ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

アースデイマーケット

2008年11月07日 06時48分31秒 | 田舎暮らし
11月22日(土)アースデイマーケットで野菜を売っています。
はるばる車で野菜を積んで東京までいくのです。
場所は代々木公園けやき並木。
時間は10時から16時まで。
東京近辺の方ぜひ来てくださいね。
会場の片隅で野菜が売れ残ってしょんぼりしている人がいたらそれはきっとこのぐうたら百姓ですよ。
それとも逆にあまり野菜は持っていかないのですぐに売り切れて会場の片隅で呑んだくれている人間がいたらそれもきっとこのぐうたら百姓ですよ。
声をかけてくださいね。
「右田農園」のコーナーですよ~。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康診断

2008年11月06日 13時28分25秒 | 田舎暮らし
健診にいってきた。
何もなかった。
血液検査の結果はまだだけどそれ以外はすべて正常。
聴力、視力(矯正)、肥満度、血圧、尿、レントゲン、心電図、診察などすべて。
そうきくとほっとする反面、なんか物足りないような、なんか損したようなような気分になる。

毎年健診のときは医者をだまそうと思って一週間酒を控える。
それでいつもは3桁になる酔っ払い度の検査 γーGTPの数値も正常の数値に戻る。
今年も酒を控えたのできっと正常に戻っているだろう。

しかしいつも不思議に思うのはどうして「性格」の検査がないのかということ。
性格がいい、とか悪いとか最悪とか、
企業の採用などでも身長や体重なんかよりそのほうがずっと重視されるだろう。

企業の採用よりももっと性格が重視されなくてはいけないのは車の免許。
「あんたは性格が悪いから免許あげない!」なんてことがあってもいいのではないだろうか?
自分のことしか考えることができない人間、すぐ切れる人間に免許をやるのは危険だ。
それで自動車免許を取るときに学科の性格テストをやってるけど、これを実技の中に取り込んだらどうだろう?
学科試験だとすぐに「性格テストの傾向と対策」などという裏技本が出るだろうから実技の中に取り込んだら。

その時はわざと教官は「なにやってんだ!へたくそ!!」なんて言って生徒を怒鳴りつける。
それで我慢できないで怒り出す人間には判は押さない。
そしてじっと我慢できる人間だけが免許をとることができる。
するとすぐ切れる人間を少しは減らすことができるかも知れない。
車はすぐ切れるような人間には凶器と同じ、
大阪の3キロにわたって人を引きずって殺してしまった人間や福岡の飲酒運転をして家族を海に落として助けないで逃げていった人間にはそもそも自動車免許をやるべきではなかったのだ。

ところで検査というと一度受けてみたいのはアルコール負荷検査。
アルコール中毒の検査に使うのだけど、これは酒を何度も飲ませて身体の中のアルコール度をテストする検査。
この検査にはぜひきれいどころの看護婦さんをそろえてほしい。

「ねえ、お酒にする?それともおビール?」
「そやなぁ、まずビールにしとこうか」
看護婦さんは検尿用の紙コップにビールを注ぐ。
ちょっとコップが気になる。
まさか使用済みのヤツではないだろうな。
そう思うとビールの色とアワとても気になる。
でもまあそんなこともないだろう・・・、まあいいか、
ごくごくごく・・・。
「はい、つぎね」
とすぐにビールを注ぐ。
ごくごくごく・・・。
「あら、もうなくなったの?じゃあ次ね」
と、ビールを注ごうとする。
「あっ、ちょっとまって。今度は酒にしようかな。熱燗にしてや」
「は~い、ちょっと待ってね」
といって、ビーカーに日本酒を入れてアルコールランプで温める。
その間、ちょっぴり酔いも回ってきて調子に乗っていう
「なんかつまみないの?」
「ここは病院です。そんなものありません!」
とこれはきっぱり断られた。
「しゃあないな」といじけてると
「そうねぁ、じゃあ抗生剤でも食べる?」
「そんなものつまみになるか」といいつつ、ぽりぽりと薬を齧る。
そのうち燗も出来上がったので猪口代わりに酒をビーカーから試験管に移してごくごく。
ふと、これって保険きくのかな?と気にしてたら、その心配を打ち消すかのように
「さあもっともっと呑んで、イッキイッキ!」
こうして閉店まで、じゃなかった診療時間が終わるまで酒をひたすら呑まされるのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕暮れ

2008年11月05日 05時51分57秒 | 田舎暮らし
晩秋の夕暮れはとても切ない。
何か大切な忘れ物をしてきたような・・・。
今すぐに取りに戻りたいような・・・。

このまま年は暮れるのかな。
このまま人生も終わるのかな。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄日

2008年11月05日 05時44分37秒 | 田舎暮らし
雨続きの後、
雲の間から薄日が差し込むと、
なんか明日はいいことがありそうな、
そんな気がしてくるよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパイダ・ソリティア・フリーセル

2008年11月04日 07時03分34秒 | 雑感
パソコンを開いてまず最初にすることは、メールを見ることだけど、
次にするのがゲーム。
スパイダとフリーセルとたまにソリティア
たいして面白くもないのだけど
これをクリアーしないと次に進めない。
これさえしなかったらもっとブログもかけるのに、
ホームページも更新できるのに、
メールの返事もすぐ出せるのに、
・・・と思いながらついついゲームをクリアーするまでしてしまう。
いったい今までどれほどこのために無駄な時間を使ったことだろう。
それならゲームなんかやらなければいいじゃない?
と思うのだけど、これは避けて通れない最初の関所。
これで日常モードからパソコンモードに切り替える。
時にはなかなか切り替えることができなくて
いつまでもゲームをやってそのまま終わってしまうこともよくある。
まったく迷惑なことだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜の収穫

2008年11月04日 07時00分00秒 | 山羊の話
今年から畑を増やしたこともあって、今毎日大根、白菜・・・と収穫に追われている。
そのためにいらない葉っぱがどっさりとれる。
もちろんこれは山羊と鶏の餌になる。
餌探しに功労してた去年までがうそのよう。
でもそうなると山羊も大柄になり「えぇ~、また大根の葉?しゃ~ないな。じゃぁたべてやるかぁ」
そして最初こそがつがつ食べるけどそのうちなんと食べ残す!
あの大食いの、食べることにかけては滅茶苦茶意地汚いあの山羊が食べ残すなんて!

山羊はもしかしたら野菜はあまり好きではないのかもしれない。
山羊が好きなものというと柿の葉や柳の葉・・・などの木の葉。柔らかく水分の多いものではなく粗いもの。
とすると、野菜はあまり好きではないのかもしれない。
それならうんざりするほど野菜をやったら、「もう野菜はいいや」といって畑を荒らさなくなるかもしれない。

でもやっぱり無理だね。
根が意地汚いのでやっぱり腹が減ったら畑の野菜を狙うだろう。
これからもまた山羊との戦いは続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫祭

2008年11月03日 10時03分01秒 | 田舎暮らし
車で15分ほど行ったところに、「ささ営農」という営農組合がある。
ここは全国でも珍しい株式会社の営農組合で田んぼの学校など各種イベントをしたりビオトープを作ったりと意欲的な活動をしている。
昨日ここで収穫祭があり、行ってきた。
我が家からは大根だけ50本出した。
前日晩遅くまで収穫したものだ。
こういうイベントでは野菜はありふれているのであまり売れない。
それでも売れ行きはまあまあだった。

カンフーなどのイベントや手作り料理コンテストで家内がなんと賞を取った。
審査委員長は京都のフローイング・カラスマのシェフ。
地元の人以外にも中国やスリランカの人も参加してお国の料理を披露した。
家内が受賞したのは大賞の次の賞でこれに一番びっくりしたのはきっと家内だったろう。

キクイモの漬物とキュウリの漬物を出したのだけど好評だったようだ。
キクイモの珍しさが受けたのかもしれないが、確かにキクイモは漬物で食べるのが一番美味い。
手作り料理の試食も行われて、たくさん食べた。
皆それなりに美味かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「地上」

