ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

扇風機

2007年08月02日 10時08分58秒 | 雑感
真夏日が続く。
というわけで我が家では昼間家にいる時は数少ない文明の利器・扇風機が活躍している。
巷ではクーラーとかいうものすごく涼しいものがあるらしいけど文明開化を迎えたばかりの我が家にはもちろんない。
でも隙間風が入るこの古民家ではこれで十分。夕方になると涼しくなるので扇風機も要らない。

扇風機をじっと見てると不思議な感じがしてくる。
風を送る機械というと、きっと誰でもまず、うちわを上下か左右にバタバタ動かす機械を考えるだろう。
これは船のスクリューから来たのだろうけど、スクリューもすごい発明だと思う。
ぐるぐる回すことによって前に進むなんてなかなか考え付かない。

もしも扇風機に車をつけたらどうだろう。
扇風機は後ろに逃げていくので、扇風機を追いかけないと風が来なくなる。
というわけで扇風機の後をみんな行進することになる。
さらに扇風機が首振りをしてたら、これはかなり厄介だ。
こらぁ、待て!とみんなで扇風機を追い掛け回さないといけない。
これでは涼しむどころか暑くてかなわない。
でも幸いなことに、扇風機には車がない。

もしも車が扇風機で走ったらどうだろう。
平らな道ならばきっと走るに違いない。
でも坂道になると馬力が弱いのできっと止まってしまうだろう。
そこで降りて押してあげないといけない。
でも幸い扇風機の風で涼しいので以外と楽に押せるかもしれない。

押すといえば一輪車や台車に扇風機を取り付けたらどうだろう。
真夏の農作業や運搬作業がとても楽になる。
ただ土やホコリが舞い上がりのどをいためるし後の掃除も大変かもしれない。

もし扇風機の羽を逆に取り付けてさらに筒をつけたら電気掃除機として使えないだろうか?
首振り機能を使うと掃除も楽だと思うのだけど・・・。
ただ扇風機を持ち歩くのも面倒だ。
それなら掃除機に首振り機能を付ければよい。
ただ立ってるだけで掃除が出来る。
四角い部屋を丸く掃く人はとても重宝するだろう。

丸くといえばどうして扇風機は皆丸いのだろう。
四角や三角の扇風機があってもいいのではないか。
それに扇風機の羽に何のデザインもされてないのは芸がない。
絵や漫画のキャラクターなどがあってもいいではないか。
ただせっかくのキャラクターも回ると見えなくなる。
回るとハートマークが浮かび上がってくるなんて新婚さん向けのギフトにいいかもしれない。
ただ渦巻きのデザインはよくない。見てると目が回るから。

扇風機がただ回るだけではもったいない。
これをもっと有効に使わなければ。
というわけで扇風機が回るのを利用して発電機を作ったらどうだろう。
そしてそこでおきた電気で扇風機を回す。
すると最初だけ手で回してやると後は電気代がかからない永久運動の扇風機が出来る・・・はずはないか。
エネルギーには必ずロスが発生するのでどんなに効率よく作ってもそのうち止る。
でも節電タイプの扇風機が出来るはずだ。
ただそうなると風があまり当たらなくなるので扇風機としては使い物にはならないだろう。

使い物にならないというと、いっそ扇風機としてではなくインテリアとして使ったらどうだろう。
とっても軽い扇風機を紐を付けて天井からいくつもぶら下げる。
羽にもいろんな色を付けると、扇風機がふわふわとあがったり下がったりしてとても幻想的な風景ではないだろうか。

それとも大きな扇風機にぶら下がったらどうだろう。
そしたらドラえもんの竹コプターみたいに空を飛べないだろうか?
空を飛んで遠い遠いところに行けたら・・・。

扇風機をじっと見てるといろんな妄想が浮かんでくる。
そしてこんな妄想をしている自分がとてもアホらしく思えてくる。
コメント (2)
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