、
なんとか踊り場を確保しようという設計。
北側ですが、開口を大きくした明るい階段です。
次に行くときには、足場が取れているはず‥
先日、うちの仕事の冷暖房工事をしてくれている
システムクリエイトの中島さんと話をしていたら、
オリジナルの薪ストーブを作っているという
鉄工所の話になりました。
その"倉島さん”の話をしていると、
僕たちが好きな鉄作家"柴崎智香さん"の
パートナーでもあられるとのこと。
だいたい、中島さんと柴崎さんが
知り合いだというのもびっくりでしたが‥。
ぜひ、工房に遊びに伺わせてもらおう
という話になりました。
整然と並んだ道具、鉄の鈍いヒカリ、漂う匂い‥
カッコイイ!
僕らの仕事は、道具はパソコン一台って世界に
なってしまいましたが、
やはり、仕事道具って美しいなぁ。
コーヒーをいただきながら、暫しストーブの話など‥。
途中から、柴崎さんも合流。
そしてそして、
「ちょっとやってみませんか‥」というわけで、
思いがけない鍛鉄体験!
倉島さんについてもらいながら、
なんとか一つ作ることができました。
うれしー。
”灰かき”です。
早速、うちのストーブで使ってます。
倉島さん、柴崎さん、ありがとうございました。
クラシマ アイアン ワークス
http://www.kurashima.ne.jp/
柴崎智香ホームページ
http://senrowaki.com/tomoca.html
もらった木も、薪として使うには、
ストーブに入る長さに切って、
太いものは割っておかなくてはなりません。
まずは、電動チェーンソーで切っていきます。
これが、けっこうたいへん。
前傾姿勢が辛い。(^_^;)
時間があるときにやっておかないと、
なかなか片付きません。
暑い時期になってしまうと、もっと大変だし‥
切った薪は、こいつで割ります。
電動薪割り機。
腰痛持ちの身では、コレ無しでは仕事が進みません。
曲がっていようが、節があろうが、
バリバリ割ってくれます。
エライ!
それでも、一仕事終わるとヘトヘト。
身体がなまってますね‥。
大変ではありますが、
これでまた一冬暖かく過ごせると思うと、
充実感があります。
来シーズン用の薪確保。
これだけあれば、ワンシーズンOK!
先日の稲荷構の時、増岡材木店さんにお願いしたら、
ちょうど伐採した樫の木が出ると言うことで、
4t車一杯いただきました。
昨年に続いて、感謝。
これから薪にするのが大変ですが、
まずは一安心というところ。