2008年11月02日 06時59分45秒 | 雑感
家の光の雑誌「地上」12月号にこのブログが紹介された。
紹介記事を読むとその人がこのブログをどう感じているのかわかってとても面白い。
「おそらく著者はものを書くことが苦にならない才能の持ち主です」「デジカメ写真での記録が主流の時代、わかりやすい散文を読めるブログは貴重ですし、人によっては役にたつ知識の宝庫でもあるでしょう」
これを読んで思わず笑い出した。
このブログで写真が少ないのは、単に写真を撮るのが面倒なだけかも知れない。
写真入りのブログだと文章だけでなく写真を撮り、さらに選択・編集の手間が増えるのでよけい面倒になる。それで写真入のブログ「里山の花便り」は最近あまり更新していない。
それに写真だと「今いる場所」しか撮ることができない。文章だと過去も未来も一度も行ったことがない所のことさえも書くことができる。
まぁ、いい加減なことを気ままに表現できるのが文章の魅力。
これからもたいして役に立たないことだけを書いていきたいと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古民家

2008年11月02日 06時31分04秒 | 田舎暮らし
11月に入り、秋はますます深まっている。
もうよそではとっくにコタツを出しているらしい。
でも我が家ではコタツもストーブも電気カーペットも・・・暖房は一切していない。
そんな軟弱なことでは古民家で生きていくことはできない。

ある時ここのず~と山奥に、都会から一人の女性がやってきた。
そして古民家住まいを始めた。
でもひと冬で逃げ出していった。
そのあとを見たけど、隙間風対策のためだろう、壁中、ダンボールやガムテープで覆われていた。
かくも古民家は恐ろしい。

都会の人は古民家にあこがれる人が多い。
でも田舎住まいをしていると古民家がとても悲しく思えてくる。

田の字型の間取りの家では南向きの奥座敷とそれに続く部屋は客間で普段は使わない。北向きの土間側の部屋は居間で囲炉裏があってそこで食事をする。
そして奥の日当たりの悪い部屋で家族は暮らす。
土間の奥には牛小屋か馬小屋。
ハエと糞尿の匂いが家中立ち込めている。
トイレは家の外。夜や雨の日トイレに行くのはとても苦痛だったろう。

今住んでいる家は昔蚕を飼っていたらしい。
部屋ごとに小さな囲炉裏の跡が残っている。
これは人間用ではなく蚕を暖めるためのもの。
蚕の時期になると座敷の畳を上げて、蚕だなをおく。
座敷だけでは足りなくてどの部屋も蚕棚に占領される。
そして家族はその片隅で小さくなって寝る。
昼間は桑の葉刈りにおわれ、夜中は桑を食べる蚕のがさごそがさごそという大きな音に悩まされる。
このような生活は癒しとはほど遠い。

子供のころは地方都市の街の中で育った。
昭和30年代、日本はまだ貧しかったけど高度成長期。
中学を出て都会に集団就職をする人もいたけど、
たいていの人は高校に進んだ。
その高校も進学校だったので、ほとんどの人が大学や短大に行ったし、それが普通だと思っていた。
ところがここに来てビックリした。
同じ世代の人はここでは皆中学を出ると集団就職で都会に出て行き、高校に進む人はほとんどいなかったという。

古民家というと、縁側・囲炉裏・そして釜戸。
古民家に釜戸はつきものだと思っていたけど、ここでは釜戸のある家はほんの数軒だったという。

都会の人は古民家に癒しを感じるだろう。
でも古民家に住んでみると、貧しさと悲しさを感じる。
それで古民家に住んでいた人が普通の都会風の家に建てかえる気持ちはよくわかる。
ここは旧因幡街道沿いの集落のひとつ。
街道沿いに古い町並みがぽつんぽつんと残っている。
でもその町並みは急速に失われようとしている。
古民家はそのままでは使いづらいかもしれない。
それで都会の人が都会のセンスを生かして再生してほしいと思う。

秋が深まってきた。
そろそろコタツを出そうかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする