柿の種

ちょっぴり贅沢、かなり贅沢、
プレミアムビールを飲みながら、
柿の種でも食べようと（ここらへんが、やっぱりせこいところ・・・）袋を開けて小皿にだしたら・・・
えっ、柿の種しかない！
柿の種の間に恥ずかしそうに隠れているピーナツを探して食べるのが楽しみなのに・・・
なんと、柿の種しかない！
袋を読むと「元祖・柿の種」と書いてある。
確かにそうだ、
元祖、柿の種だ。
まじめに、柿の種だ。
気合の入った柿の種だ。
一切の妥協を許さない、正真正銘、柿の種だ。

この頑固な柿の種を、場違いにリッチなプレミアムビールを飲みながら、
ぽりぽり、ぽりぽり、食べている。

結婚式が・・・（４）

さて控え室でゆったり待った後、披露宴が始まった。
各テーブルには間引きニンジンなどの野菜がかわいく飾られていた。
実は披露宴の食事に出る野菜のほとんどは我が家の野菜なのだ。
そしてとっても美味く料理してあった。
やっぱり孫にも衣装、野菜にも料理だね。
もちろん野菜だけでなく肉類、魚介類も食べきれないくらいいっぱいあった。
ちょっと多すぎ！
でも料理はちょうどいい加減よりも少し残すくらいの方が満足感があっていい。

披露宴は豪華だけど仰々しくなくさらりとしたいい演出だった。
それでリラックス出来てとっても楽しい披露宴だった。
最初にスクリーンに我が家の畑の写真が何枚も映った。
ズームにしたりしてまるで動画のようだった。

ところで写真をいっぱい撮ろうと思ってカメラを持っていったのだけど、
撮ってもピンボケばかりで（どうも人を撮るのはにがてだ）、すぐに、や～めた！と食べることと呑むことに専念した。
これは正解だった。
そう、大いに呑んだ。
ワイン、ビール、焼酎、日本酒。
でもちょっと緊張してたのか、あるいはたくさん食べたからなのかそんなに酔わなかった。

参加者は４０人弱。
ちょうどいいくらいの人数だったので全員がスピーチをした。
こんな場でのスピーチはとっても苦手で急に話せといわれたら、もう、めためた、しどろもどろの話しか出来ない。
でも前もってわかってたら、それなりにちゃんと話すことが出来る。
だてに今までいなか暮らしの会や山羊の会のイベントをやってきたわけではない。
というわけでそれなりにそれなりの話を終えてやれやれ。

しかし、姫路のさらに外れまでみんな遠くからよく来てくれたよね。
鹿児島、長崎、福岡、静岡、東京・・・・
ありがとうございました！
今度の結婚式は今までいろいろ出たなかで一番感じのいい式だった。