鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

八つ墓村2019 BSプレミア は原作に忠実だった・・・ほとんどではあるが

2019年10月15日 | ドラマあれこれ
2019年 10月

10/12放送の 横溝正史ドラマ 八つ墓村を 見ました
このドラマの感想を少しだけ

毎回のように見てしまうのが この横溝正史作品
昔お気に入りで 小説も読んだものです
特にこの 八つ墓村は 最初に小説で読みました
ですから 自分の中では すでにこの 八つ墓村ワールドが出来上がっていて
映画化 および ドラマ化 されるたびに気になって毎回見てしまうのですが
このドラマに関しては どれに関しても 全く原作に不忠実であり 全く別の作品になってしまっている所が 甚だ残念 というかがっかりしたものです。

その極めつけは 77年映画化されたもの
野村芳太郎監督 で 萩原健一 小川真由美 さんが出ていたものになります。
その時の金田一耕助は 今は亡き 渥美清さんでした
後に よく溝正史自らも言っているように この渥美清さんは 金田一耕助のイメージに
ピッタリだとこの私も思ったものですが
あまりに原作と違っている内容に強い失望を覚えたものです・・・。

この私 映画館まで行って見たのですが
なんでこんなオカルト映画になり下がったのか 甚だ憤懣したものです。

その後のドラマ化でも テレビ局側の都合でしょうか どれに関しても
原作のポリシーが全く見られずひどいものでしたね
特に 古谷一行さんが金田一で 荻島信二 夏木マリさんが出ていたものはひどかったな・・・

2004年にやった 稲垣吾郎金田一版は 割と原作に忠実でありましたが
肝心のもう一人のヒロインである 典子 が出ていません・・・。
やはりこれも 期待外れと言う事になりました。


このドラマ 皆さんの印象というか認識では
祟りじゃ~ の言葉とともに 怪奇連続殺人ドラマ と言う事になっているようです
しかし 原作を読んだ感じでは れっきとした推理小説であり
祟りは迷信で しっかりとした殺人の動機がありますね
その動機がはっきりしないものだからおかしくなります・・・

原作の この物語は 辰也(主人公)の一人称で書かれており主人公が見たり聞いたりしたことだけが書かれています。
なので 金田一耕助は 少しだけ登場するだけとなっていますね
それをドラマでは 金田一耕助を主人公にするものだからおかしくなります

この作品は 怪奇冒険ロマン恋愛探偵小説 というわくわくするような小説なんですね
確かに ポアロの ABC殺人事件のような カモフラージュの連続殺人がおこり
祟りの迷信の元になった 30人殺しの 津山事件 というのも存在しますが
ちゃんとした動機のある探偵小説なんですね

今回のドラマでは そこのところがしっかり書かれていて
今までで一番 原作に忠実な作品となっています
良かったと思います。


もどって
この作品は

金田一耕助が 吉岡秀隆さんとなっており
NHK のこのシリーズでは 前作の悪魔が来りて笛を吹く に次いでの
吉岡金田一作品 となっております。


しかしこのお話しの主役は 何度も言う様ですが

この右側の 辰也こと 村上虹郎 さんとなっています
原作では この人の見た物 聞いたことを通して お話が進んで行きます
しかしこれはドラマですから そういったつくりにはなっていません。


このドラマの疑問点は 時間の制約があるということもあるのでしょうが
原作をほぼ忠実に再現してはいるのですが
この主人公が違います・・・

原作の辰也は もっと純朴であり 真犯人の美也子とはそういった関係になどなりません
好いてはいますが そういった関係ではないということですね
どうして 映画や ドラマでは 辰也と美也子を結び付けたがるのか理解できません・・・
このドラマでは 典子が出てきているのだから
原作に忠実ならば そちらの恋愛をもっと前面に出したほうが好感が持てます

すべては 77年の映画が悪いんだと思います この私はそうおもいます。
そこからすべてこういったつくりになったような気がします



この中に 森美也子役の 真木よう子 さんがいますが
この人 こういった役が合うのかも・・・
ぞっとするような豹変ぶりが 凄かったです


典子役の 佐藤玲さん なかなか良かったです
もうちょっとだけ可愛ければぴったりでしたね



私が感心したのは
多治見要蔵 久弥 役をやった 音尾琢真さんですね

このお馴染みの姿で 32人を惨殺するのですが
良い感じを出していました 音尾琢真 ここにあり!  ですね
映画版の 山崎努さんに引けを取らないほどの熱演でした。


吉岡秀隆さんの 金田一耕助も これで良いと思います
あまり目立たない方がイメージです
この吉岡さん ずいぶん泣きが入った顔をされ 人間的でいいですね好感が持てますね。


ドラマの詳しい内容についてはこちらを
このドラマの感想についてはこちらを
参考にさせていただきました
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年齢査証のドラマ・・・でも許します

2019年10月13日 | ドラマあれこれ
2019/10/13

ドラマに年齢査証はつきもの
昨日見た 朝ドラ スカーレット 
このドラマ 前回のなつぞら とは大きくテイストが違って ぐっと現実的なお話し
尾野真千子さんの カーネーション的な大阪物の 現実的路線です。

このおっさんは こういったドラマは好きでして 毎日楽しみに見ていますね
泥臭いんですが そこがまたいい・・・

ところが 昨日のお話しで 主人公の中学を卒業するくだりが放送されたのですが

主人公の 貴美子 ➔ 戸田恵梨香 31歳
その友達 照子  ➔ 大島優子  30歳
幼馴染  新作  ➔ 林遣都   28歳

ということで 皆さん役者としては もうベテランの域かと思うのですが
この人たちが 中学生の役をするところが凄い・・・
最初は笑ってしまいそうになったものですが 違和感をあまり感じないのが不思議です
役者魂! を感じましたね 
しかし よくやらせるよな ホンマに

戸田恵梨香さんは

この人は 演技が秀逸ですね 大したものです



そして あの おっさんずラブの

林遣都くんですが 
この人 元々かわいい顔をしているので 違和感はありませんが



驚きは この

元 AKB の 大島優子さん
この人似合い過ぎて 最初分かりませんでした・・・。
15歳で通用するなんて 驚きの一言です
いや いい演技してましたね
これからの話が楽しみになります
このおっさんのツボに入ったようです




もう一つ とても気になる 年齢査証のドラマが・・・
言わずと知れた やすらぎの刻~道  なのですが

主役の 風間俊介君は

この人も 中学生の役からずっと今までやっているのですが
この人は顔の作りも 全く違和感はなく よくやっていると思い感心しますが



極めつけは

このお二方になります
浅丘ルリ子さんと 加賀まりこさん になりますが
本篇の やすらぎの刻 の方では やすらぎの里の住人で 7〇 歳のご老人をずっとやっているのですが
この 道の方にも 出演 なのですが
戦後の満州から引き上げて来た兄弟を演じられています

30台くらいの役なのですが
これが痛々しい・・・
浅丘さんは先日も フーテンの虎次郎の リリー役で お目にかかったばかり・・・
顔は良いのですが 口が回らないのが見ていて辛くなりますね

この人ドラマの中で 体を売ってお金を稼ぎます・・・😢

倉本さんも ジョークで こういったことをやっているのでしょうし
浅丘さんも 加賀さんも まことの役者さんですから その意気込みがこちらに伝わって来ますが
どうしても避けられない 残酷な時間の経過を少しだけ感じてしまいますね・・・。

しかし それだからこその演技と脚本なのだと思うのであります
彼らの心意気に 拍手を贈りたい

そう思いました。
それでは また
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ドラマ展望2019 7~9月 その② みんな終わってしまいましたが・・・

2019年10月02日 | ドラマあれこれ
2019年 10月

ドラマ展望2019 7~9月 その①

この続きとなります
前回の復讐をすると

1 連続テレビ小説「なつぞら」
2 やすらぎの刻~道~
3 螢草
4 これは経費で落ちません!
5 凪のお暇
6 ノーサイド・ゲーム
7 Heaven?~ご苦楽レストラン~
8 ボイス 110緊急指令室
9 TWO WEEKS

10 サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
11 サギデカ
12 盤上の向日葵

今クール視聴したドラマたちですが
赤字のドラマが 残念だったドラマで それに付いては前回に感想を述べました

今回は この黒の太字のドラマについての感想となります
面白かった方ですね。

前回の最後に 12 盤上の向日葵 についての感想を書いてありますが
このドラマは面白く視聴させていただきました。
最後のどんでん返しはなかったですが・・・このドラマ ちょっと違和感がありますね
ひとつは 将棋に対する誤解でしょうか・・・。
あまりに物語り過ぎますね 将棋というものはもっと単純でもっと奥が深いものです
そこには 盤上のひまわり のような 他力なものなど存在しないと思いますね
ヒマワリが手を教えてくれるなんてありえません・・・ 
最後の 禁じ手の二歩 もいただけません・・・。

それに 竹中直人扮する真剣士の 鬼殺しの ナントカさん 強すぎます・・・
体に不調を抱えた状態で 強い将棋は指せませんね
そこが納得行きません。

あと主人公ですが ハイエナのように付きまとう育ての父親に苦しむのですが
もう立派になった社会人なんだから 自分で何とかしろよ という話です
素晴らしい頭を持ってるのだから そこが納得行きません。 


11 サギデカ
このドラマの方が納得が行きました
よくある振り込め詐欺のお話しなのですが
違和感なく 面白く視聴出来ました
現代社会の抱える問題点が随所に出て来ます これは秀作でしたね

最後に対決する 刑事の 木村文乃さんと 
詐欺グループの頭脳 とも呼べる 青木崇高 さん
見ごたえがありましたね・・・
静かなやり取りのうちにこのドラマのメッセージを見たような気がしました。
両者 良い演技をしてました 納得です

最後に 木村さんが 青木さんをさとす表情に 弥勒菩薩を見たような気がしました。




さて本題の方

3 螢草

葉室麟さんの 小説のドラマ化ですが



これが蛍草 つゆ草の別名です
目立たないが実に青い色の綺麗な花ですね
この花をイメージしたドラマになります


この右の方が 主役の 奈々 という武士の娘
訳あって 左の町田啓太さんの屋敷で女中として働くことになったところから
話は始まります。

話の内容は割愛しますが この奈々を演じたのが 清原 果耶(きよはら かや)さん
この人が凄い
透明なゆりかご に出ていたのは知っていましたが
その抑えた演技と存在感 目ぢから これで17歳というから驚きです
その女優としての感性は 他を圧倒しますね
いっぺんで好きになってしまいました・・・。

見るたびに顔の印象が変わるのですが
よく調べてみると なんとあの
1 連続テレビ小説「なつぞら」 で
主人公 なつ の妹 千遥 役で出ているじゃ ありませんか・・・。
このなつぞらの 最後のほうで再登場するのですが
そちらの演技の方でも雰囲気の方でも 主役のなつを食った感がありましたね。
すっかり印象に残った女優さんでした。

このドラマ なかなか面白かったのですが それは ひとえにこの女優さんによるところが大きかったようにも思います

もちろん その他にも
町田啓太さんも 谷村美月さんも雰囲気が出て良かったのですが
北村有起哉さんが得に凄かったですね
この人 お父さんと同じような太くて実にいい声をしていますが
演技も凄い 感服しました。



4 これは経費で落ちません!

  
このドラマは 今クール 一番面白かったドラマでしょうか

詳細については https://ja.wikipedia.org/wiki/これは経費で落ちません!

多部未華子さん演じる 森若沙名子 という27歳の経理部員のお話し
重岡大毅さん演じる営業部員の 山田太陽 との恋愛を通して物語は進んで行きます。

とにかく話が面白くて コメディながら 現実的お話が満載であり ミステリー仕立てで
お話が進んで行くのですが やはりこのドラマの良さは 主役の仕事に対する熱意と姿勢でしょうか。 我々も見習わなくてはならないところがあります。

取り巻きのキャストもいいですね
経理部
森若沙名子 - 多部未華子
佐々木真夕 - 伊藤沙莉
田倉勇太郎 - 平山浩行
新発田英輝 - 吹越満
麻吹美華 - 江口のりこ

とくに 江口のりこさんがツボ
この人の演技と存在感は半端ないですね 
吹越さんも 平山さんも らしい演技で良かったです

営業部としては
山田太陽 - 重岡大毅
山崎柊一 - 桐山漣
中島希梨香 - 松井愛莉
吉村晃広 - 角田晃広
この辺りになりますが 重岡さんも 桐山さんも 好青年をしっかりえんじていましたし
特に 東京03 の 角田さんが 無茶苦茶面白かったですね
ドラマの最初は 吹越さんと間違えました・・・顔が似て見えたものですから。

主役の多部さんも 良かったですね この人こういったコメディは合いますし上手ですね
この多部さん演じる 森若さんの座右の銘は うさぎを追うな!
この言葉がキーになりますが いったい何のこと・・・?

