超低歪探求 no356 比較してみる

2015-11-14 07:33:43 | 日記
超低歪とうたっているメーカー品のと比べて見ました
今は無い(計測器部門をリーバーが受け継いだ)Panasonicの
VP7214Aと当器シバソクAG15A。方式が違うので興味ありました
因みにVP7214Aは取説にはブリツジドTと書いてあります。
歪の出方からみてAG15Aはステートバリアブル形と思います
それは超低域の歪の差に出ています
両方ともカタログデータを大きくクリアしえいます

5Hz VP7241A・・・0.00026%    AG15A・・・0.00003%以下
22Hz VP7214A ・・・0.00003%     AG15A・・・0.00002%以下
1KHz VP7214A・・・0.00006%    AG15A・・・0.00002%
20KHz VP7214A・・0.00018%    AG15A・・・0.00007~11%
ここまではシバソク725C/725Bで100KHzLPFon+DSOアベレージング4~16回

100KHz VP7214A・・0.0027%     AG15A・・・0.00045%
50KHz VP7214A・・・0.0007%     AG15A・・・0.00018%
(7214Aの100KHzが多い様に見えますが規格内、AG15Aが運よく良いのに巡り合っただけ)

100KHzのみノッチフィルターとスペアナで測定しています
725では内部残留ひずみが信号源歪のより大きい
(725/725B/725Cの3台ありますが同じです)
因みの20KHz以上の高い周波数でもノッチフィルターが1桁低歪です