『高島先生教育報国60年』に猪瀬乙彦の執筆で高島が心血を注いだ著書として『児童心理講話』、『体育原理』、『心理学より観たる日蓮上人』、『心理学綱要』、『家庭・婦人・児童』など、また会心作として『師範学校教科用書内国教育史略』、『師範学校教科用書心理綱要』、『日本教育史』、『児童を謳える文学』、『現代の傾向と心的革命』、『心理と人生』、『修養20講』、『児童の精神及び身体』、『女心と世の中』、『家庭における子女の教育』等だと・・・。
体制改革論者は体制改革を口にする前に修養を積み自己の内面を改革してほしいという思いから「心的革命」という言葉が使われた。100年以上前に出版されたものだがカバーの痛みも少ない。
何故か二冊入手した。本書は児童研究者高島が多兎を追い始めたころに書かれたもの。
天金
本文関係はGoogleBookにて公開されている。
通読してみたが、徳富蘇峰のもの(文体)ほど洗練はされていないが、彼の著書より平易な記述で、現在読んでも中々どうして、驚くほど示唆に富む内容。何より、明治末期(日露戦争後)の社会史の一端が伺える点が助かる
体制改革論者は体制改革を口にする前に修養を積み自己の内面を改革してほしいという思いから「心的革命」という言葉が使われた。100年以上前に出版されたものだがカバーの痛みも少ない。
何故か二冊入手した。本書は児童研究者高島が多兎を追い始めたころに書かれたもの。
天金
本文関係はGoogleBookにて公開されている。
通読してみたが、徳富蘇峰のもの(文体)ほど洗練はされていないが、彼の著書より平易な記述で、現在読んでも中々どうして、驚くほど示唆に富む内容。何より、明治末期(日露戦争後)の社会史の一端が伺える点が助かる