私が解釈したところによると 
過去の経験から来る先入観にとらわれることなく 事実をありのままに捕えよう
ということかな と思うのであります。
これは 経理の仕事に限ったことではなく いかなる場合でも大切なことです
常に物事を客観的にとらえるということでしょうか。
いい言葉を知りました

続編に期待しましょう。



8 ボイス 110緊急指令室

このドラマも 韓国発の サイコサスペンスドラマ
突っ込みどころも満載ですが 初回からのハラハラドキドキ感は 半端なかったですね

ちょっといたずらに 人殺しのシーンだとか ホラー感をあおるところがありましたが
主役の 唐沢寿明さん やはり大したものです 上手いです
真木よう子さん 滑舌悪すぎるのが違和感アリアリでしたが 最期は慣れて来ました・・・。
それを除いては いい顔で雰囲気あるんですがね。

やたら耳が良い 真木さんですが 現実にはありえん話です
しかしドラマですから そこは我慢です

話に納得するものは無いのですが 何故か面白くて一気見してしまいました・・・。
このお話に出てくる最大の ひきつけポイントは

この右側の 伊勢谷友介 さん演ずる 本郷雫〈38〉
このサイコ野郎が 凄かった・・・

この人 こういった役をやらすと 鳥肌が立つほど巧いですね
この人以外には考えられないほどの存在感があります・・・。

この人と この人の父親役の  伊武雅刀さんの演技が凄かったです
古い話で恐縮ですが 伊勢谷さんは 
昔高倉健さんがやっていた頃のヤクザ映画の悪い親分
あるいは 大瀬紘一さんの隠密剣士などに やはり悪玉で出られていた
天津敏(あまつびん) さんを彷彿させます
顔も似ているような気がします 血も凍るような雰囲気がありますね。



こちらの方が 天津敏さんになります 1979年に 脳梗塞で 58歳で亡くなりました。

その辺が発見でした。




最後は やはり
2 やすらぎの刻~道~

倉本聰さん 84歳にての 渾身のドラマかと思います
とくに 道 の方は 倉本さんのメッセージが伝わって来ますね
もう先のない人生
何かをせずにいられない彼の気持ちが このおっさんの心を打ちます・・・。

まっ言自分たちに都合の良いことしか言わない 権力に対して
あるいは 自分の都合の良いことしか見ない人々たちへのメッセージでしょうか。

古くから 倉本さんは 中島みゆきさんの曲をドラマの中で使っています
中島さんの メッセージ性の高い曲が好きなんですね
それに答えたのが中島みゆきさん ということです。
今回も このドラマの為に 2つの曲を書きました
9年ぶりの シングルと言う事になるそうです
地上の星以来 ということになります。

その曲は 進化樹 という曲と 離郷の唄 の二つ

どちらの曲も 泣かせます 
しかし 歳をとっても 中島みゆきさんはいい曲を作りますね
この曲に このドラマのすべてが入っていると言ってもいいです


ドラマの方は 現在進行形ですが 今一番の楽しみとなっています


そんなところが感想となります
それでは また 
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ドラマ展望2019 7~9月 その① みんな終わってしまいましたが・・・

2019年09月25日 | ドラマあれこれ
2019年 9月

今クール といってもすでに最終回を迎えたドラマがほとんどで
展望もないのですが 私的感想 と書き換えたほうがいいのかとも思います・・・。

1 連続テレビ小説「なつぞら」
2 やすらぎの刻~道~
3 螢草
4 これは経費で落ちません!
5 凪のお暇
6 ノーサイド・ゲーム
7 Heaven?~ご苦楽レストラン~
8 ボイス 110緊急指令室
9 TWO WEEKS

10 サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
11 サギデカ
12 盤上の向日葵


だいたいこの辺りが 見ていたもので 秀作 駄作 いろいろありますが
秀作でなければ見ない 駄作ならば見ない というわけではありません
もちろん突っ込みどころが満載なドラマでありながら 最後まで楽しく見る・・・ とか
秀作だけれども 自分には興味が湧かず面白くない・・・ということで見ないドラマも
たくさんあります。

ドラマ批評家ではありませんし 時代考証家 でもないのですから
細かい事は置いといて あくまで自分の感性にのっとって
そのドラマを味わった感想になります
なので 独りよがりの感想になるのですが突っ込みは無しでお願いします。

太字が 特に面白いと思ったドラマで 欠かさず見ていましたし
あるいは 録画をためて 一気見をしたドラマになります。
今も続いているのはもちろん まだ最終回を迎えていないのもあります。

赤字は 最初の面白さとは裏腹に 途中で冷めたドラマで 残念感のあるドラマ
途中で視聴を打ち切ったものもあります。


この私の批判的なドラマから少し・・・

5 凪のお暇 なぎのおいとま といいます
このドラマ 黒木華 さんと 高橋一生 さんの屈折した恋愛ドラマなのですが
手続きが面倒くさくて 見るのを途中で断念。
このドラマに出てくる人たちはみんな屈折していて 白いものをしろと素直に言えない人たちばかり まわりの空気を読むことだけが気になる という設定ですね。

脚本家は 今の日本にありがちなそういった人たちの気持ちを描きたかったのでしょうが
この年寄りのおっさんには 少々かったるい・・・
それを愉しむには 別の感性が必要の様です。
だいたいこのおっさん ラブコメはあまり好きでないのもその一因かと・・・


