ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

岳飛伝

2015年02月22日 11時46分03秒 | 本の中から
岳飛伝(北方謙三著)を読んでいる。
これは年末に読んだ「楊令伝」の続きの作品。
水滸伝(19冊)楊令伝(15冊)そして岳飛伝はまだ連載中らしく何冊になるかわからないけど今7~8冊
この3部作・・・まずものすごい量に驚かされる。
水滸伝は読んでないけど、たまたま楊令伝をよみやっぱり続きが気になって、図書館で借りて読んでいる。

たまたま楊令伝を読みだしたのは、知人から勧められたからだ。
他の人に無料であげて回し読みをするという条件に興味を持ったからだ。
すでに何人かの人が回し読みしてるようだ。
最初このしくみを考えた人は誰か知らない。
けどこの本によほどの思いがあったのだろう。
1冊1600円(+消費税)・・・それが15冊なのでかなりな金額になる。
そこまで入れ込んだ本、読んでみたいと思った。
なにかとってもためになることが書いてあるのだろうか?

読んでみた。
読むのは早い方ではないけどそれでも1冊3日くらいのペースで1か月半くらいで全部読んだ。
感想は?
娯楽作品。
面白いけど、夢中にもなるけど、別段とってもためになるというような種類の本ではなかった。
全編戦いの連続。
この手の小説に感激するのは男だろう。
年齢的には20代からせいぜい40代くらいまでかな?
それ以上になるとあまり人に読ませたいとか人に貸そうという気にはならなくなる。
金額的に高いので学生ではないな。
きっとあまり小説を読んでない30代の男・・・ではないかと想像する。

ともあれやっぱり続きが気になるので岳飛伝を読んでいる。
それに岳飛は楊令と違って歴史上の人物。
中國で今でももっとも尊敬されている武人だ。
「楊令伝」では楊令があまりに大きすぎたため、
それに岳飛は楊令の敵側だったので、それほど大きくは書かれてなかった。
これから中国の歴史上の偉人岳飛と歴史上の悪役、秦檜のドラマの展開が楽しみだ。

ところで「楊令伝」誰か読んでみませんか?
読み終わったら他の人に回し読みするという条件で。
コメント
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