ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

アルバム

2012年01月07日 05時51分07秒 | 雑感
我が家では毎年正月里子をあずかっている。
そして帰りにはアルバムを渡している。
あずかっている間の写真のアルバムを。
子供たちが大きくなってもほんのちょっぴりでも我が家のことを思い出してくれたらいいなぁ・・・と思うから。

ところが今年は買ったばかりのカメラに戸惑って、アルバム作りが間に合わなかった。
それで昨日やっとできたので、今日たまたま姫路まで用があったのでついでに届けに行く。
ところでアルバムのこと。
里子のアルバムは別として、デジタルカメラになってからほとんどアルバム作りをしていない。
いつでも見れると思うとわざわざプリントする気にはなれない。
(アナログの頃は写真が趣味だったこともあって、うんざりするほどのアルバムがある)

IT革命といわれてずいぶん時間がたった。
その後IT革命は各家庭に浸透して、今ではニュースにさえならない。
「コダック倒産の危機」というニュースが流れて、不思議に思ったのはどうして、こうなる前に手を打たなかったのか?ということ。
何もしなかったら、こうなることはわかりきったことなのに・・・
コダックのフィルムは日本のフジやサクラと違って、プロ好みというか、独特なものがあった。
値段も少し高かった。
そのコダックがなくなるのはとっても残念だ。

しかしこれはフィルム業界の話ばかりではない。
それを他人ごとのように報じているマスコミ、とりわけ大手の新聞社もいずれ同じことになるだろう。
今でも新聞の発行部数はきっとかなり減っているだろう。
新聞社は自分たちの経営に都合の悪い情報は流さないから確実なことはいえないけど・・・

IT革命とは家庭から情報が情報媒体を通して入るのでなく直接入ることだ。
そうなると本もCDも新聞紙も必要なくなる。
ニュースの発生源としての新聞社は残るにしても、新聞屋はつぶれる。
構造改革が最も遅れているマスコミ、とりわけ新聞紙の販売に頼っている今の新聞社はまもなくコダックと同じ運命をたどるだろう。

新聞をとるのをやめてもう10年になる。
コメント
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