7 Heaven?~ご苦楽レストラン~
石原さとみさんが主役なのですが
こういった性格のレストランの オーナー は好きになれません・・・ドラマでもね
コメディですから その辺は全くありそうもない事をドラマにするのですが
あまりに不自然極まりなく 全く人間が描けていません・・・
こういったドラマにその辺を期待する方がおかしいのですが
同じコメディ仕立てでも 昔見た 王様のレストラン は面白かったですね
あれとは質が全然違うようです
美味しそうな料理だけが 記憶に残るドラマでしょうか。

こちらも録画は最終回まで終了していますが 視聴が進みません・・・。
困ったものです・・・

しかし ドラマの口コミを見ると この辺りのドラマの評価というか口コミが多い
特に なぎのお暇 
私の感性と 彼らの感性は 全く違うようです


9 TWO WEEKS
残念なのがこのドラマになります
ハリソンフォードの 逃亡者を彷彿とさせる始まりでしたが
その後の展開が あまりに稚拙
これでは面白くないです

主役の 三浦春馬さん とってもいい顔で 外国の俳優さんみたいな雰囲気があるのですが
演技が全くダメですね・・・。
高島の弟に追い詰められて 窮地に陥った時とかに見せる顔は
まるで学芸会の 芝居に出てくる生徒のようです

これでは 主役の深みが全く出て来ません 興覚めです。
内容も安易すぎて 最初の面白さとは裏腹に だんだん面白くなくなったドラマでした。
最後まで見たけどね・・・。



10 サイン―法医学者 柚木貴志の事件
このドラマも残念でした
最初はとても面白かったのですがね・・・。

韓国で前にとても人気のあったドラマの リメイク らしいのですが
元が韓国産だからとか日本的でない だとか言って批判的なことを言う人がいますが
私はそんなこと言うつもりもないし 全くドラマには関係のない事です。


久々の大森南朋さんの復活と 相方の 飯豊まりえ さんの掛け合いが
最初面白くてね すっかり気に入ってたのですが・・・。
(この飯豊さん なかなか可愛くて 魅力のある女優さんだと思うのですが)

このドラマの問題点は やはり 監察医 に焦点を当て過ぎだということです
海外ドラマの影響でしょうか こういった監察医とか 科学捜査官とか 鑑識とかがメインのドラマが昨今多いのです。

確かに昨今の科学技術の進歩はめざましく DNA分析であるとか 以前の松本清張の時代では
考えられなかった革新的分析法があります
しかし その厳然たる技術による事実と 警察の捜査とがともに協力し合ってこそ
はじめて事件の解決になるのですね。

しかるにこのドラマは その分析結果を外部圧力でねじ曲げる というお話です。

こんな理不尽な社会と人間を このドラマは描こうとしているのですが
悪い方の論理は分かるのですが この監察医側の論理がよく分からないところがあります・・・
そこが このドラマが釈然としないところでしょうか。

まあ刑事の方も 彼らに協力する人たちがいますが 
警察自体がそもそも権力迎合なところがありおかしくなっています
最近はこんなドラマばかりで厭になってしまいますねホントに・・・。

建前でも良いから 杉下右京のように正義を論ずるドラマがいいです
最近の司法が役割を果たしていないこの国のように
納得のゆかない終了となりました。


12 盤上の向日葵

このドラマ あと1回で終わりますが
将棋にスポットを当てた 砂の器 みたいです
面白いんだけど 暗いな・・・

最終回は どんでん返しが在りそうです
おそらく 将棋を教えてくれた あの校長先生が・・・。

中々雰囲気の出ている面白いドラマですが
もう少し 駒の指し方というか持ち方を練習しないと・・・ダメだね
あれでは 初心者にしか見えませんね。


とりあえず の感想ですが
次回は面白かった方を・・・

それでは また

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幸せの黄色いハンカチは 10年おきに見て泣いてしまうな・・・

2019年07月03日 | ドラマあれこれ
2019/7/3

タイトルの 幸せの黄色いハンカチ
知らない人はいないほど有名な 山田洋二監督の名作でありますが

先日 BSプレミアで またやっているのを何故か録画して また見たんですね。
もう何度見たのかは忘れましたが その都度 泣いてしまいます・・・。このおっさんも

実は 最初に見たのは 封切りなんですね 映画館で見ました。
1977公開 というから かなり古いのですが いつ見ても新鮮なものがあります。
映画に出てくる 夕張の平屋建ての住宅や 北海道の風景などは 
いわゆる このおっさんの心の原風景でもあり 実に懐かしいものがあります・・・。
みんな そういった風景の中で育ったわけです おっさんの頃はね。




この映画の感想を書くつもりも 内容を描くつもりもありませんが

高倉健さんが主演で 倍賞千恵子さんが相手役のこの感動映画なのですが

この写真の 武田鉄矢 桃井かおりさんが 実にいい味を出していましたね。
武田さんは この映画がきっかけで 落ち目の歌手から 役者へと転身を果たし その後の
活躍はご存知の通りとなります。

そしてもうひと方の桃井かおりさんですが
この作品の ちょうど2年前に
萩原健一さん主演のドラマで 倉本聰さん脚本の
前略おふくろ様に出ています



この写真の方が 桃井かおりさんで 恐怖の海ちゃん という役どころでした
このドラマ このおっさんもリアルタイムで見ていたものですが
実に面白かったんですね。
滝田ゆうさんの挿絵も印象に残りましたし
桃井さんの喋りは独特で 不思議な世界がそこにはありましたね・・・。

この脚本の 倉本聰さんは 高倉健さんがいたく気に入っておられたようで
北の国からの 五郎さん役は 実は 高倉健さんにオファーを出していたそうです。
しかし 色んな事情から断られて それで 健さんに親しい 田中邦衛さんになったようです。
もし、高倉健さんが 五郎さんをやっておられたら 全く別の話になっていたのかもしれませんね  そんな気がします。


もどって この桃井かおりさんですが
意外な映画に出ていました

知らない人がほとんどかと思うのですが このおっさん 映画館で 封切から1年後に見たのが
この

あらかじめ失われた恋人たちよ という映画です
1971年公開 というから古い話ですが
この真ん中のが桃井かおりさん
右端のアフロが あの 石橋蓮司さんの若い頃
左の人は 写真家の 加納典明 さんです。

監督兼脚本には あの朝まで生テレビの 田原総一朗 さんが参加していました。
何ともつかみどころのない映画で
何を言いたいのかよく分からん話だったのですが
意外にはまってしまい 面白く印象に残った映画でしたね。

劇中に つのがひろ の メリージェーンが 流れるシーンがあって
良い歌だな~ とひそかに思ったものです。
ずっと外国の歌かと思っていましたね・・・知らんかったのでね。

この中の桃井かおりさんは その後と全然違う感じで(この中では聾唖者の役だった・・・)
前略おふくろ様を見てびっくりしたものです といっても この映画に出ていたのは
後から知ったことですが・・・。


幸せの黄色いハンカチの中では 実にいい味を出していて 役者やな~  という
感じでした。




倍賞千恵子さんについては この山田洋二監督作品の 1980年封切の
遥かなる山の呼び声 という映画があって
同じく高倉健さんも 武田鉄矢さんもでていて
それに ハナ肇さんと 子役の 吉岡秀隆 さんが加わっています。

   

この映画も何度か見ましたが これもまた 泣けます・・・
最後の列車の中のシーンが 堪りませんね。
この映画は 昔の西部劇の シェーン からヒントをもらって作った映画だそうです

なんか山田洋二さんの作品は どれも 生活感があって 心に浸みて来ますね・・・


そんな作品たちですが
やはり この作品に出てくる 高倉健さんについて少し

高倉健さんと言えば 網走番外地 日本侠客伝 昭和残侠伝 などと
東映の ヤクザ映画が 代名詞となっていて 当時は そういったアクション物から
高倉健が初めて離れたのが この映画となります(幸せの黄色いハンカチ)
八甲田山 という映画も 同年に公開されていますが
健さんにとっても ヤクザ以外の本格的役者としての人生を歩みだす 最初の映画と
なったようです。




東映映画の頃の 高倉健さんですが 人気が凄かった
映画館の 週末の深夜興業では いつも満員だったのを覚えています

実に日本人の心に浸みるんですよね・・・
暴力はいけませんが 
徳のない権力者に対しての弱者の気持ちのやり場として 
この健さんのような人が心の支えになったのかもしれません・・・。

この人 映画の中では 絶対に死なないんだよね・・・不死身でしたね。
悪人役の 金子信夫さんとか 天津敏さんとか 懐かしいです・・・良い時代だったな。


ヤクザ映画ですごい人気の 高倉健さんでしたが 
このおっさんの印象に残っている高倉健さんは 意外なことに

あの 中村錦之助さん演じる 作州浪人宮本武蔵

この映画 色んな方がやっておられますが
このおっさん 中村錦之助さんのシリーズが特にいいと思っているのですが

この映画 再放送で テレビで見た時に
4部作なのですが、 1963 64 65 の3作品に
佐々木小次郎役で この高倉健さんが出ておられました。
その時の写真が




これなのですが 実に役のイメージに合っているんですね
ソフトでニヒルな あの佐々木小次郎のイメージに ピッタリなんですね。
 いったい誰だ?  と思いましたよ

この人 顔とそこから来るイメージが 他を圧倒するものがあります
すごい役者さんですね セリフはあまり得意ではない様ですが
その存在感 気持の表現力 素晴らしいものがありましたね
偉大な役者さんでした。
だからこの映画 何度見ても感動するんでしょうね。
そんなことを思いました。 そんなお話です

それでは また

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大富豪同心 八巻卯之吉 BSプレミアム  このアホらしさが堪らんな!

2019年06月16日 | ドラマあれこれ
2019年 6月

このおっさん 今 ひそかにハマっているドラマがあります・・・
それは BSプレミアム で毎週金曜日に放送されている  大富豪同心
という時代劇。

こちらが NHKのホームページ

まあ 話の内容は ほんと アホらしいのですが なんか面白くて見てしまうんだよね・・・
理由ははっきりしているのですが。

その前に この時代劇ドラマの主役をなさっているのは 中村隼人 さんという歌舞伎の人
なんですが、あの 萬家錦之助さんや  中村嘉津雄さんとは 血縁でいとこ甥の関係です

このお人の醸し出す雰囲気が なかなか面白いんですね・・・

この少し長めの 角ばった顔なんですが 妙に気になってしまいます・・・。
この人ドラマの中では 大富豪の伯父を持つ同心なのですが、剣の腕は 全くダメで
殺陣のところで、必ず気を失ってしまうんですね・・・。
しかし それを この人を慕う 取り巻き連中がうまく助けてかたずけてしまう という
無茶苦茶な設定になっています。


その取り巻きの中で この卯之吉に恋をした 女剣士 美鈴役の

新川優愛(しんかわ ゆあ)さんが いいですね。

この方 色んなドラマで見ていますが どこか小生意気で 脇役1番手 というイメージ
だったのですが、 このドラマでは凄腕の女剣士でありながら
純情な 少しぷっくらとしたいい女の役をこなしていますが
これが実にいいですね 可愛いですよ。

話の内容は 現実離れしたアホらしいものですが
この二人を見るだけでも楽しいものです。


しかし なんといっても極めつけは
エンディングの 踊りと 歌 なんですね
これを見るだけでも このドラマを見る価値があると思うのです


エンディングに流れる その踊りが




PR動画 がありまっす
この中の動画部分ですね。

間の手拍子がツボ! 
中村隼人さんの 身のこなしと手の動きが印象的ですね
何度これを見たことか・・・。


そして この踊りの時に流れる曲がいい!

この人 竹島宏 さんが歌っている
夢の振り子 という曲が実にいいんですね
ムード歌謡 とでもいうのでしょうか、実に心地がいい曲なんですね。

このエンディングの 踊りと それと一緒に流れてくるこの曲を聴きながらの視聴は
もうそれだけでこのドラマを見て良かったという気にさせます。
ドラマの内容は このエンディングの為の 前菜 という気にさせるのですね。


ドラマの方は あと4回で最終回を迎えますが
このおっさんが 見るのはいうまでもないことです。

かなり楽しい気持ちにさせる 時代劇かとおもいます
それでは また
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いま 白い巨塔が放送されていますが・・・

2019年05月24日 | ドラマあれこれ
2019/5/24

今テレビ朝日で 5夜連続にて あの 白い巨塔をやっています
主演の 財前五郎役は 岡田准一さん で
前回のドラマ版白い巨塔が 2003年の唐沢寿明さん主演のもので 
すでに16年経ったことになります。

今までの作品は
1966年の田宮二郎映画版
1967年の佐藤慶ドラマ版
1978年の田宮二郎ドラマ版
1990年の村上弘明ドラマ版
2003年の唐沢寿明ドラマ版
2019年の岡田准一ドラマ版


がありますが 山崎豊子さんの同名小説の映画化 から火が付き
その後ドラマ化されたようです。
この私は 78年の 田宮二郎さんの作品をリアルタイムで見ていたのですが
仕事が忙しくて 途中から見なくなったようです・・・。
しかし 内容は知っていますね。

2003年の 唐沢寿明さん版は 相当人気があったようで 平均視聴率が 23%越えの
人気ドラマだったようです。 しかし これも見てはいません・・・残念ながら。

どこかで、田宮二郎さんの 財前五郎が この私の中でイメージとして固まっていて
そのせいで 見なかったのだと思うのであります。


今回のドラマは しっかり見ていますが やはり面白いですね
記憶が甦ります・・・。
しかし 時代が違うせいもあるでしょうし キャストも違うので 印象はかなり違ってきます
特に 岡田准一さんの財前五郎が どうしても違和感を覚える所になります。

こちらが今回のキャスト

たくさん出ていますね 有名どころがね


そう言ったことを少し 丁寧な写真をお借りして見てみます
丁寧に写真を並べられたお方がおられます
こちらが

財前五郎 の歴代キャスト ですが
左から 田宮二郎 佐藤慶 田宮二郎 村上弘明 唐沢寿明 岡田准一 となります。

岡田さんは 体つきが 格闘家のようで あまり知的なイメージが湧きません・・・
そこに違和感があります
そういった点で 田宮二郎 唐沢敏明が 良く合っていると思いますね
佐藤慶さんでは 華が無いし 村上弘明さんではアクが無いようです


このドラマは 今の政治家であるとか、官僚であるとか そういったタテ社会の
事を大学病院の医者の世界で扱った物語になりますが まだ 世の中の司法が
まともだったころのお話しなので 今と同じように お金や権力の為
悪いことをする奴はいましたが バレなければいいが バレてしまえばお終い・・・。
ということになります。(今はそうでもないのが酷いところですが・・・)

なので 権力を象徴するのが 大学病院の 教授 ということになります。
そこで登場するのが

財前五郎のところの 東教授

こたびは 寺尾聡 さんがやっておられますが体調が悪いのでしょうか・・・
少しキレが良くないように思えます


そして 権力の象徴の 鵜飼教授役には

松重豊さんがやっておられますが 少しやはり軽いかな・・・
井之頭五郎 という感じだもんね~。
やはり 小沢栄太郎さん 伊武雅刀 さんはシブいところですね。


同じく 厳格な教授の 大河内役で

なのですが
岸部一徳さんは 違うな~ ドクターX のイメージが強すぎますね
やはり 加糖嘉 さんに1票です


財前五郎と対比さす 親友の
里見脩二 役には

今回は松山ケンイチさん
78年版では 山本学さんでしたが
前回の 江口洋介 さんが一番いいかと思います。



財前五郎の養子先の 財前又一 が強烈な印象ですが

これはもう 甲乙つけがたい所になります
78年版の 曾我廼家明蝶さん この人は凄かったな・・・浪花の商人そのもの というかんじだった    圧倒される迫力がありましたね。

2003年版の 西田敏行 今回の 小林薫さん
みなすごいです 圧倒されますね。


財前五郎の 愛人役は

今回の 沢尻エリカ さん 綺麗過ぎるかも・・・でも合ってるな
でも この私は 太地喜和子さんに 1票かな


その他にも
財前五郎の嫁役で

若村麻由美さんに1票


東教授の娘役で 里見を慕う
東佐枝子役の

こちらの方々です



いずれの作品も その時代に合ったキャストですが
話の内容が結果的に楽しい内容ではないことが 結果を知っていると
どうもあまり見る気にならないドラマ  かと思うところでしょうか・・・
なので 途中からこの私の場合は嫌気がさしてきたように思います。

しかし じっくりみると それは面白いドラマです。
とくに 人間の権力と金に対する欲望と 人としての本来のモラルと愛との間の葛藤 という視点で
このドラマを味わうと 奥行きの深いものがあるようです


今回のドラマは キャスト的に イメージの違うものがありますが
それなりに やはり面白く見させていただいています

個人的には 田宮二郎さんの 78年版のドラマが イメージですが
あの時 田宮二郎さんは 精神の病気にかかっておられて 本来のテンションでは
なかった様です・・・。
撮影のすぐ後に 自殺するのですが
そう言った意味においても 財前五郎と言えば 田宮二郎さんを 思い浮かべるのは
あの時代に生きた人たちの共通認識かと思われますね。


しかし 2003年の 唐沢 江口 さんのドラマは 再放送があれば 
是非みたいと思うのであります。


ドラマは こうして 比較してみるのも 楽しいものです。
それでは また
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今はまっているドラマ もうすぐ終わってしまいますが・・・

2019年05月17日 | ドラマあれこれ
2019/5/17

今クールのドラマ 始まってもう既に終盤戦を迎えていますが
気になったドラマをピックアップ(おっさん基準で・・・)

1 刑事フォイル:Foyle's War
2 なつぞら(NHK 朝ドラ)
3 やすらぎの刻~道 テレ朝連ドラ 月~金(1年放送)
4 わたし 定時で帰ります 
5 テレ東ドラマBiz スパイラル

こんなところでしょうか
以下簡単に寸評を

2 の朝ドラは 面白いですね 北海道人の人ならばその面白さがよく分かりますね
北海道言葉が実に自然で 脚本が良いから 役者さんの演技も光りますね。
十勝編は 明日でお終いですが この十勝のお話しだけでも 半年間続けられそうな内容で
何故に東京へ行って アニメ映画を作るのか少々理解に苦しみますが
まあ それは お話しですからそれもアリかと思います。
にしても 主演の 広瀬すずは いい女優になれるオーラを感じさせますし
なんといっても 草刈正雄さんがよかっったですね。
松嶋菜々子さんも いい味を出していたし すべてのキャストが申し分ない演技をしていました。
それともう一つ 恋人役? の 吉沢亮くんが 実にいい顔をしています
雰囲気もあって これからどうなってゆくのか気になるところですね。

前半の じいちゃんと 子役の演技に 涙腺決壊。 ・・・もうたまらんとですよ。
前回の朝ドラも面白く見させていただきましたが、今回はそれ以上でしょうか。


3 の安らぎの刻 は 前年の やすらぎの里 の続編になるのですが
今回は ドラマの中の ドラマ仕立てで そっちのドラマが面白いですね。
倉本聰さん 渾身の作品になるかもしれません
しかし あのお歳で よくこんなドラマを書けますね 感心します
主題歌も 2本立てで 中島みゆきさんの歌が 心に浸みますね
メッセージ性の強いドラマとなっています
今の安倍政権の行く末を心配しての作品かと思いました。
このドラマも 心に浸みますね・・・。


4 の ドラマは 今の会社員 の置かれている状況と その抱える問題点を実にタイムリー
に 捕えているのですが 何処に不時着するのかは 非常に気になるところです。
一つ一つのエピソードも タイムリーで 面白いですね。
吉高由里子さん CM では 甘ったれた声で違和感を覚えたものですが
実力のある女優さんですから 良い演技をしていますね
相方の そろばん侍の 向井理 さんも このところいい役回りで いい立ち位置を見つけた様に思いますね。
ユースケ・サンタマリアが 憎たらしいところですが・・・。
はてどうなることやら 目が離せません 面白いです。


5 の テレ東 スパイラル 
お馴染みのシリーズで 今回は 町工場物
あの ハゲタカの続編の様です
このドラマは やはり面白いですね 今クール TBS 日曜劇場 でやっている
福山雅治さん主演の 集団左遷 というドラマの数倍面白いです。
あちらは よいしょのドラマで いいかげんすぎますね・・・。
福山さんのキャラもおかしいし 香川照之さんもあまり活きていないように思います
ただ一つ WOWOW版の 下町ロケット主役であった 三上博史 さんのこのドラマのキャラは
いいと思います 良く会っていますね。その点だけいいところでしょうか・・・見てますけどね。

このスパイラルは 地味ですが 面白いです 如何にこの難局をのりきるのか
これから 玉木宏さんの 真価が問われるところとなっています。



そして 一押しが
刑事フォイル
このドラマは BSプレミアム で 毎週土曜 4:30 よりの放送となっていて
あと3回で 最終回を迎えます。
刑事コロンボ 思い出の ベスト20 の後番組なのですが
実はこのドラマ すでに 1~19話迄すでに放送済みで 今シリーズは 20~28話迄の
最終シリーズとなります。全28話の 1時間30分番組なのですが
以前のシリーズでは それを2話仕立てで 2話仕立ての放送となっていました。
このおっさんんは すでに すべて録画済みなのですが、今シリーズは 2年ぶりの放送となります。
イギリスで 2002~2015年 にかけて放送されたドラマで イギリスらしく 急がないしっかりとしたドラマ構成で 実に見ごたえがある良く練られた秀作です。



   





ただ写真を張っただけですが
この主役の フォイル と 部下で運転手でもある女性の サム・スチュアート がいいですね
ずっと最初からの登場ですが フォイルは 警視正 だから 偉いんだけど
刑事としての資質は凄いものがあります。
頭が良くて 紳士で 冷静沈着 実にシブいです
マイケル・キッチン という方がやっておられ
山路和弘 さんが声をやっていますが 彼の言動は このおっさんの憧れでもあります。
警察には こんな人がいてくれないと困ります・・・本当に・・・。

それと対比するのが サム ですが 明るい性格で まじめで勇気があります
いいコンビですね 相棒 ですよ。

このフォイル 何度も警察を止めて アメリカへ行ったりもするのですが
今は いわゆる イギリスの公安警察(MI5) に引き抜かれることになります。
フォイルはもちろん そんなことしたくはないのですが、いろいろ事情があり そうなります。

今シリーズは 大戦後の イギリスの社会風刺と 原爆の登場と
そこから始まって行く 東西冷戦がらみの話が 中心となりますが
実に内容も深く 刑事ものとしてのトリックも 奥が深いです。

ポアロの脚本も書いていた アンソニー・ホロヴィッツ が携わっていて
内容が濃くてすごい話ばかりです。
録画してあるので 何度も見ないと分からなくなるような話ばかりです。
何度見ても面白いのが この 刑事フォイル ということになります。

あと 3話分でお終いになりますが
何故 日本では この様な良いドラマを作ることが出来ないのか 
情けない気持ちになりますね・・・。
13年かけて ドラマを完結させるのですから すごいものです

権力随行の 情けないテレビ局と社会の風潮が 日本にはあるようです・・・残念ですが
そんなことも考えさせる ドラマであります。

それでは また


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あなたが選ぶ!思い出のコロンボ ベスト20

2018年12月01日 | ドラマあれこれ
2018/12/1

12/1 4K 8K 放送の開始に伴い あの刑事コロンボの再放送が始まりました。
もうすでに NHK 及び 他局で何度も再放送はされているのですが
この度は NHK BSプレミアムで あなたが選ぶ!思い出のコロンボベスト20


 ということで 視聴者から特に人気の高かった作品を 20位から順に放送することに
なりました。
もうすでに 放送は始まっていて 11/10 スタートで 昨日が 第17位の放送となりました

1968年から始まった このコロンボシリーズは 全69作品あって
このおっさんも すでに 全作品を録画して BD にとってあるのですが
この度 特に面白かった 20作品の 一気放送ということで
また 20位から録画して見ています・・・。 (-_-;)

ひどいもので 録画はしているものの 満足に見ている訳でもなく
こうしてまた じっくり見てみると それは面白いんですね!

内容を忘れてしまっている・・・と言うこともあるでしょうし、味わい方は人それぞれですが
やはり 面白いものは何度見ても面白いわけです。

1位から 20位までの内容
全69作品のリストはこちら


この今は亡き ピーターフォークさんが 主人公の天才的 刑事なのですが
初めに犯人が見ているものにわかって 犯行がおこなわれてから このコロンボが登場し
その天才的な頭脳と洞察力で 犯人を追い詰めて行く・・・という仕立てになっています。

視聴者は その犯人と コロンボの 会話を交えてのやり取りを愉しみながら
ドラマにのめりこんでゆくという事になります。 
この手法は 三谷幸喜さんの 古畑任三郎でも使われていて
少ない出演者による 内容の深いドラマとなっていて なじみ深いものがあります。

テレビ放送はかなり古く シャーロックホームズや ポアロよりも古くドラマ化
されているのに より現代的な感覚なのは やはり 主人公がいた
その時代をあらわしているからに
他なりません。

毎回脚本家も変わり ストーリーも 新鮮で
見る者を飽きさせない所は 流石です。

毎回 登場するその時の犯人も 知的レベルが高く よくもまあ 
こんな難しいトリックを考えつくかと 感心しますし 
その頭のいい犯人と やはり頭のいいコロンボとのやり取りが面白いんですね。

このコロンボは 私的見解では シャーロックホームズではなく ポアロに近いですね
所謂 刑事のカン というやつです ここが凄い!
相対する人物との やり取りのうちに 犯行を見極めて行くという手法は 

刑事のカン ➔ 犯人とのしつこいやり取り ➔ はったり ➔ 解決

という 或る意味 今の王道の 刑事の手法ですね
十津川警部とかね・・・

相棒の杉下右京は シャーロック系なのですが それだけでもなく このコロンボであるとか
ポアロであるとか その美味しいところをとっているようですね。

やはり 1位になったのは 別れのワイン なのですが
このお話し 相棒 シーズン5 の 9作目の 殺人ワインセラーを 
思い出してしまいます。佐野史郎さんが良い演技をしてましたね。
実に面白いお話しでした。

あなたが選ぶ!思い出のコロンボベスト20発表!

1位 別れのワイン(ANY OLD PORT IN A STORM)
2位 二枚のドガの絵(SUITABLE FOR FRAMING)
3位 忘れられたスター(FORGOTTEN LADY)
4位 溶ける糸(A STITCH IN CRIME)
5位 パイルD-3の壁(BLUEPRINT FOR MURDER)
6位 祝砲の挽(ばん)歌(BY DAWN'S EARLY LIGHT)
7位 ロンドンの傘(DAGGER OF THE MIND)
8位 構想の死角(MURDER BY THE BOOK)
9位 歌声の消えた海(TROUBLED WATERS)
10位 逆転の構図(NEGATIVE REACTION)
11位 殺しの序曲(THE BYE-BYE SKY HIGH I.Q. MURDER CASE)
12位 殺人処方箋(しょほうせん)(PRESCRIPTION:MURDER)
13位 秒読みの殺人(MAKE ME A PERFECT MURDER)
14位 権力の墓穴(A FRIEND IN DEED)
15位 策謀の結末(THE CONSPIRATORS)
16位 死者のメッセージ(TRY AND CATCH ME)
17位 意識の下の映像(DOUBLE EXPOSURE)
18位 魔術師の幻想(NOW YOU SEE HIM)
19位 美食の報酬(MURDER UNDER GLASS)
20位 死の方程式(SHORT FUSE)


1968年にアメリカで放送されるや話題となり、⽇本でも⼤ヒットした海外ドラマ「刑事コロンボ」。冴えない⾵貌なのに、鮮やかに犯⼈を追い詰めていく主⼈公コロンボは、今もミステリーファンを魅了し続けています。


赤字のところは すでに放送された所ですが
12/8に また 20位から再々放送がある様です・・・。
一度見た方でも 再度見て楽しむのもアリかと思います
もちろんこの私は 見ますがね。


4K 放送では 全69話を放送する様ですが チューナーがないし、テレビもないので
そちらは見れませんが
この 20作品くらいが 丁度いいところですね。

それでは また
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あなたには渡さない(隠れ菊)・・・・・・昼メロみたいですが・・・

2018年11月23日 | ドラマあれこれ
2018/11/23

テレ朝土曜の ナイトドラマで あなたには渡さない というドラマが始まりました。




なにやら 昼メロのような ドロドロした愛憎劇を連想しますが・・・。
木村佳乃さん主演 水野美紀さんがサブ
男は 萩原聖人さんが旦那で 田中哲司さんが出ます。

実はこのドラマ 女性の自立のドラマで 2年ほど前に NHK で
観月ありささん主役 緒川たまきさんが敵役
前川泰之さんが旦那 筒井道隆さんが 田中哲司さんの役でやっていて
このおっさんも見てたんですね。

そんなドロドロした感じではなく 面白いドラマでしたね。
その時は 題名が 隠れ菊  というタイトルで 連城三紀彦さんの小説そのままの
タイトルでした。

連城さんはすでに亡くなっておられますが その前にも一度ドラマ化されたようです。

観月さんの方は




こちらのキャストですが 
どちらかといえば 今の木村佳乃さんと 水野美紀さんが入れ替わったような
感じのイメージに感じますが 内容は同じ様です。

ただ 今回のテレ朝の方は NHK版に比べ バージョンアップしたような感じで
木村さんも 水野さんも それは綺麗で華があるので 面白いと思いますね。
萩原さんが ダメ男をやってますがどちらかと言えば前川さんの方が良い男ですね。

田中さんは 良いと思います。


内容は当然知っているはずですが すぐ忘れてしまうので また楽しめています・・・。
料理屋の話で こういうのが好きなんですね このおっさんは

木村佳乃さんも 相棒の片山雛子のイメージが強く残ってますが
若い頃はそれは可愛い女優さんでした。
どんな演技になるのか楽しみですね。

ドロドロの 愛憎劇を期待している人には物足らなく思えるかもしれませんが
強い女が描かれていて面白いと思います。 これからが楽しみですね。


余談ですが 第2話で 有名な老画家が出て来たのですが
やっておられたのは なんと あの 水戸黄門の初代カクさんであった
横内正だったのは驚きでした。まだ元気にやっておられたのですね・・・
声を聞いてすぐにわかったのですが
古くは NHKの朝ドラの旅路 山田吾一さん日色ともゑさんと一緒に出ていたのが
懐かしいな・・・。

ドラマを見ていると こう言ったことが愉しみの一つではあります。

それでは また




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