超低歪探求no-68 (ap)スタック式の確度

2011-02-11 11:29:17 | インポート
stack式は倍率を上げるとどうなるかを実験しました。
以前の回でR2を2倍にして(Dist201倍)101倍と比率
は変わらないのをみましたがR2を3倍(Dist301X)~4.7倍
(Dist471X)のデータを採取しました
倍率481X.  (R3:10Ω/ R2:4.7KΩ/ R1:100Ω)
1KHz/7.75Vout.....  0.044ppm (1ppm=-120dB)
10KHz " ............. 0.064ppm
100KHz " .............. 0.0011%
倍率301倍.  (R2=3KΩ)
1KHz/7.75Vout..... 0.037ppm
10KHz/ " ............ 0.06ppm
100KHz/ " .......... 0.0011%
テストボードは11/2日のブレッドボードのOUT段が12/11日A図
にLME49860Aのopampを差し替えていますRL=600Ωです
これで見ると倍率が増えるとノイズも倍加するのでそれを考慮
に入れたら101倍~471倍も通常式とstackの差よりもはるかに
少ない(誤差の範囲)ではないかと思います
因みにこのボードの471倍LME49860スタック時の-3dBは400KHzです
11/2日の略図追加します(図はpnp-tr2個しか記入有りませんが3パラ)
図86