高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

神無月

2015-10-02 10:11:03 | まゆみのつぶやき室
10月  神無月に入りました。

今月は水曜の休館日がないため、9月最終の水曜日、28日は好評だった伊藤さんの絵手紙を壁から降ろした後、山形の刺し子、「遠藤さんと高橋まゆみの交流展 ~ひと針に込めた想い」の準備が始まった。

息子のお嫁さん(ふみ子さん)を連れ添いやってきた遠藤さん。
山形の絣なのだろう、素敵な二部式のお召し物を着てやってきました。

人形館の総入れ替えと、遠藤さんの飾りつけで、その日は朝からバタバタと一日、大忙しであった。

正直、初めて合わせる遠藤さんとのコラボレーション。
互いの作品同士が引き上げるのか、引き下げるのか・・・・・正直わからない。

しかし、やっぱり刺し子の暖かさ、ひと針ひと針に思いを込めた作品の数々は、圧巻で滅多に見られない作品だと思う。





遠藤さんの作品を飾った後で、人形を置いてみる。

同じ布物。同じ手仕事。平面と立体。あたたかさは二倍になった。

そして、ラブコールした自分の想いは間違っていなかったと確信した。

とてもいいのだ。

今回の為にわざわざDVDも作って来てくれて、ギャラリートークでは画像を見ながら、お話を聞きました。



山形弁がまたいい。
「私はいつでも、どこでも山形弁を使います」と言い切った遠藤さんだった。

花ぞうきんと言う、六角形の中にさまざまな刺し子の技が光る





今回私は、既存の人形と、新作「頑固じいさんのまとめ買い」



遊び心で「布こけし」を作りました。




今年は、ずっと心に秘めて実現したかった、伊藤さんの絵手紙展と遠藤さんの刺し子展が実現できて、ちょっと早いけど、いい年になったなぁ~と幸せに感じます。

お二人には、心より感謝しています。ありがとう!




遠藤さんのお友達と、私のお友達と5人で・・・・