ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

明石市長選

2019年03月17日 20時58分55秒 | ニュースの中から
暴言でやめた市長を受けて今日明石市市長選の投票。
そして、再選確実だとでた。
あいかわらずテレビでは「火つけてこい!」というシーンばかり取り上げられてたけど、
意外と子育ての取り組みなどで評判のいい市長だったとか。
「火つけてこい!」と言ったのも事故が起きたための道路拡張工事に7年も立ち退かない家がありそれに対して、市の職員に言ったこと。
もちろんこれは暴言でジョークで行ったわけではなく、本当に火をつけろといったわけでもなく、熱心さのあまり関西風なノリで行ったことはよくわかる。
でもこの言葉だけを取り上げられると、それは許せないことだ。
それでたまたま図書館で見つけた「子どもが増えた!~明石市・人口増の自治体経営(まちづくり)」という本を借りて読んでいる。
(まだ途中までだけど)この本を読む限りこの市長は熱心に子育てに取り組み、そのために人口も増え成果が上がっていることがよくわかる。
保育園や医療費が所得制限なしに無料とか待機児童なし・・・とかで幼児をもつ家庭が植えているという。
ここで「所得制限なし」というのに疑問に思ったのだけど、ふと考えるとどうして、子育てに関して所得制限する必要がるの?と思う。
所得の多い人も少ない人もどんどん子供が増えたらいいじゃない。
金持ちにはサービスする必要はないというのは貧乏人の僻みかもしれない。
金持ちはより高い所得税を払っているのだから、サービスを公平に受けるのは当然ではないか、とも思う。

ともあれまだ途中までしか読んでいないのであまりかけないけど、「暴言」だけを取り上げて辞職に追い込んだのはマスコミのいつものやり方。
今までの実績も記事にすべきではなかったか。
すると場合によっては無駄に税金をたかって選挙することもなかったのではないか。
今やめても統一地方選のある4月にまた市長選をしないといけないらしい。
無駄なことではないか。
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失われた時を求めて~見出された時

2019年03月17日 18時11分07秒 | 本の中から
「失われた時を求めて」の最終巻、「見出された時」を読んでいる。
全7巻、とっても長い。
それにそんなに面白くもない。
全編ほぼ「私」の心理描写とフランスの社交界の描写。
退屈しながらもなにか魅かれて7巻目になった。
時代は日露戦争から第1次世界大戦の間。
きっとフランスの良き時代。
スタンダールやバルザック、ドーデ、ユーゴ、ゾラ・・・などフランスを代表するような作家たち
モネやルノアールなどの印象派の画家たち、
ボードレールやマラルメやヴェルレーヌなどの詩人たち、
ショパンや作曲家や多くの芸術家たちがいたころ・・・
そこにしばしば現れるのはジャパニスム。
第1巻に効果的に日本の水中花のエピソードが出てくるほか、
絵とか着物とか盆栽とか・・・ジャパニスムにあふれた社交界の様子が想像される。
古き良き時代のフランスの小説。
そんな時代を想像しながら読んでいる。
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