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消費税8%に増税後の日本株式動向

2014-04-02 23:12:18 | 経済
はい。経済の話題。
4月1日の消費税増税の谷を越えて、これまで低調気味に進んでいた日本株式が
一気に15000代までの回復を見せました。NYダウ株価の好調を受けて日本でも
株高に繋がったように説明されていますが、それだけでは少し足りないような気もする。

今回の株高は3月の下旬にロシアへのクリミア半島の編入問題で金相場が上がって
おり、この国際紛争が軍事オプションを取らない、緩い対応で済まされる事になり、
軍産を始め強い米国への期待も相まって不測の事態の金頼みが収まった影響で金相場に
流れていた資本が金融市場に流れ込んだものだと考えられる。

そしてお馴染みの毎週水曜日のお楽しみである日銀による量的緩和政策実施の日である。
さてさて金の値が上がったが、平穏な国際情勢になったので売り払って次は手元の資金を
どこにつぎ込もうかと考えれば、当然のことながら、日本株式の消費税増税後の金融政策に
目が向いたのものだ。現金よりもゲンキンな考え。

3月の上旬に日銀の量的緩和政策を期待して売らずに我慢していた海外ヘッジファンドは
黒田総裁の増税に対する事前的な政策を変更する気は無いとのコメントに反応してすぐさま
クリミア情勢における金相場に着手した。そして次の手は再び増税の危機が最も深刻になると
思われる5月を前に日銀による消費税増税の事後的な政策に期待が集まったようです。

この株高は取引開始直後の海外ヘッジファンドの買い注文先行と、日銀の国債買い取りによる
資金を注入して銀行側が株式を購入する事で株価が釣り上がっている。しかし国内投資家の
足並みは重い。決して増税の暗いトンネルを抜けだしたと判断していない。それが中長期トレーダーの
特徴的な見解のようです。今はあくまでも海外からの5月危機を見据えた金融政策狙いの短期トレードで
この流れによって危機感による値下がりをを軽減化させる事が狙いの日銀である。

お互いに見返りのあるトレードに成れば良いのだが、将来的な不安視が大多数の中で日本経済に対しての
同情票などが在るとは思えない程の金融界です。ここにアンネの日記が破られた事件による悪影響が
派生したら尚更だろうな。





コメント
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