10月22日と言えば
時代祭の日ですよね
今年はないですけど。
大学時代の上司が
時代祭で装束を着て歩いたとか
ことある度におっしゃられていたので
印象に残っています。
京都の人にとっては誇らしい
そういうものなんだな、とまぁ思っていた次第で。
時代祭は平安遷都を記念して行われている祭です
なので、10月22日は平安遷都が行われた日です。
平安京の前に、長岡京とかもろもろ挟んでますけれど
平安をことさらぶち上げるのは、
それから明治維新まで都はここだったんだよと
言うためであり、
今でも天皇陛下は東京に出張されているとか
普通に言ってきたり
先の戦いは大変でしたなぁ とかいうから
てっきり第二次大戦のことかと思ったら
応仁の乱のことを言ってたり
宇治やら北部やら、まぁ基本的に洛外の民のことを
京都の人と思っていないとかいう京都カーストが存在していたり
まぁ
なんですか、
うちの所には本来ならば、天皇陛下がおられるはずで
ほんで、京都の中心部(平安京)しか京都と認めずに
いつの日か天皇陛下奪還を目指すために
祭りという隠れ蓑を使って、
京都らしく遠回りに
平安京内、洛中の地域で、
大々的に、真の首都は京都(洛中)であると、宣伝しているのが、時代祭です
(諸説あり)
それに比べて
奈良のなんと奥ゆかしいことか
わけのわからん、伝統に全く根付いていないでかい光る作り物を
突然2,3年前くらいから平城京跡に並べてみたり
市内を練り歩くといえば
伝統的なのは
春日大社のおん祭、オンリー
都だったんだぜ と名乗ることもなく
(1300年ぶりに吠えたことがありましたが、まぁキャラ先行だったよね。あいつです。)
三都物語とかJRに銘打たれたところで
その三都が
京都、大阪、神戸 って
なんでやねん、ってあまりキレることもなく
大和王権、飛鳥、平城と
結構長い間頑張ってきたのにもかかわらず
この控えめさ。
地方自治体同士で大々的に連動して
全国に周知できるようなイベントを打つわけでもなく
古くからあるものをそのまま置いておいて
見ていったらいいじゃない と投げっぱなしの観光政策
奈良、最高ですよね。
押しつけがましくない、誇らない
むしろ地元民、あまり地元のことを深く知らない
自ら深く知ろうとしなくてもいいし
別に自分の所から発信しなくても
周りの考古・歴史ファンが勝手に宣伝してくれるからOKと思い込む奈良県
まさに
労せず観光客のシカせんべいにありつく鹿の姿そのもの
と
まぁ
なんだ、都がかつてあった場所ってそんな感じになりがちなんだろうな
ディスっているわけではないです
都があるから、こういうことができるんです
都、最高なんです。
というわけで
歴史を勉強しておきましょう。