超低歪探求161 osc2011 最終測定

2012-03-08 10:31:22 | インポート
いよいよ=step23=最終測定です
photo312....dscn5481 第2次高調波
.2nd高調波を中心に100HzスパンでSWP
 ノッチのゲイン90dBなのでオフセットライン
 が-140dBになります
 マーカーをFRQカウンター値の2倍(2nd歪)
 ポイントに置いています、 ノッチの利得
 を加算すると-155.17dBとなりますが
 全くノッチフイルターの雑音に飲み込まれ
 ています。 ノッチの入力は1Vに設定
 していますが実は今回ノッチも電圧を
 上げると-140dBにもなると歪むんだと
                       判明(100KHzで)
 
photo313...dscn5484 第3高調波
.
 上記同様3rdマーカーポイントでー147.64dB
 因みに4次以降はノッチのノイズレベル
 以下で検出不能(アベレージンクは100回).
 2ndは2個の歪打ち消しの効果あるが
 3rdには効かないので残る
  もしかしたらこの3次はノッチフイルターからも
 発生していることも考えられるので入力
 を3dB落として再度測定してみよう

.
photo314...023f 測定に用いたノッチフイルターの肩特性
二昔前の画像しか見当たりませんノッチ製作時の物
(画像は次ページへ引っ越しました)Horiz-1div=約40KHzで170KHz付近
 迄フラットを保っています
2段構成で利得40dBの出力を4333Aの歪レンジで増幅しスペアナに入れます
全自動の歪率計はmv単位のノッチ出力ではミュート?状態になって使えない為
4333A以外には出来ません。おまけにノッチの同調漏れが20mv程度になると
4333Aの自動引き込みが働きはじめるので基本波除去はー160dB以上ある
(そんなにいらない)マーカーはこのノッチ製作時OSCの2nd周波数200.3KHz