一昨日(8日)、妻の故郷(紀伊田辺)に、日帰りで帰ってきました。 義理の母の25回忌に参列するのが目的でした。
義理の母が元気な頃は、家族を連れて年に2回は電車で帰省していました。15年程前から妻の運転する車で、毎年1回、妻と二人で私の故郷・龍神を経由して田辺に帰省していました。新型コロナが流行し始める前(2019年)に、次男夫婦と孫娘を連れて帰った後、3.5年間帰っていませんでした。
今回は、特急『くろしお』を利用しました。久しぶりに電車に乗ったので、天王寺駅と田辺駅がスッカリ変わっていたので、ビックリしました。
『銀ちろ』と言う料理屋で昼食を頂きました。田辺で食事する時は、大抵『銀ちろ』を利用します。義理の母は『銀ちろ』の天婦羅が大好きで、何時も二人前か三人前を注文していました。 私は『鰹の刺身』が大好きなので、今回も頂きました。まだ『上り鰹』のシーズンです。 『なかいさん』に、「けんけん鰹ですか?」と聞いたら、「違います」との返事でした。
鰹は足が極めて速い魚です。『ー40 ℃』に急冷したら長時間保存できます。朝魚市場に出す時、解凍する事になりますが→→朝8時~9時頃刺身にすると→→魚の臭いが無く、透き通る様なピンク色をしていて→→段々赤くなり→→夕方には、黒味がかって光り、魚の臭いが強くなって来ます。透き通る様なピンク色の刺身をワサビ醤油で食べたら、絶品です!
『辻の餅』と言う和菓子屋で、子供の頃から私が大好きな『おけし』を買いました。 父と田辺に行ったら『辻の餅』に寄って、店内に有った椅子席に座って、先々代の女将さんと父が昔話をする横で、『おけし』を頂きました。 今回は60歳前後の跡継ぎの女将さんが、「最近はあまり売れない」とボヤイテいました。
『辻の餅』の向かいに『三万五千石』と言う和菓子屋が有り、ご主人(K氏)は私より二回り以上年配でしたが、10年間ほど親しくして頂きました。 私は現役時代・週に一、二回全国各地に出張しました。田辺に帰省する時は、出張先で有名な和菓子を買ってきて、K氏と試食会をしました。K氏は和菓子作りに情熱を掛けていました。 残念ががら癌で無くなられました。
『辻の餅』の女将さんから、「K氏は立派な方だったけど、女性にモテて奥さんを泣かせていた。二号さん、三号さんがいたと思う。もしかしたら四号さんがいたのかも?」と言う話を聞きました。
高校時代の友人が、奥さんと二人で」やっている『ケルン』と言う喫茶店で、コーヒーを頂きました。奥さんは、私の妻の幼馴染なので、『ケルン』に行くと話が弾みます! (今回は友人が入院中で、残念ながら会えませんでした。)
田辺には高校時代の友人が、家業を継いだりして、数人住んでいましたが、何人か、「跡取りがいなくて店仕舞いしたり、死亡したりした」と暗い話を聞きました。
田辺名物の一つが蒲鉾と牛蒡巻(ごぼうまき)です。蒲鉾店が沢山有りましたが、段々少なくなって来ています。 今回は『古田蒲鉾』店の蒲鉾と牛蒡巻を買いました。私より一回り以上年長の独身の兄妹が二人で細々とやっていた、蒲鉾店(秋正)を利用していたのですが、15年ほど前に、店仕舞いしてしまいました。
私は、牛蒡巻をそのままワサビ醤油で頂きます。・・・大の好物です!
『秋正』の上品で微妙な味が忘れられ無いので、店仕舞いのあと、帰省すると色々な蒲鉾店で蒲鉾と牛蒡巻を買って試食しましたが気に入った味の物は有りませんでした。ケルンの女将さんが、10年ほど前に『古田蒲鉾』店で買って来てくれました。それ以来、『古田蒲鉾』店を利用しています。
蒲鉾で有名な小田原に20回以上出張したので、時々蒲鉾を買いました。小田原製は高いですね! 田辺に帰省する週に小田原に出張したので、結構高価な蒲鉾を買って、『秋正』製と食べ比べて見ました。 『秋正』製は1/3程の価格でしたが、味に優劣は無い様に思いました。(非常に良く似た味でした! なお、小田原では牛蒡巻は作っていません。)
(余談 :沖見の思い出)
紀伊田辺では美味しい魚が食べられます。 駅前に『沖見』と言う魚屋が有り、私がまだ小さい頃から、父に連れられて田辺に行くと必ず『沖見』で魚を買いました。
代替わりで3人の息子さん達が店を継いでいました。私は帰省すると必ず『沖見』で鯵(アジ)と藍子(アイゴ)の干し物を買いました。「何時買っても、ここのアジとアイゴは美味しいね!」と言うと、息子さんの一人が「田辺の郊外に『ー40 ℃の冷凍倉庫』を所有する、魚の加工会社が有って、旬(しゅん)の時に多量に仕入れて、少しずつ解凍して干し物にしている。」、「そこから買ってくる。」と言っていました。
10年ほど前に、『沖見』は店仕舞いしてしまいました。田辺に住む甥から『岩出鮮魚店』を紹介して貰ったので2回行って見ましたが、あいにく休みでした。次回帰省したら、事前に電話して行って見たいと考えています。(店の前の道路が狭いので、車で行くのは推奨しません!)
