伸ばしに伸ばしていた小麦の脱穀をようやく始めた。
文明の利器、足踏み式脱穀機を倉庫の奥から引きずり出してきた。
~重いので一人では抱えられないのだ。
我が家がまだ弥生時代の農業をしていると思っている人がいたら、それは大きな間違いで、すでにここも文明開化して明治以降の文明が押し寄せてきているのだ。
猛暑のおまけに炎天下に何も好き好んでやることもないのだけど、気分が乗ってるときにやらないと今度はいつ乗るのか自分でもぜんぜんわからない。
それで猛暑に負けるものかとばかり、脱穀機を勢いよく回して、束ねた麦を近づける。すると殻の中の麦が叩かれて落ちていくという、単純な原理だ。そして単純なだけにテクニックがいる。うまく使うと多分麦だけが下に落ちていくのだろう。
ということは、下手なので、麦の穂まで一種に落ちていく・・・ということでもある。でもこれを手作業でやると、とっても面倒で、ここはやっぱり文明の利器。比較的短時間で麦わらの束を処理することが出来た。
とはいえ炎天下、水をがぶ飲みしながら、梅干を齧りながら、木陰で休憩しながら、昼休みもそこそこに、何とか終わった。
終わったといっても、麦も麦の穂も切断された麦わらもごちゃ混ぜになったのを一緒くたに袋に詰めて今日の作業はもう終わり。選別は明日以降にすることにした。
これからは手で選別し、麦を穂から取り出したりして、唐箕にかける。
それからいよいよ石臼の登場・・・という風にまだまだ先は長い。
このように手をかけて小麦粉が出来るので、これを食べる時はわずかの粉でも無駄にしたくはない。
こんなに手をかけて初めて「もったいない」という言葉の意味がわかるだろう。
「もったいない」は単なる「節約」とはちがうのだ。
文明の利器、足踏み式脱穀機を倉庫の奥から引きずり出してきた。
~重いので一人では抱えられないのだ。
我が家がまだ弥生時代の農業をしていると思っている人がいたら、それは大きな間違いで、すでにここも文明開化して明治以降の文明が押し寄せてきているのだ。
猛暑のおまけに炎天下に何も好き好んでやることもないのだけど、気分が乗ってるときにやらないと今度はいつ乗るのか自分でもぜんぜんわからない。
それで猛暑に負けるものかとばかり、脱穀機を勢いよく回して、束ねた麦を近づける。すると殻の中の麦が叩かれて落ちていくという、単純な原理だ。そして単純なだけにテクニックがいる。うまく使うと多分麦だけが下に落ちていくのだろう。
ということは、下手なので、麦の穂まで一種に落ちていく・・・ということでもある。でもこれを手作業でやると、とっても面倒で、ここはやっぱり文明の利器。比較的短時間で麦わらの束を処理することが出来た。
とはいえ炎天下、水をがぶ飲みしながら、梅干を齧りながら、木陰で休憩しながら、昼休みもそこそこに、何とか終わった。
終わったといっても、麦も麦の穂も切断された麦わらもごちゃ混ぜになったのを一緒くたに袋に詰めて今日の作業はもう終わり。選別は明日以降にすることにした。
これからは手で選別し、麦を穂から取り出したりして、唐箕にかける。
それからいよいよ石臼の登場・・・という風にまだまだ先は長い。
このように手をかけて小麦粉が出来るので、これを食べる時はわずかの粉でも無駄にしたくはない。
こんなに手をかけて初めて「もったいない」という言葉の意味がわかるだろう。
「もったいない」は単なる「節約」とはちがうのだ。