健診

ふと、３月いっぱいということもあり市の健診を受けた。
市の健診今までほとんど受けたことはない。
これで確か２度か３度目。
それも基本健診だけ。
ところがこんど初めてがん検診なども受けた。
自分の寿命を知りたくなったから。
もしがんであと３年と言われたら、それを寿命と考えて、３年分やりたいことをやり寿命をまっとうしたらいい。
延命治療なんて全然考えてない。
抗がん剤もお断り。
でも、もしあと３か月と言われたら、ちょっと慌てるかな。
そしてやりたいことはほとんど諦めて、せいぜい一つか二つだけをやって死ぬことになるだろう。
でも実家はがんの家系ではない。
がんで死んだ人は知ってる限りでは一人もいない。
それで多分がんで死ぬことはないだろう。

かって「患者よがんと闘うな」という本を読んだことがある。
この本で著者は死ぬならがんで死にたい、とたしか書いてあった。
その時はこの言葉の意味がよくわからなかった。
末期がんの苦しさを聴いていたから。
でも今ではよくわかる。
死期がわかっていたら本人も家族も覚悟ができる。
やりたいこともある程度やって死ぬことができる。
ところが突然死んだら死んでも死にきれないだろう。
一方脳梗塞などで体が不自由になったら、本人も家族も辛い。
というわけで死ぬならがんだと思っている。

今日の健診ではまだがん系や血液検査などの結果はわからないけど、
X線やエコー検査などで内蔵系の結果はわかった。
肺も胃も肝臓も脾臓も膵臓も腎臓も・・・異常なし。
なぁ～んだ、とちょっとがっかり（？）してたら、
胆嚢に大きな胆石が一つと砂粒ほど胆石がいくつか見つかった。
まあせっかく健診を受けたのだから一つくらいはなんかないとね。
どうやら緊急というわけではないけど、いずれ手術を受けないといけないらしい。
まあ気分転換にたまには病院に泊まるのもいいだろう。
ただ問題なのは食事。
病院食はまずいし量が少ないのが問題だ。
食事がうまいところはないのだろうか？
それに出来れば温泉に浸かって燗酒などを飲みながらゆっくり療養できる病院があったらいいのだけど・・・