超低歪探求no-54 スタック(STC)式のⅡ

2010-12-15 14:55:53 | インポート
図78  (9/6の図44再掲載)
.図の組み合わせに殆どのopampを
 さして測定するとopampメーカーには
 好都合の値が出ます
 そこでNOMと近似の測定値が得る
 方法を2例...
 ①R3を10Ωでなく5.6Ωにする
 ②信号源Zoを600Ωを1.3KΩに
 する(市販品でいじれない場合
 600ΩのOSC端子に680Ω追加)。
この場合-3dBは92KHzのままです、OSCのZoが600Ωの場合はR3=5.6Ωの方が良く
歪:FRQ及び歪:OUTのリニアリテイもNOMに近似値が出ます、但し-3dBのFrq
は10Ωの92KHzからもっと低下しますからSTCが使えるのは16KHz程度までです
因みにOPA211やLME49710でも20KHz迄しかSTC式は使えない.
Dist-gainが100Xと説明しているがopampのmirrorCも100Xになっている?
らしく600Ωを介して-3dBになるFrqがそれに近い.....ノイズも4X程度に増加
するので600Ω入力では120μV位の+Nを残留分が含まれるのでアナリシス機能
の無い雑音歪率計ではFFT解析なしでは1Vに対して0.012%がbottomです
但しSTCの100Xで0.00012%です(10Vなら0.000012%です)
以上はどこにでも落ちている5534Aに限っての実験値です、
-100dB程度の中歪OSCで0.00003%位の歪を測定できるメリットは残している 
                                       .④