ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

とんど

2013年01月14日 10時53分51秒 | 田舎暮らし


毎年とんど作りには参加しているけど、
とんど焼きはついつい面倒で参加しなかった。
でも今年はふと気が向いて参加した。
そして参加者の少なさにびっくりした。
10年前にくらべると1/3いや1/4くらいだろうか?
たしかに人は減っているけど、これほどまでは減っていない。
やっぱり老齢化が原因なのだろう。
村祭りも参加者はずいぶん減ったし・・・
このままではますます村は廃れるばかり。
なんかしないと・・・と思ってても、それ以上に仕方ないなぁ・・・とみんな思っているのだろうか。
だれも村おこしとかをしようとしない。
めだか集落のように住民が2人になったらもう自力での再生は不可能なのだけどな。

なんてことはおいといて、いつものことながらとんど作りみな実に手際がいい。
40分くらいで終ってしまった。
もっとも10年前とくらべると作り方がかなり雑な感じを受ける。
前はもっと丁寧に作っていたような気がする。
他のところでは足場まで作って周りを茣蓙で囲んでとっても丁寧に作っているところもある。
でもどうせ燃やすもの。
そんなに手を掛けることもあるまい。
いっそわざわざとんどを作らないでそのまま材料を燃やしたらどうだろう?
どうせ燃やすのだから・・・同じじゃない?
・・・と提案しようと思ったけど、さすがにこれだけは誰も聴いてくれそうにない。



いつもはとんどを燃やすのは翌日なのだけど、
今回は翌日は雨だとかで、夕方燃やすことになった。
火をつけて・・・しばらくくすぶりながら燃える。

我が家の餅飾りも、まもなく煙に包まれようとしている。



そのうち炎が立ち上り・・・竹が勢い良くはじける。
景気良く爆竹の音が・・・
うむ・・・?
それほど景気よくない。
以前はもっと竹を使っていたけど、今は中身はほとんど木。
これじゃ景気よくバンバンバンと言うわけにはいかない。



ともあれ大きな炎に包まれて、まもなくとんどは燃え尽きる。





あとはとんどの残り火で餅を焼き酒も呑んで終り。

まもなく火も消えて正月が終る。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする