ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

漢字の話(3)

2016年05月10日 03時47分03秒 | 日本語の話
「木」を2つならべて「林」さらに多くの木が集まって「森」
こんな風に字を見ただけで情景が浮かんでくるのが漢字の面白さ。
さらに漢字を2つ3つと組み合わせるだけで簡単に新しい字を作ることができる。

「耳」が3つで聶(ささやく)耳元でこっそり言うという感じがよくわかる。
もっと丁寧なのは「囁く」という漢字、耳3つに口、さらにこっそり感がでていい。

でも「口」が3つで「品」(しな)・・・これはよくわからない。
「うわさ」あるいは「かげぐち」とでも読ませたいところだ。
「鼻」が3つで(そんな漢字はないけど)、「臭い!」なんてのはどうだろう?
「触」が3つで「ちかん(痴漢)」とか、「覗」が3つで「とうさつ(盗撮)」とか、いろんなパターンが考えられる。
「嘘」3つで「政治家」、公務員の「公」が3つで「保身」
・・・これなんか誰でも納得するだろう。


「車」3つで「轟(とどろく)」、騒々しい様が目に浮かぶ。
「止」3つで「歮(ジュウ)」、渋滞の「渋」はこちらを使った方がわかりやすい。

報道の「報」3つで「ごみ」という読み方はどうだろう?
今では新聞紙はごみの包み紙としてしか利用価値がないから。

酔う2つで「ほろ酔い」3つで「どろ酔い」
呑む2つで「呑兵衛」3つで「ぐうたら百姓」
なんて読み方はどうだろう?
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