ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ソーラー

2015年02月05日 04時16分28秒 | 田舎暮らし
あいかわらず周りでは田んぼのソーラー化が進んでいる。
これを見るととっても不安になってくる。

このあたりも草ぼうぼうの耕作放棄地ばかり目立つ。
みんな草刈りに困っている。
それで業者に土地を貸してわずかな賃貸料でソーラーにしてしまう。
それはとてもよくわかるのだけど、
でもやっぱりこれでいいのかなぁ・・・と思う。

耕作放棄地は全く土地のむだ使いか?
というと必ずしもそうではない。
巨大噴火が起きたとき、
世界的な天変地異が起きとき、
食物を輸入できなくなったとき、
いつでも耕作できる・・・そんな土地がなかったらどうなるだろう?
ソーラーになってしまったら、
もう再び米や野菜を作ることはできないよ。

それだけではない田んぼも畑もダムの代わりになっている。
大雨の時水をいっぱい受け入れて余った水を川に流す。
これが田畑の別の役目でもある。
もしこれをみなコンクリートで固めソーラーにしてしまったら、
大雨の時水はみな川に流れて都会は大きな被害を受けるだろう。

せめてもう少しソーラーの土地を有効利用できないものだろうか?
ソーラーの下の土地が死んでいる。
もっとソーラーを高く設置して、下には日陰でもできる野菜や山菜を植えるとか・・・
フキ、ワラビ、コンニャクイモ、あるいはキノコ作り。
ソーラーの下で山菜狩りなんてちょっと変わった風景になるだろう。
もちろんそうなると草は生えてくる。
そこで山羊を飼えばいい。
ソーラーの下は雨除けにもなるし、
ソーラーの周りは柵で囲ってあるのでわざわざ柵を作ることもない。

さらに太陽光だけでなくもう少し他の発電もできないものか。
北側には風車を並べるとか・・・
ソーラーの斜面を利用して雨の時は水が流れるのでミニ水力発電にするとか・・・
そうすると晴の日ばかりではない。
雨の日も風の強い日も電気を起こすことができる。

ともあれ今のソーラーを見るとまだ何かかけているように思えてくる。
コメント
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