ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

漢字の話(2)

2016年05月09日 05時28分25秒 | 日本語の話
「人」を2つ、3つ手書きをMS・IMEで変換してみた。
2つだと、友達。
3つだと、仲間。
・・・そんな風に変換されるのを期待しつつ。
ところが2つは「从」~ジュウ・従う、従える。
まあ確かに現実はそうだよね、そんなに甘くない!
どんなに親しい友達だっていつもどちらかが従えている・従っている。
人が集まるとたちまち平等でなく主従関係になる、それが現実だよね。
*3つは変換されなかった。

「女」が3つで「姦」 カン・みだら、かしましい
「かしましい」とは今では死語。うるさい!ということ。
たしかに女3人も集まるとおしゃべりが延々と続く。
ついつい「かしましい!」と言いたいところ。
でも「みだら」はどうだろう?
きっとこの読みを考えた人間は女にもてなくていつも僻んでる人間(このぐうたら百姓みたいに・・・)だったのだろう。
*「女」が2つは ダン・・・変換はされたけど意味不明、なんか怪しげ。
 レスビアン・・・とか?

「男」は2つも3つも変換されなかった。
そうだよね、男は所詮一匹狼。
動物の世界も人間の世界も同じ。

「子」が2つで「」は シ・ふたご。
これはわかりやすい。
では3つは? セン  でも意味不明。
3つ子で変換されてもいいと思うのだけど・・・

女と男で「娚」  ナン・ネン めおと
まあ、まともな変換だけど、カップルやデートと変換されてもいいのでは?
*男・女はなかった。

女・男・女~「嫐」 ドウ ノウ なぶる
男・女・男~「嬲」 ジョウ ニョウ なぶる
不倫とか三角関係とかに変換されるのでなく「なぶる!」
この訓読みを考えた人間、やっぱりどこか心がいじけてるよ。
女二人で一人の男をなぶる。
男二人で一人の女をなぶる。
ちょっと怖い世界だ。

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