- 松永史談会 -

   こんにちは。ご機嫌如何ですか。

広島高等師範学校仏教青年会編『教育と信仰』大正7

2017年01月15日 | ローカルな歴史(郷土史)情報



巻頭論文は前田慧雲。広島県人の高楠順次郎・富士川游らの名前も。彼らの影響を広島高等師範付属中学に入学したての角倉志朗辺りは間接的には受けたのだろうか。大正デモクラシーの時代は修養と宗教教育(例えば仏教)への注目度が最高潮に達した時代だ。
備後地方では明治10‐20年代に廃仏毀釈の影響でお寺は荒れた状態にあった。明治末には地方の富裕層たちにすり寄る形で再建を図っていくが、大正デモクラシーの時代は全国的なその総仕上げ期、高島平三郎あたりも明治40年代には日蓮宗内の新派の人たち、軍人たちと国家主義的思潮注入のための活動を共にしていた。





関連記事
コメント