老舗芸能プロダクションの終活。

昭和から平成へとテレビの時代を長らく支え続けてきた老舗芸能プロダクションが相次いで終活の時を迎えて

いる。漫才ブームの波に乗り一躍スターダムにのし上がったビートたけし率いるお笑い軍団のたけし軍団の巣

窟とも呼べるオフィス北野は北野武自身が事務所から独立し設立したTNゴンと分裂泥沼の運営状況で、石原裕

次郎譲りの男前を前面に出して活躍した石原プロダクションも遂には事務所を閉めるのではと情報を耳にした。

お笑いの世界と俳優の世界を共に牛耳ってきたマネージメントは既に現代では通用しなくなっていた。

石原プロの方は数年前から内紛が絶えず、経営悪化はテレビへの露出度の低さからも感じられるものだった。噂

された石原裕次郎時代の隠し財産(埋蔵金)による派手な事務所経営は幻影であり、事務所の維持費でさえ困窮を

極めたものだと思われる。そればかりか石原慎太郎都政における被災地への寄付金が石原軍団の被災地訪問と名

前を変え横領に近い形で着服していた疑惑に対しては石原知事共々だんまりを決め込みなんら明確な回答のない

男気の無さは呆れてしまう。石原軍団に裏で金を出しているとは言えないだろうけどね。石原プロダクションに

は石原良純でさえ所属をしていないので余程の経営状態の悪さだったと推測される。たけし軍団の方は事務所分

裂と言っても結局は森社長を退任させるための事務所分裂であって役員報酬を高額にして所属タレントに冷や飯

を食わそうとするやり方は芸人気質からは許せなかったのだろう。2つのプロダクションに共通するものは胡坐を

かいた経営が成り立っていた緩慢さが、いつしか身を滅ぼすまでの傲慢さになってしまった所かな。

匿名のコメントをdisる。児童ポルノと表現の自由２

一応はコメントフリーの設定となっている当ブログですが、時折気持ち悪いコメントが書き込まれる場合がある。

そんな時は厄払いの意味も込めて手荒に扱います。さてさて平成も終わろうとする3月の終わりに当ブログの古く

てグダグダと管を巻いた様に書かれた表現の自由と児童ポルノの記事が在った。たしか数年前に書いたものです。

そこに匿名でコメントが書き込まれた。こんな下らない記事にコメントを着けるなんて何とも奇特な奴だと思えた。

コメントの付いたブログ記事は文章の核心部分が抜けており読んだ相手が文章の主旨を想像するように記事の結論を

敢えて書かずに読み手に委ねてあるトリッキーな文章でした。解りやすくいえば“何が言いたいかはご想像にお任せ

します。”といった具合に半端に放り出した記事。しかもグダグダにしてロリコンをデスる内容だ。


記事を書いて数年経った今読んでも読みずらい文章で、福島の原発被害の「鼻血騒動」による漫画の表現の規制と三

鷹ストーカー殺人事件のリベンジポルノの二つが関係も無いのにゴッチャ混ぜになってロリコン漫画の規制に向かう

のではないかと勝手に思い込みをしている人々の事を書いてある。　当時の「鼻血騒動」の環境大臣の石原伸晃の名前

も敢えて出して有る。　もう一度書くけど、三鷹のストーカー殺人事件はリベンジポルノが問題となった訳で表現の自

由の規制とは全く関係が無いのだが、なぜか『美味しんぼ』の“鼻血騒動”と並んで取り上げられるのか理解できない。

誰かがこの二つを勝手に結び付けてしまっている。 ここに闇を感じてしまう。もしくはそこが重要な所だ。


そして性犯罪者は同じような轍を踏むケースが多い。プロファイリングされようものならば格好の狙い所になると思う。

福島の放射能汚染も三鷹ストーカー殺人事件もどちらも被害者を愚行する事が議題の中心ならばこの二つの事件に共通点

はあるのだが・・・。そこに気が付かない愚かな人がいるようです。もしくは弱者を虐めるのが当然だと思っている人だ。

そこからの表現の自由の規制となるのは裏で何かが在るようにしか思えない。ネタで書くとはどういうつもりでだろうか。

三鷹ストーカー事件のどこに表現の自由を規制するニュアンスがあるのか。リベンジポルノの拡散は規制されたはずだが。

気持ち悪いものだ。