どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2866

2020-11-11 18:36:24 | 時間の無駄
米国には勝負師が多い。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が「9割ワクチン、1週間ちょっとで使える様になるかも(意訳)」と声明を出した。現大統領の公約実現であるが、この手の認可には相当慎重だった米国の豹変は刮目すべきだろう。それだけのリスクを冒してもリターンが莫大であると云う判断が働いたのであろうが、逆に言えばそれだけ経済は崖っぷちに追い込まれていると云う事でもある。「見よ、今や米国は崖っぷちだ、そして我が祖国は常にその一歩先を進んでいる」と云うジョークが好きなのだが、この件には無関係である。ロシア製の治療薬がどうなったのかは、訊かない方が身の為であろう。ともあれ多少の副作用で済めば、このワクチンによって世界経済は復活する。ただこの手の特効薬の話を聞くと「バイオハザード」と云う言葉がどうしても頭を過るが、多分ゲームのやりすぎだろう。実験国家米国の興廃はこの一戦に懸かっているのである。