15日二度目の水戸の人形展に出向いた。友部駅で降り、イオンジャスコ店にタクシーで向かう。どういう訳かいつもパンチパーマの恐持て系である。しかし声かけようかと迷う前から、運転士さんの茨城弁が始まる。
語尾を流すようなあの独特の話し方。
「どうして、パンチパーマなの?」「楽なんだぁ~・・・」
思わず、見かけと裏腹な言葉のト~ンに顔も緩んでしまう。
そうこうしている間に、あのでかいイオンに着いた。
今回は、連休と言う事もあり旦那が車で迎えに来てくれたのだが、やはり管内で迷子になったらしい。
サイン会ではたくさんの行列ができた。へたくそな私の文字でも人形を見た余韻を抱え、大事そうに作品集を差し出す。
作品集は本物の人形を振り返る思い出記録なんだろうと私は思う。
そんな思い出記録的な役目を果たす作品集について、少し書いて見よう。
私の初版本は「まなざし」と言う本であるが、作っても売ってしまう人形達を何かで残したい。証が欲しい・・・そんな想いで、たまたま新聞広告で目に止まった新風舎の「出す気があれば、相談にのります」みたいな言葉であった。
電話で逢う約束をした。
その時、たまたま地元でやっていた作品展で見てもらうのがいいだろうと、その会場に出版社の方と出向き話し合いをした。
写真集というのはそんなに売れる本ではない。本屋に行っても棚のどこかに一冊あればありがたいくらいだ。彼女は言った。「共同出版と言う形で2000部創りましょう。1000部を本人の買取り、1000部は会社で・・・」と言う事である。
へそくりを全て叩いての決心をした。
写真は今まで撮ったものの中から好きなものを選んだ。その中には自分で撮った物もある。構成や言葉も自分なりに関わって2001年9月 証が出来た。
前に書いたブログの「畑田さん」の中で、まず自分の作品を知ってもらうための資料的な役割をこの「まなざし」はしてくれたのだ。子供で言えば初子。だからかわいい。そして全国展を皮切りに図録ができた。1000円という価格と気軽さは病院のお見舞いに・・・また出向けない人のお土産にと喜ばれている。
そして、2005年6月永久保存版にして欲しい「草の道」講談社ができた。
今「本」を出したいと思っている人はたくさんいると思う。
ありがたいことに私は3冊の写真集を出させていただいたが、今の時代、雲の上の物では無いと思っている。
どんな手段でも、形に残す事は可能だ。
そして、それをするか、しないかは自分次第。
水戸で、ある方に新聞に投稿した物をまとめました・・・と一冊の本をいただいた。初めて逢った人なのに、その人の深い想いを知り、生き様を見せていただいた気がする。人を知るのは一生かかる。でも本というのは凝縮されていて、本当にその人自身の証であると私は思う。
語尾を流すようなあの独特の話し方。
「どうして、パンチパーマなの?」「楽なんだぁ~・・・」
思わず、見かけと裏腹な言葉のト~ンに顔も緩んでしまう。
そうこうしている間に、あのでかいイオンに着いた。
今回は、連休と言う事もあり旦那が車で迎えに来てくれたのだが、やはり管内で迷子になったらしい。
サイン会ではたくさんの行列ができた。へたくそな私の文字でも人形を見た余韻を抱え、大事そうに作品集を差し出す。
作品集は本物の人形を振り返る思い出記録なんだろうと私は思う。
そんな思い出記録的な役目を果たす作品集について、少し書いて見よう。
私の初版本は「まなざし」と言う本であるが、作っても売ってしまう人形達を何かで残したい。証が欲しい・・・そんな想いで、たまたま新聞広告で目に止まった新風舎の「出す気があれば、相談にのります」みたいな言葉であった。
電話で逢う約束をした。
その時、たまたま地元でやっていた作品展で見てもらうのがいいだろうと、その会場に出版社の方と出向き話し合いをした。
写真集というのはそんなに売れる本ではない。本屋に行っても棚のどこかに一冊あればありがたいくらいだ。彼女は言った。「共同出版と言う形で2000部創りましょう。1000部を本人の買取り、1000部は会社で・・・」と言う事である。
へそくりを全て叩いての決心をした。
写真は今まで撮ったものの中から好きなものを選んだ。その中には自分で撮った物もある。構成や言葉も自分なりに関わって2001年9月 証が出来た。
前に書いたブログの「畑田さん」の中で、まず自分の作品を知ってもらうための資料的な役割をこの「まなざし」はしてくれたのだ。子供で言えば初子。だからかわいい。そして全国展を皮切りに図録ができた。1000円という価格と気軽さは病院のお見舞いに・・・また出向けない人のお土産にと喜ばれている。
そして、2005年6月永久保存版にして欲しい「草の道」講談社ができた。
今「本」を出したいと思っている人はたくさんいると思う。
ありがたいことに私は3冊の写真集を出させていただいたが、今の時代、雲の上の物では無いと思っている。
どんな手段でも、形に残す事は可能だ。
そして、それをするか、しないかは自分次第。
水戸で、ある方に新聞に投稿した物をまとめました・・・と一冊の本をいただいた。初めて逢った人なのに、その人の深い想いを知り、生き様を見せていただいた気がする。人を知るのは一生かかる。でも本というのは凝縮されていて、本当にその人自身の証であると私は思う。
お会いできて嬉しかったです。
TVや雑誌で拝見するよりずっとお美しいのと、お会いできた喜びで少々舞い上がってしまい、サイン中に何度も話かけて、申し訳ありませんでした。
興奮冷めやらぬままに、家に帰り、家族に写真集を見せながら、話をしました。”・・・でもやっぱり実物見せたかったなぁ”なんて思いながら。百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実物を見た感動は素晴らしいものでしたが、母は”すごいねぇ”を連発しながら感動していました。
どの作品も素晴しくて、何度も何度も涙が出そうになりました。
周りの風景や家が更に作品を引き立てて、自然の中で、穏やかにゆっくりと時間が流れているようでした。
サインの時、お隣に座ってらした方が、畑田さんだったのでしょうか?ブログ拝見しながらお名前を聞いても分からず失礼致しました。
また展示会が催されることを、楽しみにしています。
ブログにも時々遊びに来させていただきますね。
これから益々暑くなりますがお体を大切になさって良い作品を作ってくださいね。
一期一会・・・そうですね!やはりどんなすばらしい本でも実物にはかなわない。平面と立体ではインパクトが違うし、その場ならではの空気がある。いつか家でいただいた、一服のお茶、おいしさというより真心がありましたね。昨日息子チームがフットサルで4チーム中2位になったそう。チームワークでなく、力で入れたようです。バスケがんばれ!
えつこさんへ
私もお逢いできて嬉しかったですよ。
何かパソコンで知っている方と直接お逢いするのって、ちょっと照れますね。
前のおじさんではありませんが、一期一会・・・実際の人形を見ての言葉は身に沁みますね。ありがとう。
S新聞のサンデーインタビューではじめて存在を
しりました。ときどき覗かせていただきます。
長野の雨の被害がニュースで報じられていますが、、、
お見舞い申しあげます。。。
そうですね、大きく記事に載せていただき、掲載されてすぐ、息子の同級生の母親が飛んで持って来てくれました。取材された方々もとても感じのいい方でしたよ。これからも時々覗いてね(^_-)-☆
月とさんへ
そうですか、念願が形になるのですね。
長年、積み重ねてきた想いや時間が{本}と言う形になるのは、決して無駄じゃない。
でも、それに満足せず、「もっと」をめざしましょう。よかったね!おめでとう