ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

葬式(4)

2013年12月15日 04時43分47秒 | 田舎暮らし
葬式と言うとたいていお通夜と葬儀・告別式の2日がセットになっている。
もちろんメーンは葬儀・告別式で、お通夜は親族が集まってするのが本来の姿だろう。
でも近頃はお通夜の方がメーンになってきているようだ。
ほとんどの人は両方でなくどちらかに出る。
曜日にもよりけど平日だと仕事を休んで昼間の葬儀・告別式に出るのはちょっと辛い。
それで夜のお通夜だけに出る人が多くなった。
それでたいていお通夜はそれなりに人は集まるけど告別式は空席が目立つ。
こんな葬式が多くなってきた。

今回は隣保のスタッフとしてもちろんどちらにも出たけど、普通の葬式だったらお通夜だけしかでない。
そのほうが時間が短いし、昼間つぶれないで済む。
こうなると本来の葬式の意義が薄れてくる。
それで近頃はワンデーセレモニーというお通夜と告別式いっしょに一日だけですますのがはやってきているらしい。
確かにそれでいいんじゃないかなぁ・・・と思う。
お通夜は家族親族だけでいいんじゃないかなぁ・・・と思う。
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葬式(3)

2013年12月15日 04時11分06秒 | 田舎暮らし
葬式のやり方もずいぶん変わってきた。
大して変化のない田舎でも少しずつ変わってきている。
楽なほうに・・・金がかかるほうに・・・

日本の葬祭費用は世界でも飛びぬけて高い。
都会では、多分これからは、葬祭費用は安くなっていくだろう。
でも田舎では、多分これからも高値安定が続くだろう。

今では田舎では専業農家はとっても少なく、ほとんどの人がサラリーマンだ。
それであまり隣保の葬式に時間をとられたくない・・・と言うのが、
喪主側としても隣保の人に負担をかけたくない・・・と言うのが、きっと本音だろう。

というわけで金がかかっても、家や公民館でなく葬儀社で葬式をするのが普通になってきた。
そうなると隣保総出で葬儀の手伝いをするというのが・・・逆に負担になってくる。
斎場だと隣保の人が集まってもほとんどやることが無いのに、
ここでは葬式が終ったら手伝ってくれた隣保の人たちにご馳走すると言うのがしきたりになっていた。
でもこれでは逆に遺族の人たちに負担をかけることになりとっても心苦しい。
というわけで今回はこれはやめることになった。

そう、これはとってもいいことだ。
やっぱり少しずつ・・・あるいはどんどん・・・変わっていかないといけない。
従来の冠婚葬祭は家社会・村社会で成り立っていた。
でも今、家社会・村社会が崩壊しつつあるのに、今までのしきたりを守っていたのでは村自体が崩壊してしまう。
どんどん変えていこう!

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