哀歌3章
1~18節 苦悩を一身に負う
1節「わたしは主の怒りの杖に打たれて苦しみを知った者」。口語訳「わたしは彼の怒りのむちによって、悩みにあった人である」。闇の中を歩み(2節)、鞭打たれ(4節)、柵に包囲され鎖につながれ(7節)、叫んでも聞かれない(8節)。
18節「わたしは言う『わたしの生きる力は絶えた、ただ主を待ち望もう』と」。苦悩で平和を失った今、ただ主を待望するだけである。
19~24節 信頼の告白
22節「主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない」。新改訳「私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ」。再び心を励まして主を待ち望む時に、その慈しみ(ヘセド)は絶えることがない。そのヘセドは朝ごとに新たであり、真実(エムナー)は力強い(23節)。主こそわたしの嗣業である(24節)。詩16篇6節see
25~33節 希望の教訓
25節「主に望みをおき尋ね求める魂に主は幸いをお与えになる」。主が負わせる軛は必ず幸いになる(26~27節)。
31節「主は、決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない」。
34~39節 主のご支配
38節「災いも、幸いも、いと高き神の命令によるものではないか」。口語訳「災もさいわいも、いと高き者の口から出るではないか」。
40~48節 悔い改めの祈り
主語が「わたしたち」になる。
40節「わたしたちは自らの道を探し求めて主に立ち帰ろう」。天にいます神に向かい両手を上げ心もあげて告白する(41節)。
42節「わたしたちは、背き逆らいました。あなたは、お赦しになりませんでした」。怒りに包まれ(43節)、祈りは聞かれず(44節)、塵芥のように捨てられました(45節)。わたしの目は滝のように涙を流す(48節)。
49~66節 敵に対する神の審判を祈る
55節「深い穴の底から、主よ、わたしは御名を呼びます」。耳を閉ざすことなく聞き、助け救ってください(56節)。わたしの訴えを取り上げ、悪意を、嘲りと謀のすべてを見てください(60~61節)。
蓋をされ絶望のどん底と思われる深い穴の底(53~55節)から、主の御名を呼ぶことが出来るのは何故なのか。可能性の無いところで神の介入が起きるからだ。これを榎本保郎はこの様に表現をしている。
『時計の針が二十三時五十九分五十九秒まで来た時、次の瞬間午前零時となるように、彼の心は急転直下真昼のように輝きわたる』(旧約一日一章)。
1~18節 苦悩を一身に負う
1節「わたしは主の怒りの杖に打たれて苦しみを知った者」。口語訳「わたしは彼の怒りのむちによって、悩みにあった人である」。闇の中を歩み(2節)、鞭打たれ(4節)、柵に包囲され鎖につながれ(7節)、叫んでも聞かれない(8節)。
18節「わたしは言う『わたしの生きる力は絶えた、ただ主を待ち望もう』と」。苦悩で平和を失った今、ただ主を待望するだけである。
19~24節 信頼の告白
22節「主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない」。新改訳「私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ」。再び心を励まして主を待ち望む時に、その慈しみ(ヘセド)は絶えることがない。そのヘセドは朝ごとに新たであり、真実(エムナー)は力強い(23節)。主こそわたしの嗣業である(24節)。詩16篇6節see
25~33節 希望の教訓
25節「主に望みをおき尋ね求める魂に主は幸いをお与えになる」。主が負わせる軛は必ず幸いになる(26~27節)。
31節「主は、決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない」。
34~39節 主のご支配
38節「災いも、幸いも、いと高き神の命令によるものではないか」。口語訳「災もさいわいも、いと高き者の口から出るではないか」。
40~48節 悔い改めの祈り
主語が「わたしたち」になる。
40節「わたしたちは自らの道を探し求めて主に立ち帰ろう」。天にいます神に向かい両手を上げ心もあげて告白する(41節)。
42節「わたしたちは、背き逆らいました。あなたは、お赦しになりませんでした」。怒りに包まれ(43節)、祈りは聞かれず(44節)、塵芥のように捨てられました(45節)。わたしの目は滝のように涙を流す(48節)。
49~66節 敵に対する神の審判を祈る
55節「深い穴の底から、主よ、わたしは御名を呼びます」。耳を閉ざすことなく聞き、助け救ってください(56節)。わたしの訴えを取り上げ、悪意を、嘲りと謀のすべてを見てください(60~61節)。
蓋をされ絶望のどん底と思われる深い穴の底(53~55節)から、主の御名を呼ぶことが出来るのは何故なのか。可能性の無いところで神の介入が起きるからだ。これを榎本保郎はこの様に表現をしている。
『時計の針が二十三時五十九分五十九秒まで来た時、次の瞬間午前零時となるように、彼の心は急転直下真昼のように輝きわたる』(旧約一日一章)。