残念なトヨタの豊田会長の発言ーー「ブルータスおまえもか」
トヨタ自動車グループで相次いで大規模な認証不正が発覚した。 緊急の記者会見に臨んだ豊田章男会長は、 「認証制度の根底を揺るがすもので、自動車メーカーとして絶対にやってはいけない...
ちぐはぐな経済政策ーー企業利益は最高水準だが個人消費は伸び悩み
株価は34年ぶりの最高値をつけ企業業績も歴史的に高水準。 ところが1~3月期の個人消費は0.7%の減った。 スーパーに1週間に1回程度行くだけでいかに物価が高くなっているかが実...
日銀植田総裁は少しスーパーで買い物をした方が良い
日銀の建物の前を何回か通ったことがあるが、一言で言えば「古色蒼然」。 この建物は明治29年(1896年)ベルギー国立銀行を参考にして建てた。 外観は古典主義建築で、秩序と威厳を...
「いいものをより安く」の経営戦略から抜け出せるのか?
戦後の日本が世界第2位の経済大国に上り詰めた経営戦略は、 「いいものを安く」であった。 人口増加の過程にある時はこの戦略は正解だった。 しかしバブルを経験し人口増加も減少に転...
惰性で続けられているレジ袋有料化は見直すべきだ。
レジ袋の有料化は2020年から始まった。 この時環境大臣だった小泉進次郎氏は次のように述べていた。 なぜプラスチック素材が世界中の問題となって取り組まれているのか、そこに問題意...
甘く見られた日銀、投機筋にツケいられ円安進む。
日銀はすっかり甘く見られたようだ。 誰からそう見られているかというと「投機筋」という得体のしれない集団。 日銀が蛮勇を振るってマイナス金利を解除したのだが、これからも金融緩和基...
株価は史上最高値だが、実態とはかけ離れている。
株価が34年ぶりに史上最高値を塗り替えた。 この株高の主役は海外マネーだ、それと円安か。 日本企業は円安で黙っているだけで利益が出るし、海外資源高を理由に価格引き上げに躊躇しな...
大阪万博の2億円トイレという無駄使い
またまた大阪万博の無駄使いが話題になっている。 トイレに2億円の金を投入するという。 この施設は万博終了後解体するはずなのに、ここまでカネをかけるか。 関西弁で言うと「あほち...
献金する側に責任はないのか?ーーー経団連の劣化が大問題
裏金問題で迷走する自民党は自浄能力を喪失し、まさに国民から袋叩き状態。 納税時期と重なって国民の怨嗟は簡単に収まりそうもない。 一方献金する側の方は、じっと様子を見ている状態だ...
物価高騰と円安の中で株だけが上がる
日本は、名目国内総生産(GDP)でドイツに抜かれ、世界4位になる。 政治家からも経済人からも特にコメントはない。何とも気概の無い話だ。 岸田政権は能登半島地震と裏金問題で右往左...