アイゴは、田辺では『アイ』と呼びます。鰭(ひれ)の刺(とげ)に毒が有るので、店に出す前に刺を切り取っています。白身魚で、少し『くせ』が有りますが、何回か食べると病み付きになります。私の息子達と、その嫁さん達も大好きです。
義理の母が元気な頃は、家族を連れて年に2回は電車で帰省していました。15年程前から妻の運転する車で、毎年1回、妻と二人で私の故郷・龍神を経由して田辺に帰省していました。新型コロナが流行し始める前(2019年)に、次男夫婦と孫娘を連れて帰った後、3.5年間帰っていませんでした。
今回は、特急『くろしお』を利用しました。久しぶりに電車に乗ったので、天王寺駅と田辺駅がスッカリ変わっていたので、ビックリしました。
『銀ちろ』と言う料理屋で昼食を頂きました。田辺で食事する時は、大抵『銀ちろ』を利用します。義理の母は『銀ちろ』の天婦羅が大好きで、何時も二人前か三人前を注文していました。 私は『鰹の刺身』が大好きなので、今回も頂きました。まだ『上り鰹』のシーズンです。 『なかいさん』に、「けんけん鰹ですか?」と聞いたら、「違います」との返事でした。
鰹は足が極めて速い魚です。『ー40 ℃』に急冷したら長時間保存できます。朝魚市場に出す時、解凍する事になりますが→→朝8時~9時頃刺身にすると→→魚の臭いが無く、透き通る様なピンク色をしていて→→段々赤くなり→→夕方には、黒味がかって光り、魚の臭いが強くなって来ます。透き通る様なピンク色の刺身をワサビ醤油で食べたら、絶品です!
『辻の餅』と言う和菓子屋で、子供の頃から私が大好きな『おけし』を買いました。 父と田辺に行ったら『辻の餅』に寄って、店内に有った椅子席に座って、先々代の女将さんと父が昔話をする横で、『おけし』を頂きました。 今回は60歳前後の跡継ぎの女将さんが、「最近はあまり売れない」とボヤイテいました。
『辻の餅』の向かいに『三万五千石』と言う和菓子屋が有り、ご主人(K氏)は私より二回り以上年配でしたが、10年間ほど親しくして頂きました。 私は現役時代・週に一、二回全国各地に出張しました。田辺に帰省する時は、出張先で有名な和菓子を買ってきて、K氏と試食会をしました。K氏は和菓子作りに情熱を掛けていました。 残念ががら癌で無くなられました。
『辻の餅』の女将さんから、「K氏は立派な方だったけど、女性にモテて奥さんを泣かせていた。二号さん、三号さんがいたと思う。もしかしたら四号さんがいたのかも?」と言う話を聞きました。
高校時代の友人が、奥さんと二人で」やっている『ケルン』と言う喫茶店で、コーヒーを頂きました。奥さんは、私の妻の幼馴染なので、『ケルン』に行くと話が弾みます! (今回は友人が入院中で、残念ながら会えませんでした。)
田辺には高校時代の友人が、家業を継いだりして、数人住んでいましたが、何人か、「跡取りがいなくて店仕舞いしたり、死亡したりした」と暗い話を聞きました。
田辺名物の一つが蒲鉾と牛蒡巻(ごぼうまき)です。蒲鉾店が沢山有りましたが、段々少なくなって来ています。 今回は『古田蒲鉾』店の蒲鉾と牛蒡巻を買いました。私より一回り以上年長の独身の兄妹が二人で細々とやっていた、蒲鉾店(秋正)を利用していたのですが、15年ほど前に、店仕舞いしてしまいました。
私は、牛蒡巻をそのままワサビ醤油で頂きます。・・・大の好物です!
『秋正』の上品で微妙な味が忘れられ無いので、店仕舞いのあと、帰省すると色々な蒲鉾店で蒲鉾と牛蒡巻を買って試食しましたが気に入った味の物は有りませんでした。ケルンの女将さんが、10年ほど前に『古田蒲鉾』店で買って来てくれました。それ以来、『古田蒲鉾』店を利用しています。
蒲鉾で有名な小田原に20回以上出張したので、時々蒲鉾を買いました。小田原製は高いですね! 田辺に帰省する週に小田原に出張したので、結構高価な蒲鉾を買って、『秋正』製と食べ比べて見ました。 『秋正』製は1/3程の価格でしたが、味に優劣は無い様に思いました。(非常に良く似た味でした! なお、小田原では牛蒡巻は作っていません。)
(余談 :沖見の思い出)
紀伊田辺では美味しい魚が食べられます。 駅前に『沖見』と言う魚屋が有り、私がまだ小さい頃から、父に連れられて田辺に行くと必ず『沖見』で魚を買いました。
代替わりで3人の息子さん達が店を継いでいました。私は帰省すると必ず『沖見』で鯵(アジ)と藍子(アイゴ)の干し物を買いました。「何時買っても、ここのアジとアイゴは美味しいね!」と言うと、息子さんの一人が「田辺の郊外に『ー40 ℃の冷凍倉庫』を所有する、魚の加工会社が有って、旬(しゅん)の時に多量に仕入れて、少しずつ解凍して干し物にしている。」、「そこから買ってくる。」と言っていました。
10年ほど前に、『沖見』は店仕舞いしてしまいました。田辺に住む甥から『岩出鮮魚店』を紹介して貰ったので2回行って見ましたが、あいにく休みでした。次回帰省したら、事前に電話して行って見たいと考えています。(店の前の道路が狭いので、車で行くのは推奨しません!)
アイゴは、田辺では『アイ』と呼びます。鰭(ひれ)の刺(とげ)に毒が有るので、店に出す前に刺を切り取っています。白身魚で、少し『くせ』が有りますが、何回か食べると病み付きになります。私の息子達と、その嫁さん達も大好きです。