簡単に読めるインスタントブログ

ガチな内容やプチなネタまで幅広く載せるよ。HP開設前の準備的なブログだと思うよ。

浪江町は本当に無くなるわけではないが・・・

2019-04-14 17:45:14 | 社会
お笑い芸人のウーマン村本が津波被害を受けた福島県の浪江町がなくなるような発言をツィッターで行い

炎上した。炎上が当たり前で毒舌が売りのウーマン村本なので炎上にはそれ程驚きはしませんが、内容が

中々シビアで恐い物知らず、相手に容赦なく一歩も二歩も前に踏み込んだ意見に炎上の先に何かがあるの

ではと少し期待をしてしまった。しかし本人は既にこの発言を謝罪しており解決済みのツィッターの話題、

本人が浪江町現地を訪れた際に大反省で早急な収まりをみせていますが、それでも意外に看過できないの

ではと感想を持つ一人です。それは多くの人が浪江町に対して心無い言葉を発したウーマン村本を強く非難

したのとは違い、震災から8年の歳月が経っても未だに帰宅できない被災者がいて、町の人口も2万人から

1万8000人と一割が減少している現実は無視できるものではないと思えた。本題は津波被害ではない。

浪江町の現状を知らない人からは本当に浪江町がなくなってしまうのではと思い込んでいる人も多い。いや

震災後の人のいないゴーストタウン状態の印象が強過ぎて、そのまま街が麻痺していると勘違いしている。

そうでなくても原発産業に依存している地域にあって補助金が減ったり地場産業を支える大きな企業自体が

失われ活気も失い街の経済が不安定になるのは当然の事でもある。

ましてやウーマン村本も原発産業に依存する福井県のおおいまち出身とあっては尚更気になる。原発依存の

エネルギー事業ではなく原発依存型の地域産業のリスクを考えたこともあるだろう。2040年問題では自治体

の半数が消滅して高齢者の数が3800万人を超えピークに達する。誰でも将来的な危機を感じずにはいられない。

そんな中で3.11の震災で甚大な被害を受け街の産業や形までもが変わってしまった浪江町の動向は一部の都市

部を除き、どこの町でも明日は我が身で放って置くわけにはいかないはずの切実な問題だ。

もしかすると実際はウーマン村本の発言通りで原発依存の地域経済が破綻して浪江町は街の存続が危機に瀕し

ておりツィッター民がウーマン村本を通して不都合な現実を目の当たりにする切っ掛けにしない為に村本は口

を塞がれたようなものかもしれない。同じ原発依存の町の福井県おおいまちを出身地とするウーマン村本なだ

けに他の人とは違った言葉では言い表わせない肌で感じるリスクがあったのかもしれない。

まるで“寝た子を起すな”と言わんばかりの態度ですが、警察などでは過去の冤罪事件や明らかな不審な内容

の事件の内情が知られると“爆弾”と言う隠語を使い情報の広がりを力でねじ伏せようとする。実に不真面目

な行為が当然のように罷り通っており残念ながら組織的なコンプライアンスなどは通用しない。 浪江町をはじ

めとする原発依存型の地方自治体の連鎖的な経済崩壊が始まっているのならば、やはり知るべきだと思う。原

発補助金に頼り自立経済を作れなかった所が悪いと言ってしまえばそれまでだけど、原発産業の補助金や助成

金に依存することは徐々に地域の経済体力や住民の発展的な考えを奪っていき何時しか生活習慣的な弱中毒性

に襲われるサイレントキラーと同じような効果がある。 2018年の浪江町の人口は8000人以上ですが、2045年

の人口予想は発表されていません。福島県だけ何故か人口予想が無いのだからウーマン村本のように疑問に思う

人が出て来ても不思議では無い。いやむしろウーマン村本と同じように考えていた人の方が多かったかもしれない。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻生太郎の政治生命終わりは間近に。

2019-04-14 13:47:35 | 国内国際情勢
もうここで麻生太郎の政治家人生は幕を降ろすべき時が来たと例え麻生支持者でも地元福岡でも

多くの人が同じ感想を持ったと思う。2019年4月の福岡県知事選で長年に渡り培ってきたはずの自民

王国の地元福岡で自民保守が分裂して地方側の県連の半数以上が自民本部の麻生太郎の推す候補者に

造反する形で現職の小川知事を支持した。麻生太郎は現職の小川知事と過去の選挙応援に不参加だった

ことから仲が拗れ今回の知事選で別の新人自公推薦の県知事候補を用意したが、福岡県連はこれに納得

せず反応も示さなかった。そもそも明確な政策が分かれた知事選でも無かったので圧倒的な現職小川候

補の勝利となった。 なんとも麻生王国の最後が政策の無い福岡知事選挙とは中身の無いにも程がある

痛々しくもあり軽々しくもあり財務大臣とはいえ麻生太郎などこの程度と思い知らされた。

同じく竹下・青木による自民王国を作ってきた島根県知事選でも福岡と同様に地方と中央で意見が分

裂して中央の自民推薦の候補と地方の県連の候補同士が争い、地方県連側の新人の丸山達也氏が当選

を果たした。

かつての公共事業の代表的な存在だった日本道路公団JHが解体されてからは公共事業予算による地方経

済の受け皿は成り立たなくなっていただけではなく、道路建設以外の代わりになる建設関係の予算目当

ての歪な政策は形振り構わず日本を窄めて来た。スーパー堤防や原発地下化などの常軌を逸脱したレベ

ルにまでに予算を膨らませていた。

自民とか保守とか政治の話では無く健材関連の企業がメインの後援にある麻生太郎にしても理屈は同じ

ことで言うだけオチかもしれないが、つまりは結局のところ保守が分裂したわけでなく政治とカネの問題

で、麻生は予算獲得のための中央東京から公共事業を持ってこれるだけの政治力が無くなったと判断され

用無しになっただけの事だと思う。島根にしても竹下亘が総裁選で負けた石破茂を担いでいるのをみれば

誰だって保守派の潮時を感じるものだ。ましてやアベノミクスは金融政策なので地方には縁が無かった。

道路公団JHの解体は2000年代の行政改革の目玉として扱われており、小泉内閣で行革担当大臣が石原伸晃

に作家の猪瀬直樹が有識者として参加していた。この人事で猪瀬の人間関係も解ってしまう後々に猪瀬が

石原慎太郎の後をついで東京都知事に就任するところまで考えると行革はかなりのコネクションだったと

思われ、当時の竹中平蔵の陰に隠れながらも日本を窄めていたのだろう。


東京名古屋大阪福岡と新幹線は九州まで通っている、他の首都圏に習って福岡にも野球チームもドーム球

場もある。しかし何時の間にやら日本は三大首都圏と呼ばれ太平洋ベルト地帯の中でもカヤの外になって

いた福岡は札幌と並んで5大首都圏程度の地方都市として扱われていた。HKT48が在る事が救いでもある。

しかし厳しいようだがもう一声言わせてもらえれば、10年遅かった。せめてリーマンショックの時の麻生

に見切りをつけておけば、もう少しマシだったと思うが、あれからの10年は震災の所為にはできない経済

の落ち込みをどのように整理していくかはまだまだ見当が着かない所にある。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする