
2021年 10月
今回は Cornell & Diehl - From Beyond (Small Batch)
HP ラヴクラフトの同名の短編小説からとった名前
C&D においては The Old Ones というシリーズの限定版ということになります
From Beyond というのは
彼方からの物 というような意味になるのですがそういった不思議な生物を現すようです
シリーズはすでにあるのですから
何故に限定版にしなければならなかったのかというと
使用されている葉っぱが素晴らしいことと 商売的理由によるものと思われます
スモールバッチという販売のやり方は 限定だということもあって購買意欲をそそります
なので一気に買いが殺到する仕組みになっていますね
こんなやり方 いつまでするの? と言いたくなりますが
仕方なくその商法に踊らされてしまっている自分を見るのはいつものことです…
ラヴクラフトなどはどうでもよいのですが 昔のNight Cap にインスピレーションを受けての製作であるとジェレミーさんは言っており Qwiet Nights が好きなかたにはお勧めという宣伝文句に踊らされての
今回の購入となりました。

7600缶の限定販売となりますが
使用されている葉っぱがそそります

この様に書かれており
ラタキアに
東ノースキャロライナの レッドバージニア(2017)
カナダのブライトバージニア(2017)
ターキッシュのIzmir が(2018)
オリエントのギリシャのBasma が(2019)
となっているところは スモールバッチならではの構成となり
今回はラタキアが中心の English となるのですが
このブレンドには セントジェームズパリッシュの純正のペリクが使用されていると明記しており
それが最大の売りとなっているようですし 興味のそそられる部分になります
また去年のCRF のレッドバージニアは2018年のものだったのですが 今回は2017年のものを使用していることが明記されていますので そこのところも気になるところでした
オリエントとターキッシュも出所が明記されておりますのでそこのところも信頼が持てます
Izmir のクルミのような香ばしさと酸味 Basma のオリーブオイルのような少しオイリィでハーヴィな
中音域を広がる風味がこれらの葉っぱの特徴になりますが
ラタキアと これらのバージニアと オリエントたちの醸す風味と味わいはそれだけでなんとなく
イメージできるのですが
ここに使用されている セントジェームズペリクがどのように効いてくるのかが最大の問題となりますし そこが最大の関心事となりました


やや湿り気のあるリボンカットになっているのですが軽く詰めて着火します
やや燃えにくいのですが問題なく点火できます
TRDC の方ではまだ4人のレビューしかありませんが
かなり個性的な味わいであってマニアックなところがあるブレンドになっているようです
感想
結論から言うと
このブレンドはペリクを味わうがためのブレンドかと思います
それほどまでにこのブレンドのペリクは素晴らしい味わいがあります
いかほどの量のペリクが入っているかはわかりませんが
昔のベルのThree Nuns を思わせるようなペリクの味わいかと思います
ダークで青く緑色の閃光を放つようなそういった微かな香りとよく熟成して醗酵した酸味のある
味わいの深さがあるようです
ラタキアはさほど強いとは思いませんがこのペリクに引っ張られて
暗く闇のような味わいを少し感じさせるように思われます
バージニアは質の良い甘さとダークフルーツの味わいを醸すのですが
ペリクが効いているぶん甘さはさほど強くは感じません
オリエントとターキッシュはしっかり効いており 特に終盤はオリエントの香りが目立ちます
総じて 当ブレンド
バージニアの甘さよりも ペリクの独特の酸味とラタキアとペリクのスパイス
オリエントの不思議な香りに包まれた 森の木に閉ざされた暗闇のような
そういったダークな味わいのブレンドと言えるようです
そこが好みのわかれるところになるようです
この私 当ブレンドのペリクの旨さに驚きました
しかしその香りと味わいは目を見張るものがありますが
その味わいが強烈な分 バージニアの甘さ旨さは目立たず逆に中盤過ぎからラタキアのイメージを助長する感じになり 気軽に喫えないところを感じましたね
しかし実に美味いブレンドかと思います
点火とともに立ち上がるのは
ペリクのミントのような清涼感になります しかしよく熟れた柔らかさを含んでいますので
じんわりとその香りは広がってゆきます カナダのブライトバージニアのシトラスも感じますが
強いものではありません
ラタキアはさほど強いものではなく控えめです
レッドとブライトバージニアの甘さは強いものではありませんが
質の良いレッドの酸味を含んだ甘さを感じるようです
しかし ペリクのじんわりとした酸味のある味わいが全体を引っ張りますので
プラミーな香りに包まれてバージニア自体は存在感が弱いように感じます
それよりも存在感を現すのがオリエントになります
イズミルとバスマどちらがどちらなのかは区別がつきにくいのですが
クルミのようなナッティな香りはイズミルでしょうか
バスマの少しフローラルでクリーミィ オリーヴのような香りも感じられるようです
グリーンの酸味と風味を感じるようですが ペリクの味わいが強いので
すべてはペリクの内に包まれ覆い隠されるように感じます
しかしこのブレンドのこの味わいはさほど甘くはないのだけれど悪くありません
独特の酸味とよく発酵された風味が堪りませんね
よく熟れた漬物のような 良く熟成した赤ワインのような旨味と酸味がありますね
実に美味いと思いますね 旨いです
中盤過ぎから少し味わいがきつくなるようです
クリーミィなオリエントの香ばしさのある広がりのある香りは健在ですが
バージニアはより目立たなくなって ペリクも少し減退してゆくようです
香りのある美味さと酸味よりも少しスパイシーなそういった味わいが出てくるようです
それと同時にラタキアも存在感を増してきてよりスパイシーになって来ます
ボウルが温まってきますのでそうなるのだと思うのですが
オリエントもスパイシーな部分が増してきますので
全体的にEnglish の終煙を迎えるようです
最終的にラタキアは存在感を増しますが
オリエントのクリーミィで広がりのある香りと
セントジェームズペリクの深みがあって旨味の強いよく発酵の効いた酸味の
実に旨いブレンドになるかと思います
ただバージニアの甘さと存在感が少ない分
明るさよりも酸味の強い 日の当たらないイメージのブレンドになるかと思います
それがジェレミーさんの意図したところかとは思いますが
少しマニアックに過ぎるような気がします でもとても美味いけどね
これほどうまいペリクなのだから もっと少ない使用でいいかと思うのは素人の考えですが
その分バージニアの甘さを強めた方がいいのかな…という感想になります
そうすれば CRF with Perique ラタキア オリエント入り ということになりますが
作者の抱いているイメージからは少し外れることになりそうです
なんにしても実に旨いペリクのブレンドだと思いますが
万人受けはしない好みの分かれるブレンドかと思いました
この私は美味いと思いましたが もう少し甘い方がいいと思いましたね
そんな感想となります
それでは また
今回は Cornell & Diehl - From Beyond (Small Batch)
HP ラヴクラフトの同名の短編小説からとった名前
C&D においては The Old Ones というシリーズの限定版ということになります
From Beyond というのは
彼方からの物 というような意味になるのですがそういった不思議な生物を現すようです
シリーズはすでにあるのですから
何故に限定版にしなければならなかったのかというと
使用されている葉っぱが素晴らしいことと 商売的理由によるものと思われます
スモールバッチという販売のやり方は 限定だということもあって購買意欲をそそります
なので一気に買いが殺到する仕組みになっていますね
こんなやり方 いつまでするの? と言いたくなりますが
仕方なくその商法に踊らされてしまっている自分を見るのはいつものことです…
ラヴクラフトなどはどうでもよいのですが 昔のNight Cap にインスピレーションを受けての製作であるとジェレミーさんは言っており Qwiet Nights が好きなかたにはお勧めという宣伝文句に踊らされての
今回の購入となりました。


7600缶の限定販売となりますが
使用されている葉っぱがそそります

この様に書かれており
ラタキアに
東ノースキャロライナの レッドバージニア(2017)
カナダのブライトバージニア(2017)
ターキッシュのIzmir が(2018)
オリエントのギリシャのBasma が(2019)
となっているところは スモールバッチならではの構成となり
今回はラタキアが中心の English となるのですが
このブレンドには セントジェームズパリッシュの純正のペリクが使用されていると明記しており
それが最大の売りとなっているようですし 興味のそそられる部分になります
また去年のCRF のレッドバージニアは2018年のものだったのですが 今回は2017年のものを使用していることが明記されていますので そこのところも気になるところでした
オリエントとターキッシュも出所が明記されておりますのでそこのところも信頼が持てます
Izmir のクルミのような香ばしさと酸味 Basma のオリーブオイルのような少しオイリィでハーヴィな
中音域を広がる風味がこれらの葉っぱの特徴になりますが
ラタキアと これらのバージニアと オリエントたちの醸す風味と味わいはそれだけでなんとなく
イメージできるのですが
ここに使用されている セントジェームズペリクがどのように効いてくるのかが最大の問題となりますし そこが最大の関心事となりました


やや湿り気のあるリボンカットになっているのですが軽く詰めて着火します
やや燃えにくいのですが問題なく点火できます
TRDC の方ではまだ4人のレビューしかありませんが
かなり個性的な味わいであってマニアックなところがあるブレンドになっているようです
感想
結論から言うと
このブレンドはペリクを味わうがためのブレンドかと思います
それほどまでにこのブレンドのペリクは素晴らしい味わいがあります
いかほどの量のペリクが入っているかはわかりませんが
昔のベルのThree Nuns を思わせるようなペリクの味わいかと思います
ダークで青く緑色の閃光を放つようなそういった微かな香りとよく熟成して醗酵した酸味のある
味わいの深さがあるようです
ラタキアはさほど強いとは思いませんがこのペリクに引っ張られて
暗く闇のような味わいを少し感じさせるように思われます
バージニアは質の良い甘さとダークフルーツの味わいを醸すのですが
ペリクが効いているぶん甘さはさほど強くは感じません
オリエントとターキッシュはしっかり効いており 特に終盤はオリエントの香りが目立ちます
総じて 当ブレンド
バージニアの甘さよりも ペリクの独特の酸味とラタキアとペリクのスパイス
オリエントの不思議な香りに包まれた 森の木に閉ざされた暗闇のような
そういったダークな味わいのブレンドと言えるようです
そこが好みのわかれるところになるようです
この私 当ブレンドのペリクの旨さに驚きました
しかしその香りと味わいは目を見張るものがありますが
その味わいが強烈な分 バージニアの甘さ旨さは目立たず逆に中盤過ぎからラタキアのイメージを助長する感じになり 気軽に喫えないところを感じましたね
しかし実に美味いブレンドかと思います
点火とともに立ち上がるのは
ペリクのミントのような清涼感になります しかしよく熟れた柔らかさを含んでいますので
じんわりとその香りは広がってゆきます カナダのブライトバージニアのシトラスも感じますが
強いものではありません
ラタキアはさほど強いものではなく控えめです
レッドとブライトバージニアの甘さは強いものではありませんが
質の良いレッドの酸味を含んだ甘さを感じるようです
しかし ペリクのじんわりとした酸味のある味わいが全体を引っ張りますので
プラミーな香りに包まれてバージニア自体は存在感が弱いように感じます
それよりも存在感を現すのがオリエントになります
イズミルとバスマどちらがどちらなのかは区別がつきにくいのですが
クルミのようなナッティな香りはイズミルでしょうか
バスマの少しフローラルでクリーミィ オリーヴのような香りも感じられるようです
グリーンの酸味と風味を感じるようですが ペリクの味わいが強いので
すべてはペリクの内に包まれ覆い隠されるように感じます
しかしこのブレンドのこの味わいはさほど甘くはないのだけれど悪くありません
独特の酸味とよく発酵された風味が堪りませんね
よく熟れた漬物のような 良く熟成した赤ワインのような旨味と酸味がありますね
実に美味いと思いますね 旨いです
中盤過ぎから少し味わいがきつくなるようです
クリーミィなオリエントの香ばしさのある広がりのある香りは健在ですが
バージニアはより目立たなくなって ペリクも少し減退してゆくようです
香りのある美味さと酸味よりも少しスパイシーなそういった味わいが出てくるようです
それと同時にラタキアも存在感を増してきてよりスパイシーになって来ます
ボウルが温まってきますのでそうなるのだと思うのですが
オリエントもスパイシーな部分が増してきますので
全体的にEnglish の終煙を迎えるようです
最終的にラタキアは存在感を増しますが
オリエントのクリーミィで広がりのある香りと
セントジェームズペリクの深みがあって旨味の強いよく発酵の効いた酸味の
実に旨いブレンドになるかと思います
ただバージニアの甘さと存在感が少ない分
明るさよりも酸味の強い 日の当たらないイメージのブレンドになるかと思います
それがジェレミーさんの意図したところかとは思いますが
少しマニアックに過ぎるような気がします でもとても美味いけどね
これほどうまいペリクなのだから もっと少ない使用でいいかと思うのは素人の考えですが
その分バージニアの甘さを強めた方がいいのかな…という感想になります
そうすれば CRF with Perique ラタキア オリエント入り ということになりますが
作者の抱いているイメージからは少し外れることになりそうです
なんにしても実に旨いペリクのブレンドだと思いますが
万人受けはしない好みの分かれるブレンドかと思いました
この私は美味いと思いましたが もう少し甘い方がいいと思いましたね
そんな感想となります
それでは また
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