毎日お世話になっているマスクである。花粉・PM2.5・ウィルスを99%防ぐ、と頼もしい謳い文句が書かれている。粒子の大きさが全く違うのに大丈夫なのかと却って心配になる。調べてみたら、マスクにはBFEとかVFEとかPFEとかの品質基準が有るらしい。一般財団法人カケンセンターのHPに拠れば、BFEはブドウ球菌、VFEは大腸菌が宿主のバクテリオファージ、PFEは0.1μmのポリスチレン粒子を用いて試験するそうで、本当にその試験をパスした製品なら信用しても良いだろう。証明書の写しも印刷しておいてもらえると更に信頼性は増す様に思うのだが、製造者側にも色々と都合が有るのかも知れない。ともあれ一般的な不織布であればエアロゾル感染程度は恐るるに足らずと云う事が判明して一安心である。ただマスクがどんなに高性能でも顔との隙間はガラ空きであり、過信は禁物である。養生テープで目張りするのも煩わしいので、密室での密談はもう暫く控えた方が良さそうなのである。